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2013大道塾全国支部長昇段審査会 > 受験者コメント

  1. 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
  2. 受験を決意したきっかけ
  3. 審査受験の準備として行ったこと(準備期間、練習内容、食事、生活など)
  4. 審査組手の内容について(手ごたえを感じた点・反省点など)
  5. 審査会全体を通じての所感
  6. 今年の抱負

※回答順に掲載しています。

松原隆一郎
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 56歳・五段受験
  • 受験を決意したきっかけ
    • 来年以降、職場で専攻長になり、時間がとれない。今回受けないと、連続組み手の相手が2人以下になってしまう。立ち技・組技・寝技のそれぞれにつき、自分なりに納得できる技術が修得できたと思うので、教える前に試合で試してみたい。
  • 審査受験の準備として行ったこと(準備期間、練習内容、食事、生活など)
    • 審査があることを知ったのが年末クリスマス前後だったので、それからは酒を控え、吉祥寺支部と東大柔道部へ出稽古を4回、あとは新年のビジネスマンクラスで稽古を行った。年末に一般部の審査があったので、組技と寝技で連続組み手の相手をした。道場が開いていない日は、ランニングと陸橋の駆け上がり(10回ずつ、ダッシュとケンケン)を行った。生活はいつもの朝方寝るのを夜に床につくことにした。審査5日前にスポーツマッサージへ行き、疲れを抜いた。
  • 審査組手の内容について(手ごたえを感じた点・反省点など)
    • 肘・膝をもらわなかったので、組技については技術として確信が持てた。投げ・キメも入れることができたのは収穫。2勝1分け。
  • 審査会全体を通じての所感
    • 支部長審査会は強豪が相手をして下さるので、自分が日頃考え稽古している技が試せてうれしいです。
  • 今年の抱負
    • 一層、打撃・組技・寝技の技術を高め、自分の「空道」を確立したい。

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黒木克昌
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 40歳・四段
  • 受験を決意したきっかけ
    • この機会が支部設立3周年に当たり、40歳(1月9日で)を迎えるので挑戦しようと思いました。世界大会を間近に控え、審判ライセンスを取得するためにも一つでも段位を上げなければと思いました。また今年は、江東支部の少年部から初めて昇段を目指す子が出て来る年にもなるので、具体的に何をしたら良いのか、先ず自分が目標に向かう姿を少しでも見せて感じて貰えればという気持ちでした。
  • 審査受験の準備として行ったこと(準備期間、練習内容、食事、生活など)
    • 気持ちとしては1年前からです。とにかく前職時代の故障箇所(首、腰、両膝、右肘)をこれ以上悪くしないように心掛け、稽古・トレーニング以外にも、こまめに通院するなど治療、現状維持に努めました。食事に関してはストレスにならない程度に、体重に関係なく身体が軽く感じられ素早い動きが出来るまでは、炭水化物を減らし少し絞りました。予め決まっている飲み会等は自分にご褒美と思って我慢せず、しこたま飲み、騒ぎ、歌い、その時を楽しみました。翌日には頭を切り替えまた1からやり直しました。ピッチを上げたのは12月に入ってからです。先ず疲れると身体の芯に力が入らなくなるのでアウターよりも、インナーマッスルの使い方を意識して、特に腹筋の強化をしました。1ヶ月前に二回、7人組手を実際にやってみました。そこで気付いた点を細かく修正し、一人1分の戦いをどうやったら表現出来るかを考え、何度もその点を反復練習しました。一番時間が掛かったのは前職で眼窩底骨折してから視力、動体視力がかなり落ちているのでその感覚を戻すのに時間が掛かりました。一週間前は在り来たりですがミットでの息上げが中心でした。
  • 審査組手の内容について(手ごたえを感じた点・反省点など)
    • 受けを大前提とした前職から真逆の競技にどれだけ対応出来るか。大道塾に復帰して四年半、前回の支部長審査時よりは反応し動けたと思いました。故障箇所に不安を感じずには居られませんでしたが、練習したことはそれなりになるのだと嬉しく思いました。これで今後もうまく身体と付き合っていけそうです。相手をして頂いた方の細かい技術に苦戦し改めて勉強させられました。慎重になり過ぎて、もう少し積極的にと反省しています。
  • 審査会全体を通じての所感
    • 今回の支部長審査会にロシアからアナスキン支部長、ゾーリン支部長、ウクライナからサモヒン支部長が参加されていました。自分が逆の立場だったらどうなんだろう?受験の為に来日する、その行動力にとてもリスペクトしました。塾長をはじめ、諸先輩方がどれほど偉大かが分かり、心に染みる一日でした。一つの目標を思い追い続ける事の難しさを改めて実感しました。このような機会を体験出来た事は今後、自分の空道人生に大きく影響すると思います。 > 大道塾の歴史の中で最多受験者数だった支部長審査会をスムーズに運営して下さいました事務局の方々に大変感謝しております。
  • 今年の抱負
    • 空道にとってこの二年で大きく歴史が変わるとても大切な時期だと認識しています。大きな成功へは小さな成功の繰り返しと思い、微力ながら江東支部内をまとめて日々精進していきたいと思います。2012年に掲げた「率先垂範」に、2013年は「自己研鑽」を加え、段位に恥じないよう空道の普及・発展に努めて参ります。有難うございました。押忍。

