-250 中上 悠大朗 総本部

7月2日~7月9日までブルガリア遠征に参加させていただきましたのでご報告いたします。

 

2日(出発)

出発の日、18時羽田空港集合しミーティングした。

東京(羽田)→イスタンブール→ソフィア→ブルガスと経由。

長時間のフライト、待機時間、でホテルに着くころには日本チーム全員が疲れている様子だった。

7月3日23時ごろホテルに着き、すぐに就寝した。

 

4日(計量)

日本チームの計量の時間は10時30分だった。

時間が近づいてきたので計量会場に行くとまだ前のチームが終わっておらず少し待った。

その時間は緊張感があった。

計量クリアしそのあとは自由時間となったのでスーパーに行き買い物をした。

そして部屋に戻り動画を見たり、ベランダに出て音楽を聴いたりリラックスしていた。

音楽を聴いている途中、人がいる気配がして横を見ると谷井先輩がいた。

少したってから谷井先輩が自分に激励の言葉をかけてくれた。

一気にアドレナリンが出て絶対に優勝しようと思った。

 

5日(試合1日目)

試合当日、目覚めはよくコンディションも悪くなかった。

集合時間までストレッチやシャドーをして体を動かしていた。

会場到着し試合の畳で体を動かした、畳がサラサラしていて踏み込みがあまりできなさそうだった。

開会式の後、日本チームで円陣を組み、いいメンタルで試合が始まった。

 

1回戦目(シード)

 

2回戦目(vs Quentin Miramont 選手 フランス)

相手にとっては2戦目、自分にとっては初戦だった。

絶対に倒して会場を沸かせようと思い試合に臨んだ。

相手は待ちの選手だったので、自分からプレッシャーをかけて近くに来たら右フックを当てようと思った。

右フックを思い切り打とうとしたら少し足が流れてパンチが打ち込めなかった。

その後、ローキックも滑って効かせられず組み寝技で体力を消耗してしまい、印象は相手選手のほうがよかった。

本戦 自分に1本 相手に2本 引き分け1本で延長に行った。

セコンドのアドバイスを聞き、延長は蹴りで行こうと思った。

途中まで蹴りが当たっていて優勢だったが、残り1分で打ち終わりの時、払い腰で投げられた。足を入れていたが相手の極めで効果を取られてしまった。

試合中の自分はポイントを取られたことに気が付かず、ギリギリ勝ったと思っていたが

相手の効果優勢勝ちで負けてしまった。

こんなにもあっけなく自分のワールドカップが終わってしまった。

とても悔しい。

ホテルに帰り、試合を振り返りよかったところ、悪かったところを考えていた。

明日は応援やアップの手伝いをして日本チームに貢献しようと思って眠りについた。

 

6日(試合2日目)

レベルも上がっていって面白い試合が増えていった。

自分もできることをしようと思っていたが、谷井先輩は自分の試合だけに集中するのではなく、少年部のセコンドについたりとチームで勝つために動いていて、見習わなければいけないと感じた。

一般部では、目黒先輩、谷井先輩、玲奈が優勝。

自分だけ何もないのは悔しかったが、新しい目標ができてうれしかった。

少年部も日本チームは大活躍でいい大会となった。

試合後、表彰式をして、夜さよならパーティーをして解散した。

 

試合を通して感じたこと

審判の判定の基準が日本と少し違うのかなと思った。

打撃をあてても組み勝ったり試合を支配しているほうが勝つ印象。

日本だと際どくて効果を取られない極め突きも、海外では効果を取ることが多い。

インドがとても強くなっていた。

礼法がわかっていない選手が多かった。

 

7月7日(自由時間、帰国)

さよならパーティーでローキック合戦を3戦ほどやったので歩けないくらい痛かった。

夕方まで自由時間だったので、先輩方と黒海にむかって歩いた。

谷井先輩が指揮を執り歩いたが、ローキック合戦をした自分と目黒先輩がおいて行かれる状態だった。

(皆さん優しかったので待っててくれました。)

黒海につき、一生に一度かもしれないと思い着替えはなかったがパンツ一丁で海に飛び込んだ。

とても楽しくいい経験だった。

お土産を買ったり、現地のものを食べたり、有意義な時間を過ごした。

そしてホテルに戻りバスに乗って空港に向かった。

空港に着き、7時間ほど自由時間があったので谷井先輩、目黒先輩、途中から来た寺口先輩とソフィアの街に出た。

遊びからまじめな話までとても濃い時間を過ごした。

 

9日(帰国)

10時ごろ成田空港に到着し、亮汰先輩に運転していただき総本部に到着。

その後荷物を降ろして食事に連れて行ってくださいました。

お寿司をいただいきました。日本食が一番おいしいなと感じました。

 

最後に

塾長をはじめ、一緒に同行させていただいた、事務局長、平塚さん、高橋首席、狐崎支部長、加藤支部長、小川支部長、コノネンコ支部長、小松師範、中川支部長、亮汰先輩、由美子先輩、谷井先輩、目黒先輩、新出先輩、保護者の方々、大変お世話になりました。

貴重な経験をさせていただきありがとうございました。

またこのような機会がありましたら、よろしくお願いいたします。押忍。