2012年7月度より担当指導員一部変更、クラス増設となります。新たに月曜と水曜担当となる稲垣五段は「今まで以上に、“指導者”として、選手の実力を伸ばすような指導をしたい」と抱負を語ってます。若手、ベテラン共に、各支部の重量級の選手や、『階級を超える』事をモットーにしている選手などは積極的に出稽古をしてはどうでしょうか。

【変更点】
・月曜三部の担当指導員変更　清水指導員　→　稲垣指導員）
・水曜三部の担当指導員追加　山崎指導員不在時に稲垣指導員が担当
・土曜三部の担当指導員変更　黒帯有志　→　内田指導員
・土曜三部（19：30から）二階道場のクラス追加（黒帯有志の指導）

総本部稽古スケジュール改訂版（PDFファイル74KB）

【稲垣拓一プロフィール】 総本部指導員 1999,2000北斗旗無差別優勝 2001第一回世界大会超重量級準優勝 2005第二回世界大会ではバット折りの演武を披露

この度、月曜日と水曜日の山崎指導員の指導出来ない日を担当することになりました。
五段位（「師範」広報部注）を頂いているにも拘らず、今までは「忙しい」ことを理由に、大道塾、空道連盟に思うほどの貢献はできないで来ました。

しかし、仕事柄二十代三十代の若者と話をする機会が多いのですが、最近、色々な意味で「君たち大丈夫か？」とか「日本はこれで良いのか？」と思う場面によく遭遇します。

生まれ持っての人格もあるとは思いますが、その背景には、“徳育”を蔑（ないがしろ）にし、知育に偏った教育と、独立国家としての“誇り”を忘れた政治という社会環境があり、それが如実に表面化してきている事があると察します。

道徳の欠如。軽々しい大和魂や勘違い侍の方がまだしも、マシかもしれません。語り出したら一晩では足りません。

そこで、小生も44歳と3カ月。いつまで身体が動くかわかりませんが、まだまだ元気です。おこがましくも、そんな浮世を憂いて、非力ながら「世直し」の一環に貢献したいと、この所、折に触れ思いを馳せておりました。

空道大道塾の現場を通じ、老若男女共に汗を流し、古くても良いものは継承し、新しくても良いものは取り入れながら、心身を練磨し、胆力を磨き、情操感のある、世に誇れる人材を輩出する。道場訓の謳うような塾になる為の、小さなお手伝いが出来れば幸甚です。

この度は日本ワールドゲームズ協会にもめでたく加盟され、2013ワールドゲームズ大会参加の可能性もあり、2014第四回空道世界大会も控えていますが、世界に認められる武道性の裏付けには、強い競技力が不可欠です。

競技力と精神性をバランスよく保ち、「強い日本」を常に意識しながら皆皆様と一緒に精進する所存でございます。あらためまして、稲垣拓一です。宜しくお願い申し上げます。

稲垣拓一

【参考　コメント動画】
大道塾関東合同稽古　稲垣コーチのメッセージ
2010年2月収録

http://youtu.be/DqOVWLzQU5Q

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更新日　2012.7.5