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寺園紳一
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 46歳・五段
  • 受験を決意したきっかけ
    • 正直に申し上げます。塾長からの発破メールです。手をケガすると仕事に支障をきたすので、どうしても受け身になってしまいます。しかし大きなケガもなく(あちこち痛い所はあります。)身体は動くので、今の自分がどこまでやれるか確認するために受験しました。
  • 審査受験の準備として行ったこと(準備期間、練習内容、食事、生活など)
    • 準備期間はありません。この年代になると道場に行く時間の確保も困難になります。なので日常の生活の中にトレーニングを組入れないといけません。私の場合は朝は自宅から駅まで走る。(5分くらい。実は朝、ギリギリまで寝ているので走って駅まで行かないと電車に乗り遅れる。)駅の階段や会社の階段をつま先立ちで上る。(中学時代、サッカー部顧問の先生が廊下や階段をいつもつま先立ちで歩いていて、キック力をつけるにはカーフを鍛えろと言ってました。しかし歩きでやるとかなり変なのが目立ちます。階段上りだとそんなに違和感ありません・・・たぶん。)職場内の力仕事は率先して受ける。(力持ちで通っているのでよくお願いされます。)帰宅時は9階の自宅まで階段ダッシュ。(かなりキツイ。心臓バクバク、足ガクガク!)こんな感じです。あと昨年から始めた週1回、ALIVEの朝柔術(会社休日の早起きはキツイですが、先生はUFCファイターの日沖選手なので打撃ありを意識しての寝技も指導してくれます。)が全身の筋力・持久力強化(やられまくっているので)になっています。
  • 審査組手の内容について(手ごたえを感じた点・反省点など)
    • それなりに動けたので良かったのかもしれませんが、はっきりと勝つための積極的な攻めは出来ませんでした。(ぶっ倒す!という気持ちが全く湧かず、ペース配分をしました。老いて牙が抜けました。髪の毛はあります。)
  • 審査会全体を通じての所感
    • 塾長はじめロシア、ウクライナからも支部長が受験されていつもと違う審査会でした。塾長の組手審査は膝を痛めたのを全く気付かせず、むしろ「物足りね〜!もっと闘わせろ。」オーラを出している風に見えました。(凄すぎです。)帯に金線が増えると地区本部審査会や合宿でも前に立って基本や移動をすることになりますが、支部長審査会では塾長ひとりが前に立って号令をかけ私達は気合いを出して後をついていく。塾長を東先生と呼んでいた頃を思い出し、初心に帰った気持ちになれるので仮に審査を受験しなくても参加するのは良い事かなと思います。あと今回の受験可能者リストを見て思ったのですが、かなりの人数がいたにもかかわらず以前から受けない方はやはり受けていませんでした。選手時代や現役引退後に大きな病気やケガやを負って連続組手が出来ない支部長もいるので多少のペナルティは必要ですが、強い選手を育てた、塾生を増やした等の大道塾への貢献度も加味して組手審査抜きでも昇段出来るシステムがあっても良いかなと思います。
  • 今年の抱負
    • いつか指導員が派遣されるという淡い夢を抱きつつ、その日まで中部本部・西日本地区の行事が円滑に運営できるように今年も頑張ります。

