7月25日(日) 【ダスヴィダーニャ!】
二日酔いで体調最悪な状態ですが、ようやく本日帰国です。腹具合最悪。朝飯なんてとても食べる気にならなかったけど、ロシアの皆さんにしっかり挨拶しなきゃいけないと思い食堂へ行きました。
我々の気持ち悪そうな顔を見て、皆さんニヤニヤ(^u^)
さすがに雑穀米のお粥は食べれませんでした。パン、チーズ、ハム、チャーイだけいただきました。
食べ終わって荷物まとめて外に出たら既に運転手デニスがスタンバっていました。荷物を積み込み、さて行きますか となったところで イワノフさんをはじめ、ユーリさん、ペチニコフさん、たくさんの人が取り囲んできました。
皆名残惜しいらしく、全員「オス!」「オス!」と握手&ハグ。うぅ。なんか目が潤んできたぞ。
ようやく出発となってトロトロ走っていたら、前方に散歩中のコスタとヤング・アレクセイが散歩していました。窓を開けたらすぐに気づいてくれて、一瞬で「サヨナラ」「ダ スヴィダーニャ」「バイバイ」「スパスィーバ」 と、たくさんの言葉が交錯しました。
デニス、コノネンコ師範代、私、順さん、岡さんの5名のワゴン車+買い出し部隊1台で移動しウラジオストク空港へ。空港に着いて荷物を下ろしたら急にデニスがシュンとなって「タカヤ、オス。」と握手をしてきました。「オス。スパスィーバ。」とハグ。そこから次々と順さん岡さんとも握手&ハグ。
日本に来た時はたっぷり接待するぜ〜!必ず日本に来いよ!デニス!
ここでデニスとはお別れしましたが、コノネンコ師範代はもうちょっとだけ私達の御守です。土産物売り場を何件か見て色々と物色し、その後はランチも兼ねてお茶。久しぶりに苦いコーヒー飲みました。美味い♪(合宿所では甘いチャーイばかりだったので)
その後出国審査の手順を確認したところでコノネンコ師範代ともお別れです。 彼だけ更に数日残って合宿が続くので「日本に戻ってきたら御苦労さん会やろうぜ!」と言ってお別れしました。彼一人だけ残して帰国は心苦しかったのですが、日本人3人とも既にお腹壊して息も絶え絶えな状態で、あと一週間居ろって言われたら間違いなく倒れていたような感じでしたので止むなく帰国です。
成田には30分遅れで到着しました。(なんの説明もなく何故か1時間遅れで出発。)空港から出た第一印象は「なんだ? 空気が熱いぞ!なんなんだこのフカフカのぬくい空気は!?」でした。 ロシアも暑かったけど、日本の気候には参りました。途端に汗が噴き出てきます。ここからは岡さんの提案で1週間前に開業したばかりという京成スカイライナーで上野まで移動し、すばやく東北新幹線に乗り換え19:30には仙台駅に着きました。 素晴らしい〜。(←人に頼ってばっかり)
ここで日本人3人解散です。お疲れ様でした〜と宣言し我々のロシア遠征も終了となりました。(あ。ハグしてお別れするの忘れたなぁ)
最後になりましたが、今回実際にロシアに行って彼らに接してみて(いつも東先生が仰っていることですが)『日本、空道、武道精神、そして黒帯というものがいかにリスペクトされる存在なのか』ということを肌で感じて、身が引き締まる思いでした。
空道をやっていたからこそこのような感動を味わうことが出来ました。 彼らの熱い目に接して、更に今後も精進を続けなければいけないと奮い立たされた熱い日々でした。
(道着の写真が全く無いのは、練習をこなすだけで精いっぱいで、とても撮影しているような余力がなかったためです。決して遊んでいたばかりではありませんので…)
高谷敏晶(東北本部)