この度は全国の支部長、塾生の皆様の多賀城支部を含め、東北各支部に対し多大なるご支援、誠に感謝しております。
今回の震災で多賀城市も津波により甚大なる被害が出ており、塾生やその家族は無事でありましたが、沿岸部から中心部にかけて工業地帯や店舗が数多く存在した為、その殆どが今でも営業が停止したままです。
多賀城支部の活動も中学校を利用していた為、2週間ほど前まで避難所として使われており6月までは利用できない状況であり震災後一度も支部での稽古が出来ていません。
稽古自体は熱海支部長の御協力で出稽古をさせて頂いているのですが、それでも先に述べたように、会社が津波に流され職を失っている方や、通うのが困難な為、現在では3分の2が休会中といった状況です。
しかし今回の震災で我々は数多くのものを失ったと同時に多くのものが甦ったと感じます。
人を思いやり助け合う心や、物を大事にする心、そして愛国心、日本人が本来最も大事にしてきたものです。
生き残ったものはそれを忘れることのないよう、そして大道塾空道を通し、街に笑顔と元気を与え続け実践していくのが我々の使命だと思います。
そして必ず勝ってみせます。
あの素晴らしい街を取り戻し明るい未来の為、多賀城支部は頑張ります。
今後ともよろしくお願い致します。
最後になりますが、3月には塾長、事務局長、黒木支部長、遠路はるばる多大なる物資の支援にお越し頂き誠に感謝申し上げます。
そして物資調達に走ってくれた少年部のみんな、御父兄の皆様ありがとうございました。
この場をお借りして感謝いたします。
やっぱり大道塾は素晴らしい。
GN、演歌ですね!!
多賀城支部長 中川博之
更新日 2011.5.15