初めて地区予選に他流の出場を認めた関東地区予選の決勝は久しぶりの試合出場となる金子と空柔拳会館のアレキサンダーとの対戦となった。アレキサンダーは新空手でも成績を残している身長194cm体重105kgの大型選手だ。序盤は膝蹴りや金的蹴りを決めた金子が優勢に試合を進める。しかし体力で勝るアレキサンダーが組んでからグランドの攻撃で金子のスタミナをどんどん奪っていく。徐々に金子はアレクサンダーのパンチや高い膝蹴りをもらい始める。延長に入ってすぐ金子が投げるがそのままアレクサンダーが上をとり、そのまま襟をとって金子を締めあげた。金子は無意識のうちにタップ。だがすでに落ちていた金子はそのまま立ち上がることができず、数秒後に目を覚ました。アレクサンダーの完勝だ。
この結果を見て大道塾の主力選手はどのように感じるだろうか?世界大会に出場した選手達の奮起にも期待したい。