日進支部の西田美玖莉です。7月5日、6日にブルガリアで行われたWOULD KUDO CUP 2025に出場させていただいたので報告致します。
・1回戦(VAISHNAVI MANOJ PATIL選手 インド)
初めての国際大会で緊張もあったが自分から攻めることができました。そして、寝技になった時にしっかりとマウントパンチで効果をとってから腕十字で一本勝ちすることができました。しかし、腕十字が極まるまで時間がかかってしまったのですぐ極めれるよう練習したいです。
・準決勝(TAMILA NAZGAIDZE選手 ジョージア)
初めからパンチに合わされ掴まれてしまいフィジカルの差を感じました。相手の右ミドルを捌き右ストレートで効果をとることができました。しかし、その後掴まれてしまったり残り約20秒で右フックで効果をとられてしまいました。そして、判定で延長戦になりました。延長戦が始まってすぐパンチの打ち合いでお互いに効果1ずつ入りました。その後は掴まれたり投げられたりし相手のペースになってしまいました。判定の結果0−5で負けてしまいました。この試合では自分のステップを活かすことができずパンチを打つ時に相手の正面から入ってしまい効果をとられ負けてしまったのでどんな相手にも自分のステップを使い自分のペースで試合ができるように練習したいです。
・3位決定戦(KHYATI PARAMAR選手 インド)
最初からステップを使い相手にプレッシャーをかけることができました。寝技になった時には1回戦と同様にマウントパンチで効果をとることができました。その後、相手のパンチに合わせ前蹴りで距離をとり、前に出てくる相手に対してステップバックから右ストレートを打ち、最後は右フックで1ダウンを奪い勝つことができました。この試合は、今まで練習してきたことを一番発揮できた試合でした。
試合後はさよならパーティでした。普段関わることができない様々な国の選手とコミュニケーションをとることができとても楽しかったです。
次の日は自由行動だったので黒海に行ったり買い物をしたりしました。
今回のワールドカップは、私にとって初めての日本代表であり初めての海外での試合でした。そのため、緊張はもちろん不安もありましたが多くの方に支えられてやり遂げることができました。
まず、私がワールドカップに出場するまで成長できたのは日進・長久手支部での稽古だけでなく豊田大谷高校での3年間があったからだと思います。3年間、設備の整った道場で部活として空道ができていたことや支えてくださった仲間たち、家族、先生方には感謝しかありません。また、日進・長久手支部で指導してくださる先生、先輩方や仲間たちとの質の高い稽古が3位という結果に繋がったと思います。優勝することができず悔しさはありますが様々なことを経験し大きく成長できた試合でした。そして、フィジカルの強化や投げ・寝技の強化など多くの課題が見つかったので弱点を無くせるよう稽古していきたいです。
あらためて、今大会に関わってくださった方、日本チームの皆さんありがとうございました。日本代表としての貴重な経験を生かしこれからも精進します。押忍。