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ロシア極東地区夏合宿参加報告

この度7月18日〜8月1日までロシア極東地区の合宿に参加させていただきましてこの経験について写真をつけて詳しく報告させていただきたいと思います。  現在空道世界ではロシアが最強とされ、日本の最大のライバルと考えられていますが、実際に大会で見ている選手のパフォーマンス以外にそのパヴォーマンスを可能にした練習方法についてほとんど知られてないです。今回、試合ではなく、長期共同合宿という形でその練習方法を体験させていただいてこの報告で詳しく紹介したいと思います。

ロシア合宿で参加できるまでの詳細ですが、昨年世界大会が終わった後にロシア極東地区空道連盟から今年の2月に夏合宿のコーチとして来てほしいと依頼されて、全ロシア空道連盟を通して正式に先生にお願いして特別配慮していただきまして行くことになりました。ロシアの夏合宿の期間は夏休みに合わせて10日間です。コテージ付きのキャンプ場のようなところに入って、一日3回の練習をしながら10日間一緒に過ごします。今回の合宿の対象者は選手ばかりではなく、選手を含めて各地域の支部長、責任者、指導員となってありました。
この話を東北本部の道場生にしたら、自費で時間とお金をかけて隣人の最強ロシアで自分の力を試し合宿に参加してみたいというチャレンジ精神をもつ3人、高谷としあき、岡ゆうじ、佐藤順が手をあげました。一緒に行きたいということでロシア連盟の同意をもらって4人で行くことになりました。

ウラジオでイワノフ支部長が出迎えロシアは遠い国のイメージがありますが、実は日本からウラジオストクまで飛行機で2時間もかからないぐらい近いです。週2回成田から、週一回ずつ新潟と富山から飛行機が飛んでいます。2時間のフライトを終えてウラジオに到着。

その夜市内のレストランで歓迎していただいてウラジオストクホテルで一泊。次の日に一日だけウラジオを観光してその次の日から合宿に入って出発までずっと合宿所でいるという予定を告げられました。次の日は晴れ、気温が30度近く、観光日和でした。ウラジオストク市は2012年にAPECの会場として選ばれて、その準備のため町中に建設が進められて町の歴史の中でこんなに短い期間の間にこれだけの膨大な投資されることが初めてだそうです。私は21歳までウラジオストクで暮らしていましたが、今のウラジオストクは私の覚えている町とまったく別のものになりました。

つづく

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