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森直樹
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 45歳・五段
  •  
    • 昨年末に塾長より審査受験における打診を頂き、今回の審査会に参加させていただくことになりました。20代で弐段を取得してから、31歳で参段、40歳で四段を取得し、五段は50代頃にと考えておりましたが、まだまだ体が不自由なく動かせる間により高段位に挑戦する機会を得られたことで、自分の現在のレベルと今後の課題を把握できる良い機会を与えて頂くことができたと感じ、大変感謝しております。
      受験に向けては、まずはスタミナを付けることを考え、稽古指導の後に週に2回のペースで自身の稽古を行いました。年末まで3週間ほど行いましたので、実質6回のトレーニングですが、それでもこの稽古でかなりスタミナが付き、技にしまりが出てきたと思います。
      内容としては、技術的な部分は普段の稽古指導の中で行っていますので、やはりスタミナを中心に考えて、組手、ミット、投込み、補強、ダッシュ等を含めたサーキットトレーニングを行いました。そしてその後に、一人でのイメージ練習を30分から1時間ほど行います。この一人でのイメージ練習は、現役時代と同じく、私にとってとても重要な稽古としてとらえているものです。
      審査を終えてからの一番の反省点は、私の慢心です。
      スタミナやパワー、瞬発力は若いころよりも衰えているかもしれませんが、自分の中ではまだ十二分に体が動き、使える技の幅が大きく広がり、精神的な覇気もいささかも衰えてはおりません。普段の稽古ではそれほど強い組手をする機会はありませんので、こうした場を楽しみながら色々な技を試してみたかったのですが、正直、全くと言っていいほど体が思うように反応しません。体よりも頭や意識がスムーズに回転しなかったことに、審査後に改めて驚いてしまいました。
      久しぶりの審査で体が硬くなったこともありますが、対戦していただいた皆さんがとても強く、しっかりと稽古を継続されていることを体で感じとることで、私の力量不足と認識の甘さが大きな反省材料となり、今後に大きな課題を与えてくれました。
      組手審査の対戦成績は6戦ともすべて“引き分け”という結果ですが、実際の試合としてみれば負けていたかな、と思われる対戦もあったと思います。
      ところで今審査会全体の所感としては、組手審査に関しては正直なところ、自分のことに集中していたため他の方の動きをゆっくり拝見する事が出来ませんでしたので、コメントはできません。ただ、基本から移動に至る基本動作に関しては、私を含めてまだまだ技術を洗練させる余地があると感じました。基本や移動にみられる技の一つ一つの動作に関して、もう少し深みを持たせた技の理解とポイントを絞った稽古ができると、基本動作もより綺麗に見えるようになると思います。動作の無駄をなくすことで体の負担が少なくなる半面、周りからの評価も高まり、且つ指導をしていくための大きな材料にもなってくると思います。
      選手は試合に勝つための努力を最優先にすべきですが、一線を退いた指導者やそうした世代の稽古生には、また違った次元の稽古体系があるはずです。強い選手を育てつつも、指導者自身が日々、技と心を磨き、後輩に伝えていく中でより良い伝統を築き上げながら、色々な意味で懐の深い団体として発展していけることを望んでいます。
      今後の抱負として、日々の稽古指導を通して私自身の信じる道を究めることと、大道塾の発展の為、微力ながらも支部活動を通して、縁の下での底力を発揮していきたいと考えています。みなさん、ありがとうございました。

