横浜北支部 田村理一

<道中>

今回、横浜北支部の参加が5人と少々寂しいながらも、車中では空道、武道、格闘技、身の上話の話題が尽きることなくおしゃべりしつつ、ご当地レストラン「坂東太郎」の名物・味噌煮込みうどんで舌鼓を打ち、現地入り。道中は旅行を楽しむスタンスが非常に大事です。

 

<初日の稽古>

栃木県北体育館に150名を超える塾生が集まり、長田塾長号令のもと稽古が行われました。

初日は長田塾長によるセミナーです。

稽古時の意識、身体操作、呼吸法、動作の意味など、自分自身にフォーカスするセミナーで、

長田塾長の礼や構え、所作の美しさが印象的でした。

まだまだ自分自身を振り返る機会となり、様々な気づきを得られた初日の稽古でした。

 

<内臓塾>

サマーキャンプの裏メインイベントといえば宴会(別名:内臓塾)でしょう。

今回はホテル屋上にビアガーデンスペースが設けられ、段位・級位関係なくオープン参加型の宴会であったため、これまでとは違う交流ができたと思います。

これは今後も継続していただきたいと思いました。

(ただブユに刺されて足が腫れてしまったので、次回は室内だと嬉しいです笑)

また寺口君の計らいで、総本部との二次会をセッティングいただき、総本部の皆様と交流ができて非常に楽しかったです。

<早朝練習>

今まではマラソン大会でしたが、今回はアジリティ、コーディネーションを中心に行われました。

早朝にも関わらず、熱中症にかかりそうな暑さだったので、短時間で集中して取り組めたので良かったと思います。

 

<2日目の稽古>

例年通り、審査組と練習組に分かれて稽古を行いました。

練習組では、中村師範代、東師範代、寺口指導員による「空道世界チャンピオンセミナー」が行われ、最新の技術トレンドを取り入れた技を教えていただきました。

貴重な経験でしたので、支部に持ち帰り研究していきたいと思います。

 

<さいごに>

今回のサマーキャンプでは稽古メニューから裏イベントまで、新たな取り組みが感じられるものでした。

またレポート内で「交流」という言葉を多く使っておりますが、新型コロナ禍による3年半に渡る閉塞感を思い返すと、大人数で集まって稽古して、寝食を共にするという、交流できることのありがたさを感じるサマーキャンプになったと思います。

恥ずかしながら、私も色帯の頃は昇段の条件を取るために渋々参加している節がありましたが、黒帯を取った今、「新たな気づきを得るため」「初心に帰るため」「支部内外の交流を深めるため」など、様々な目標・動機付けを行って参加するようになり、サマーキャンプを通じて成長することができていると実感しています。

意識を変えることでサマーキャンプで得られるものは変わりますので、参加して損することはないと思います。

本レポートを見て、来年参加する意識が芽生えていただければ幸いです。最後にサマーキャンプの企画、運営いただきました総本部、長田塾長、各支部長、先輩、後輩方に御礼を申し上げます。

ありがとうございました。

 

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