多賀城支部の島橋陽也です。
7月5日~6日に行われた、ブルガリアでのワールドカップに出場してきましたので、レポートを書きたいと思います。
今回の大会の話があった時、体重が54㎏と減量が必要だったので、先生や家族周りの人達から心配されましたが、どうしてもワールドカップで戦ってみたかったので、出場することを決めました。出発前には体重も47.5㎏まで減量できました。
7月2日に羽田空港出発で飛行機に乗り、さらに乗り換えでは待ち時間もとても長く、ブルガリアに着いたのは30時間後でした。空腹もありましたが、次の日の計量をクリアすれば好きな物を食べられるので、それを楽しみに我慢しました。
7月4日計量の日です。47㎏でクリアしました。
午後は自由時間だったのでホテル近くのマクドナルドで昼食を食べました。久しぶりにマックのセットを食べられてすごく嬉しかったです。その後ホテルにいた日本代表の選手や外国の選手とも仲良くなり、交流できました。ホテルにジムがあったので、そこで軽く体を動かし早めに寝ました。
7月5日
試合一回戦目 ウクライナ選手
試合が始まり支釣込足で投げて、効果をとりました。寝技に入り、相手は力が強く起き上がってきたので下から腕十字をしました。相手はクラッチをしてきたので蹴って切りました。時間切れになり、寝技が終了しました。そして再開して相手に圧をかけたら下がり、相手が蹴ってきたので避けて掴み小外刈りで投げました。相手は反応が早く掴まれたので、きめすることが出来ませんでした。また再開して相手のハイキックを交わしてローキックを蹴って相手がよろめいたので思い切り下に引っ張って投げて、きめをしたけど入りませんでした。相手が前蹴りを打ってきたので足を引っかけて投げました。試合は終了し、効果優勢勝ちになりました。
試合二回戦目 ジョージア選手
試合が始まり、相手が掴んできて上手く脇を刺してクリンチしたが投げられました。
最悪な状態で寝技がスタートしました。三角締めアームロックを仕掛けましたが失敗し寝技が終了しました。次に相手の後蹴りをもらい、いいところに入ったと思いましたが効きませんでした。その後組んだら裏投げで投げられました。少しずつ慣れてきたので、自分から打撃を仕掛け掴んで膝蹴りをしました。また再開したときにはすぐに相手を蹴り掴んで相手の膝に合わせて小外をかけました。相手が前蹴りを打ってきて避けて返し自分からインローで攻めて後蹴りがとんできましたが避けて交わしました。
試合が終了し引き分けになり延長戦になりました。
インターバルでセコンドしてくれたルイト君から色々なアドバイスをもらいました。
延長戦では、蹴って小外をかけて良い状態で寝技がスタートしましたが、マウントを取ったのですが相手の力が強く場外まで持っていかれました。
そのまま寝技が終了し打撃に入りました。そして肋に後ろ蹴りをもらい結構効きました。相手の後ろ蹴りが上手かったです。ラストにまた相手の後ろ蹴りがきて横に避け足払いで投げましたが、きめができず効果は取れませんでした。
試合が終了し、判定で負けました。これは完敗でした。
試合の反省点は重心が後ろだからすぐに後蹴りをもらってしまったり、首や肩をしっかり掴めていないから投げれなかったと思いました。
悔しくて泣いていましたが、日本の選手が駆けつけて慰めてくれとても嬉しかったです。
2日目はみんなの試合を見て、とても刺激をうけました。
課題をみつけ練習をもっと頑張ろうと思います。
その後のさよならパーティーでは他の支部の選手や戦った外国人選手達ととても盛り上がり楽しかったです。
7月7日は自由行動だったので、他の支部の選手達と一緒に行動しました。
海や、ショッピングモール、商店街へ行き、その後は成田空港へ着くまで行動を共にしとても楽しく過ごすことができました。
海外の選手とも写真を撮ったり、バレーをしたり交流を深めることができました。
今までしたことのない経験を沢山することができました。
このような貴重な経験をさせていただきありがとうございました。