東孝
写真日記インデックス > 10月28日 マッシモ氏のテスト
右が「自分は出来ないが」と希望者マッシモを紹介してくれたBushido誌の イッポリット氏 |
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伝統派にしては寝技も研究している | |
伝統派の参段身体能力は高い | |
どうしても空道をしたいのです | |
それで支部になる条件は・・・ | |
やったやったローマ支部!! |
<渡辺支部長の遠征レポートより抜粋>
歩き回ってヘロヘロになってホテルへ。しかし後わずか一時間後に、また記者と会合です。今はローマで既に伝統空手の道場をやっているが「空道の道場をやりたい」と言っている人を一名連れてくるそうで、「そのスキルを見てやってくれ」とのこと。「ま、首実検だな(笑)」とは塾長の弁。(中略)
現れた対戦相手は、38歳で伝統空手、キック、柔術の経験者だとか。精悍な顔つきをしています。体格的には岩木指導員とほぼ五分くらい。(中略)
いよいよスパー開始。開始前から相手は闘争心満々です。それもそれのはず。ただでさえこの狭い空間。常に間合いの中ですからのんびり様子見などしているわけにはいきませんし、それより何より、ここで東塾長にダメだしをされたら空道をやるチャンスは失われるのですから。開始と同時に相手は凄い勢いで攻撃を仕掛けてきます。しかしギクリとしたのもほんの一瞬。さすが世界チャンピオンの岩木指導員、そつなく対応して見せました。
その後も、首相撲、柔道式の投げの打ち込み、寝技とスキルチェックは続きます。キック経験者なのに首相撲は知らなかったようで対応に苦慮していましたが、投げの打ち込みは上手です。寝技はあっという間にマウントを取った岩木君が腕ひしぎを決めたところで終了。総じて、技術的にはまだまだの部分があるものの運動能力的にはとても高く、少し慣れれば問題なく空道ルールに対応できるだろうと思われました。(中略)
何と言うことでしょう! これが実現すれば、空道のイタリア普及が一気に加速することになります。こちらとしても願ったりかなったり。成田を出発するときにはどうなることかと思われた今回のイタリア遠征でしたが、まさに災い転じて福となす、逆転サヨナラ満塁ホールランの結果となったのでありました。アンビリーバボー!!
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