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大道塾三十周年記念誌のひみつ

大道塾三十周年記念誌は見えないところにもこだわりをもって製作されました。当誌の印刷、製本を行ったモリセイ株式会社(東京都豊島区)の担当営業である網崎氏にお話を伺いました。是非実際に手にとってお確かめください。

表紙のひみつ

「表紙は、PP貼りというラミネート加工を施した高級アート紙を使用しており、それにタントというエンボス加工(凸凹加工)がされている上質な色紙の見返しを付けた装丁となっております。タントの色は派手過ぎず地味過ぎずといった色合いが目標で、1ページ目の線路のイメージと同じ色を採用してみました。」

製本方法のひみつ

「製本方法は、無線製本と言われているもので、今回の冊子としては、ごく一般的な並製本仕様ではありますが、じつはPUR(Poly Urethane Reactive)というポリウレタン系の接着剤を使っており、従来汎用の接着剤と比べて、高柔軟性、高強度、環境にやさしいといった長所をもっております。ですので、一見ではなかなか差が解らないのですが、ページの開き具合はとても柔らかく、かつ壊れにくい仕様となっております。」

「本文の用紙は、写真・文字共に発色がよく、テカリ感を抑えた落ち着きと高級感を演出でき、かつ手触りも非常によい、マットコートを使用しております。厚さは、今回152頁の並製本の記念誌ということでしたので、やや薄めのものを採用してみました。結果ベストマッチングで、あの手触り感と薄い感じが、冊子全体の豪華さを演出出来ている様に思います。」

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更新日 2011.8.16