7月18日
今朝は4時半起床。5時半に宿舎にカイセド支部長が迎えに来られました。
マニサレス市に向けて出発です。マニサレス市は標高2000メートルにある小さな都市です。
カリから車で約5時間半掛かって11時過ぎにホテルに到着しました。
ボゴタの方が標高が高いのに(2500メートル)マニサレスの方が寒い気がします。
ホテルと言っても名ばかりで下宿みたいな感じの所でした。
行き道で既に発熱していたので注射を打ってから軽く仮眠を取りました。
(※注射器、注射針、瓶詰めの薬は日本と違って処方なしで普通に薬局で購入出来ます。 アルコールで消毒して自分でおしりに打ちます。メキシコ時代も調子が悪くなるといつもこうやっていました。)
14時からマニサレス市体育協会の武道場でセミナーを行いました。
カイセド支部長の伝統派空手時代の後輩・オスカルさんが自分達を迎えてくれました。
彼は普段、このマニサレス市体育協会で伝統派空手の指導をしています。
彼とは誕生日が1ヶ月違いの同い年だったので直ぐに仲良くなりました。
道場に入ると「オォース!」と大きな挨拶で迎えられ、参加者は少年部も含め48名も居ました。
準備運動後、基本稽古の指導です。少年部はカイセド支部長に任せ、自分は一般部を担当しました。
やはり伝統派独特の構え方があるのでなかなか進みません。
思ったより手技に時間が掛かってしまいました。足技は基礎が出来ているので割りとスムーズに進みました。
一通り基本稽古を指導したところで、カイセド支部長と自分がマスクを着けて実際の組手をマススパーで実演しました。
空道ルールでのパンチ、蹴りのコンビネーション、投げ、締め、関節を含めたコンビネーションを一つ一つ説明しながら行いました。
最後に明日からやる内容を説明して、セミナー参加者の質問に答えて本日は終了しました。
セミナー中も鼻水が止まらず、トイレットペーパーを持ち込んでやってました(恥)。
鼻は詰まってますし、高地なので息も上がります。汗を掻いても気温が低いので直ぐ体が冷えます。
寒気がして再び体が火照ってきました。こちらのウィルスはしぶといです。
オスカルさんの同輩・セサルさんが解熱剤(ボルタレンの液体)と注射器を買ってきてくれたので打ちました。
こういう時、わざわざ病院に行かないで済む分、ある意味楽です。
皆さんも海外に出掛ける時は十分に注意されて下さい。
本当に山の天気のように、昨日今日体調が良くても何が起こるかわかりません。
情けない話ですが自分なんか注意していてもこの様ですから…。
明日は9時からと14時からと2クラスあります。
宿に戻りシャワーを浴びに…、(オォー!!お湯が出る!!!!!)なんとこのマニサレスで約1ヶ月振りにお湯にありつけるとは!
やっぱりここは”ホテル”でした(笑)。 |