先日の北斗旗全日本無差別と全日本ジュニア大会を観戦された、プロのコンディショニングトレーナーの方から大会の感想をいただきました。こういう武道/武道団体でありたいという方向性/姿勢を評価頂いた事や、今後の課題といったものもご指摘頂いたものと思います。匿名にて内容を公開しますので今後の指導や練習の参考としてご覧下さい。
御礼申し上げます。
昨日は楽しいひと時をありがとうございました。
事務方の皆さんのご苦労があってこそ選手も力が発揮でき、素晴らしい試合になるのですね。
初めての空道観戦でしたが、試合場の雰囲気がよく、もっと殺伐としているのかと思っていましたが、選手だけでなく観客の皆さんの礼儀もよく、まさに心技体が伴った競技会であったと感じました。
そして、特に上位クラスの選手の試合は迫力もあり、息つく間もなく見入ってしまいました。
私はボクサーを指導することから、よく試合を観戦するのですがボクシングを見ていると、例えばA級ボクサーだと3分×8Rを行いますので、集中力が低下して何とも締まらない時間というものがあります。けれども空道の試合はボクシングに比べ、ラウンド数が少ない分、また様々な攻撃が可能であることから、一瞬の気の緩みが敗戦とつながります。だから面白いのだと思いました。
最後に東塾長がおっしゃったように、現状では体力面を向上させないと世界で勝利することは厳しいと思いました。世界の能力をまだ生で見たことはありませんが、私の中の感覚では優勝者の加藤久輝選手でさえパワー系の外国人には押されてしまうのでは?と想像しました。世界で戦う選手は、基準を世界レベルに置いて鍛錬しないといけませんね。
世界大会までの一年間は、体力改善スパンで考えてもあっという間ですから、総本部の道場生もしばらくの休養後にはすぐにパワーベースアップのトレーニングを始めることが必要ですね。
また試合を見に行きたいと思います。
準備から運営、後片付けまで、膨大な仕事量の中、動き続ける事務方の皆さんは選手同様、戦っているようでした。
試合に臨む真剣さとどこかアットホームな雰囲気は、本部の皆様と東塾長のお人柄と道場理念が関係者に浸透している証しだと思います。
とても良い経験をさせていただきました。
改めて深く御礼申し上げます。
今後ともよろしくお願いいたします。
更新日 2013.11.24