第7回ワンマッチ大会 講評

浦和支部・久喜・大宮西同好会 支部長・師範代 渡辺慎二

3/7(日)、台東リバーサイドSCに於いて、定例のワンマッチ大会が開催された。
今回のワンマッチの注目は、何と言っても飯島、青木(共に浦和支部)という、元北斗旗上位クラスの選手二名の参戦である。
元々ワンマッチ大会は「黒帯未満の若手選手の試合経験増」を目的に始まっただが、前回大会より黒帯にも出場枠が広げられたことで、「ブランクのあったベテラン選手が、現状の確認・調整目的でエントリーする」という道が開けてきた。
そのチャンスを活かして今回実際に北斗旗クラスの選手がエントリーし、伸び盛りの若手選手と激突することとなったものだ。
結果は、飯島が「有効」、青木が「効果」を奪っての判定勝ちと、言わば"格"の違いを見せつける形となったが、内容的にはそれほど差のある楽な展開ではなかった。
敗れた若手選手側としても、追いつき追い越さねばならない目標との差を改めて実感するとともに、今後に繋がる"手応え"をも感じ取ったことであろう。その意味でベテラン側、若手側、両者に実りの多い結果であったと思う。
第二回世界大会ももう目前である。今回の試合を糧に、今後の選手達一人一人の更なる奮起をし、飛躍をすることを切に願っている。

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