氏名・所属支部名
佐藤順 東北本部
年齢(2017/5/1時点)
49歳
職業
小学校教諭(初任者研修拠点校指導教員)
出身地
岩手県盛岡市
スポーツ歴
中学校2年生から3年生の夏までの約1年間、バスケットボールをしていました。その他の運動歴は全くありません。高校・大学は演劇部に所属していました。完全に文化系です。
空道歴
15年 四段
家族構成(妻・子の年齢など)
妻、長女(大学2年生) 長男(中学校3年生) 二男(小学校6年生)
他の選手を見て感じることはありますか
同じ競技に取り組んでいるのに,各選手本当に個性的な方ばかりだなと思います。フルコンタクトや伝統派等の空手経験者,柔術や総合から流れてきた方,ボクシングや剣道,柔道がベースの方,本当に様々です。戦い方も千差万別。見ていて飽きません。
私のように30半ばを過ぎてから,他の格闘技・武道はおろかスポーツ経験もほとんどないままに空道を始めた人間にとっては,どの選手も強豪ぞろい,油断ならない相手ばかりです。
互いに殴り合い,関節を極め合う過酷な競技に取り組んでいるにもかかわらず,どの選手も礼儀正しく,大変フレンドリーなのが印象的です。皆さん普通に街を歩いていたら武道家には見えないかもしれませんね。
前回入賞した反響などあればお聞かせください
家族は「またいつものこと」とあまり関心が無いようでした。当時担任していた学級の子どもたちは「先生,すげえ!」と喜んでくれました。その程度です。
その他自由にお書きください
空道をはじめて15年になります。いつの間にか50になってしまいました。気がつけば,共に戦ってきた選手たちも,一人二人とフェードアウトしていき,同世代は数えるばかりになってきました。これまでご指導いただいた東北本部のアレクセイ・コノネンコ支部長はじめ,私を支えて下さった先輩方,後輩たちには感謝してもしきれません。 私が主戦場としてきたシニアクラスも世代交代の波が押し寄せ,今年の大会でもかつてのチャンピオンが軒並み敗れています。私自身,試合に負けて死ぬほど悔しい思いはあるのですが,これは競技として見た場合には大変喜ばしいことではないかと思います。 一般部の試合へのエントリー数が年々減少していることを思えば,シニアクラスの盛り上がりは大道塾,空道の今後を考える上で大切なポイントになるのではないかと思います。かつて少年部で教えていた子ども達の世代も,北斗旗で頭角を現しつつあります。少年部とシニアクラスの充実が,競技人口減少の歯止めとなり,一般部への波及効果を生むのではないかと期待しています。