WIN!は勝利した選手です。
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軽重量級トーナメント表


軽重量級 準決勝

小野 亮vsババヤン・ルドルフWIN!

試合の模様

進境著しい小野は打撃では国内トップ水準にあり、大会直前には修斗のリングでコノネンコと僅差の判定負けを演じて自信をつけている。カウンターの膝を中心とした繊細な技術がロシアの核弾頭をどう封じ込むかが注目されたが、日本勢の背筋を凍らせる結果となった。開始早々、組み合ったところで、ババヤンのショートの右フックが炸裂。ダウンした小野はフラフラになりながらもカウンターで膝を返すが、逆にパンチで押し込まれてさらにダウン。前蹴りを入れても逆に押し込まれ、膝を入れても気合いもろともパンチを返される。終盤、鋭角的な膝が腹部に入るが、やはりよろけたのは小野。有効2、技あり1、効果1でババヤンの完勝。試合終了と同時にババヤンも体を「く」の字に折ったのだから膝蹴りがきいていたのは間違いない。このシーンでは相手が必ず下がるという日本人同士の決まり事が破られるのが世界大会の怖いところだと再認識させられた。

小野は抜群のテクニックで勝負を賭ける
ババヤンのパンチの威力は凄まじく、開始早々にダウンをとられる
ババヤンのパンチに何度も吹っ飛ばされる
後半には膝が入りきき始めたが試合終了

軽重量級 準決勝

WIN!コノネンコ・アレクセイvs長野 常道

試合の模様

過去北斗旗で幾度となく闘っている両者。長野はどうしても破れなかったコノネンコの壁を越える絶好のチャンス。東北本部を預かるコノネンコは、今回はロシア枠からの出場だ。ところが結果はこれまでの全日本と同じに。ステップ・インしてフックからストレート、そして組み付くというコノネンコのペースを長野が崩せない。延長、パンチ連打をまとめると、ロシア陣営からは大「アリーシャ」コール。そのままコノネンコが押し切った。

猛烈なパワーで突進する長野
コノネンコも負けていない
ものすごいパンチの応酬
結局コノネンコが押し切った

軽重量級 決勝

WIN!ババヤン・ルドルフvsコノネンコ・アレクセイ

回線速度がISDNより遅い方
回線速度がADSLより速い方
軽重量級決勝
軽重量級決勝

試合の模様

軽重量級では全日本大会で敵なしだったコノネンコがババヤンをどう捌くかに関心が集まった決勝では、逆にババヤンの恐ろしさのみが際立った。ババヤンの右ストレートは、肩を入れて振りかぶり、全身の体重を乗せる強烈なもの。当初コノネンコは打ち合わずタックルを合わせたが、ババヤンのショートの左フックで仰向けにダウン。それからは右パンチをねらいすますババヤンにコノネンコがパンチに固執し応戦するという展開に。延長に入ってもババヤンの爆走は止まるところを知らず、組み合っても剛腕フックを連射。外国勢の初優勝を勝ち取った。寝技、投げ技に勝るはずのコノネンコが打撃に固執して勝ちを逃した一戦ともいえたが、リザーバーでこの強さというロシアの層の厚さには驚かされた。

開始早々にババヤンのパンチがヒットしダウンを奪う
立ち上がってきたコノネンコからまたもパンチでダウンを奪う
ババヤンの猛攻は続く
後半、コノネンコの反撃も間に合わずババヤンの勝利

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