全東北少年少女団体戦

2002年4月14日

仙台市泉武道館で仙台北・西・木町・塩釜・上山・東北本部・一関からチビッコ選手が約100名参加しての大規模な大会となった。
午前中は3人制、午後は5人制の団体戦。試合場2面を使って開催された大会は熱気ムンムン。同じ道場に学ぶ仲間達への応援にも自然と力が入る。選手達にもましてご父兄の声援が会場中に響き渡る。熱戦の連続の中、勝利に沸き立つ選手、悔し泣きする選手、拍手。チビッコ選手達の戦いぶりは各支部の特色が色濃く反映された。
今回優勝を争ったのは塩釜vs仙台西。両支部とも投げや首相撲といった組技に力を入れた稽古の成果が見て取れる。当然ながらルールに対応したチーム、地力のあるチームが勝ち残る結果となった。子供達とは言え打撃から組技での打撃・投げへ移行する大道塾らしい戦いの連続。着実にルールが浸透していることを感じさせる一方で組技にある程度の制限を設けないと打撃が伸びない・・・と、これもまた一般部に通じる議論もあるほど、選手のレベルが高いことに感心させられた。継続すること、させることは難しい。だが、敢えて10年後の北斗旗に期待の星が誕生する期待は大きいと断言したくなる大会だった。