菅原和夫(登米支部)
新年の1月5日に、塾長から「今度10日に母校気仙沼市立鹿折中で、講演会と演武会を行うことになったから時間が折り合えば、小野寺代議士(先の世界大会の大会副会長で塾長の高校後輩)に講演会の前後どちらでも良いので、挨拶してもらえるように連絡取って欲しい」。そして私にも演武会の進行をやってもらえないだろうか?と電話がある。まず早速代議士に連絡するも、その時間帯には無理との事。じゃ〜私だけでもと塾長に連絡する。これが今回私の参加するきっかけとなったところである。
その日の時系列的なことは、参加したそれぞれの支部長等が話すことと思うので省くが、全体的に感じたことを記述したい。 先ず結論から話すと、殺伐とした現代社会にこんなにも「空道」と言う武道が、青少年の心を揺るがすほどの存在感を感じたことを、そして共有出来た事に感謝をしたい。決して我田引水に誇張している訳ではないし、一般の傍聴者や先生方からも「全く素晴らしい」と感嘆の声を多く戴いたことでも判ると思うのである。
花束贈呈
鹿折中の生徒の姿勢態度も大変素晴らしく、(さすが塾長の母校後輩である)約 300人の生徒・近隣の小学生高学年生徒約100名・PTAの父兄・気仙沼市長はじめ多くの来賓者・先生方、およそ500名の参加者が息を呑んで観覧し、一つ一つの演武が終わると嵐のような拍手喝さいを受け「大道塾ここにあり」を知らしめた。 塾長はじめ各支部長、各チャンピオン塾生も素晴らしい演武を披露し又司会進行もこれまた冗舌で(汗)、塾長の「故郷に錦」を飾るのにふさわしい感動の連続だった。個人的になるが、私も塾長との師弟関係はかれこれ30年以上になろうとしているが、塾長の演武会で「幻の型・三戦(さんちん)」を拝見したのは初めてだった。その後の講演も、塾長の今までの人生を振り返りながら体験談を通して、「人生まっすぐ平坦な事ばかりではなく、逆境にぶつかりながら人間は強くなっていくことの重要性」を説くなど。終わってからは生徒代表からこれまたしっかりした御礼の挨拶と花束を塾長と恵子夫人に贈呈された。
ここの生徒たちは素直さとやさしさ、そして真っ直ぐな性格を持っており、長い人生に今回の体験は深く心に刻んだことだろう。日本全国でこのような「演武会」をドンドンやってもらいたいものだ。 全く感動した素晴らしい講演会でした。
有難うございました。押忍
以上簡単ですが私のレポートとします。
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