チェコ・ポーランド遠征レポート　はじめに

東孝

私は生来の野次馬で、前は遠征に出る度、帰る度にそれこそ「徒然なるままに日暮しキーボードに向かいて、そこはかとなく由無し事を・・・」と、“エッ！セイ”（「エッ、セイ！」という気合に似たただの発言）、もしくは“似非偉/威”（「偉そうだったり、威勢のいい、ただのハッタリ」）等を書くのが楽しみの一つだった。
10年前を振り返れば、半泣きと言っては贅沢だとは重々承知しているが、お蔭様で「空道」の海外展開に振り回されて、このところそんな悠長な時間が全くなく、目をショボショボさせて一日中キーボードを叩いている有様だ。
何人かが随行して色んな角度からレポートしてくれるなら、「俺が書くまでもないな」と逃げを打てるのだが・・・・。しかし、今回、随行した志田指導員に「1週間以内に遠征レポートを提出しなかったなら黒帯剥奪だからな！」などと言った手前もある。何にも書かない訳には行かないだろう。
更に、一人でのレポートでは、どんな“偏向記事”を書かれるか知れない（笑）。かといって自分で書いている時間はない。それならと、志田指導員のレポートに便乗する形で追加/修正レポートした。いわば「庇（ひさし）から母屋作戦」、もしくは、どっかのライターが得意とする「コバンザメ作戦」である（笑）。
それにしても一回に全部をカバーするわけには行かないので、今日は「三部作のその一」（エラソー！！）として勘弁して頂きたい。（そのうち遠征があった事を忘れてくれれば、もしかしてこれで誤魔化せるかもしれないし・・・・、などと）

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