大道塾｜さらば大道塾“宗”本部道場

3月11日に発生した東日本大震災により、大道塾発祥の地、仙台五橋の設立総本部、現東北本部道場は壁にひびが入るなどの被害をうけました。その後、業者による安全確認を行い稽古再開のめどをたてた矢先、4月7日の大規模な余震によりさらに大きく損傷し使用不可能の状態となり早晩建物を解体することとなり、4月30日に納め稽古が行われました。

東塾長コメント


「大道塾」を始めようと思う。	創成期の審査風景

本当にこの道場があったから「空道」の礎が出来た。練習場所が二面と、事務所、シャワー室、トイレ、食堂、更には二階の部屋や屋上プレハブ2棟（当初の目的の学習塾が潰れた後、大道塾の応接室兼事務所とは東家の居間兼寝室になった　笑）などの付帯設備もを含めて30坪三階建て、延べで90坪もあり民間の施設としては十分過ぎるほどのあの道場が、もし設立当初に姑息な妨害で使えなくなっていたなら、今日まで生き延びていたかどうか？？？

普通では考えられない仙台の五橋という一等地に“武道の道場”などを建てて貰った家主のKさんを含めて、設立当初に支えて頂いた方々には感謝しても仕切れない。そんな人々との出会いや経緯など、この道場絡みのまだ触れていない話は一杯あるから、時間があれば「大道塾“宗”本部物語」を書きたいのだが（初めの数行は書きかけてのだが、この所またまた滅茶苦茶忙しくなって来たので）身動きが取れない。感謝や報恩、懐旧、回顧、等々・・・諸々の意味、想いを込めて、「大道塾創成期の青春」があったこの場所については、いつか必ず書き留めなければと思う。（掲載日2011.6.2）

大道塾設立本部道場閉館のお知らせ（PDFファイル213KB）

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更新日　2011.6.2