2010全日本体力別・2010全日本BC選抜 > 大会直前 注目選手情報
注:5月14日現在のトーナメント・リーグ表に従い表記しています。 選手の棄権等により組み合わせは変更となる場合があります。
昨年は日本代表にも選ばれ安定した実力を見せる神山歩未(日進)と軽やかさなステップワークが得意の神山喜未(日進)。ともに少年部から経験を積んだ姉妹が新人相手にどこまでベテランの貫禄を見せるか要注目。
軽量クラスの雄、“格闘猿”平安孝行(中四国)と世界大会準優勝の中村知大(早稲田)が本命。対抗が関東予選で抜群の強さを発揮し勢いのある宮地孟(八王子)。また、東北予選で大道塾勢を抑え勝利した亘理嵩麿(パラエストラ仙台)の躍進にも期待。
最も選手層の厚いクラスながら、実績から優勝を期待するのが元総本部寮生の堀越亮祐(日進)、そして打撃・寝技ともに安定した実力を見せる我妻猛(角田)の二人。対抗が田中洋輔(早稲田)とベテランの実力を見せる榎並博幸(西尾)。これらの世界を知る選手達に混じって期待したいのが、東北予選で2勝し堀越と同じブロックとなる石橋昌之(吉祥寺)。また我妻と同じブロックの巻礼史(筑紫野)、榎並と同じブロックの関東予選1位内田淳一(総本部寮生)らが大番狂わせを起こす可能性もあり決勝戦まで混戦が予想される。
実力を持ちながら最近の試合では調整不足によりあと一歩で敗退することが続く勝直光(関西)と全日本常連の鈴木清治(石巻)が本命。 対抗が勝と同じブロックで打撃センスの光る市川忠樹(関西)、鈴木のブロックで中西大悟(筑紫野)が一気に躍進を見せるか。勝のブロックにいる野田洋正(横浜北)も台風の目となるか。
今年の地区予選で日本人選手がなかなか出てこなかった重いクラスで光る選手が出てきたと東塾長が評した通り、大道塾創設以来久しぶりに大混戦が予想されるクラス。 本命がここ数年で目覚ましい躍進を見せる山田壮(関西)と大日向貴之(帯広)。対抗が昨年日本代表入りを果たせなかったものの関東予選で光った阿部和幸(新潟)と組技名人の平田誠一(綾瀬)。
柔道ドイツ国際大会優勝の実績に加え、格闘家吉田秀彦選手の引退試合で勝利しマスコミの注目の集まる中村和裕(吉田道場)に対し、キーナン・マイク(成田)がどう戦うか。また、西日本予選でベテラン勢を相手に圧倒的な勝ち方をした若手の加藤久輝(安城同好会)が一気に頂点へ駆け上がるか注目したい。