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中西博之
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 45歳・四段
  • 受験を決意したきっかけ
    • 昨年末の中部地区審査会の時に「規定の年数が経過し受験が可能な者は全員受けるようにと」塾長から言われいましたので気にはなっていました。しかしなかなか踏ん切りがつかずいるところへ、昇段記録リストが送られてきまして、そこに載っている塾長のお名前を見た瞬間、決心しました。
  • 審査受験の準備として行ったこと(準備期間、練習内容、食事、生活など)
    • 決めたのが年末という事もありまして、道場は休みモードでしたのでサンドバッグとランニング等の自主トレがメインでした。
      食事面では正月に酒を控えめにした事は少々辛かったです。
  • 審査組手の内容について(手ごたえを感じた点・反省点など)
    • 組手審査では改めて先輩方の強さを実感いたしました。自分としては考えている事を全くさせてもらえず、スタミナには多少自信があったのですが、こちらも完全に息が上がり立っているのがやっとでした。先輩方の姿から支部長としての重みを実感し大変勉強になりました。
  • 審査会全体を通じての所感
    • 塾長をはじめ偉大な先輩方や海外の支部長まで参加され独特な雰囲気の審査会でした。そういう中に自分も参加できた事を誇りに思っております また、サポートしていただいた事務局の方々にも感謝しております。ありがとうございました。
  • 今年の抱負
    • 今年も怪我人を出さぬよう安全な安城同好会を目指し精進いたします。

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峰田国穂
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 72歳(昭和15年5月5日生)・七段
  • 受験を決意したきっかけ
    • ロシア等外国勢は受験資格が満たされればすぐ受験するため、日本との有段者(高段者)の数がアンバランスになりつつあるという先生の話を聴いた。
  • 審査受験の準備として行ったこと(準備期間、練習内容、食事、生活など)
    • 受験資格者名簿を頂いてから!!
      ・一日3km以上歩く
      ・稽古を休まない
      ・受けを主に稽古する
      ・スクワットを必ずやる
      ・怪我をしないよう注意
  • 審査組手の内容について(手ごたえを感じた点・反省点など)
    • 相手の体重が重く呼吸ができなかった。
  • 審査会全体を通じての所感
    • 大道塾の審査規定(40歳以上?)を作るべきと思います。
  • 今年の抱負
    • あせらず、急がず、実のある稽古、道場にしたいと思っています。押忍

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長田賢一
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 48歳・六段
  • 受験を決意したきっかけ
    • 塾長からのメールで。
  • 審査受験の準備として行ったこと(準備期間、練習内容、食事、生活など)
    • 普段の稽古のみでしたが、正月休みに基本稽古と移動稽古を一人でやってました。
  • 審査組手の内容について(手ごたえを感じた点・反省点など)
    • 久々の組手で、清々しい気分でした。結果は満足出来るものではなく、面目なく思っております。
  • 審査会全体を通じての所感
    • 塾長の号令で稽古ができ、寮生時代を思い出しました。大変ありがたく思います。
  • 今年の抱負
    • 自分の稽古をしっかり続けていきたいと思っております。

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菅原英文
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 53歳・二段
  • 受験を決意したきっかけ
    • 毎年2月が出張続きで、長年受ける事ができず今回1月というのと後輩の後押しもあり受ける決意をしました。
  • 審査受験の準備として行ったこと(準備期間、練習内容、食事、生活など)
    • 昨年10月から柔道週3回、内北大への出稽古週1回。他毎日ランニング5キロ、週2〜3回コースを変えて。受験日が決まってからは知人のキックジムへ計5、6回通いました。 食事に関しては韓国への出張時に野菜中心の生活になるので、その後はかなり体調が好調になります。他特に制限なし。疲労を感じた際は朝の空腹時にグルタンミンを摂取。いろいろ試した結果これが一番効いてる様です。 今回気を付けた事の一つに受験前日は完全オフにしコンディションを整えました。
  • 審査組手の内容について(手ごたえを感じた点・反省点など)
    • 反省点は対戦相手1人目ですぐ息も上がってしまい普段の稽古の成果が思う様に出す事ができませんでした。次回からは必ずファールカップをつけるべきだと今回は反省させられ、ネオヘッドギアも普段から着用の上稽古をしなければと思いました。
  • 審査会全体を通じての所感
    • 特に年配の方(自分も含め)、今回怪我を負っての受験者が多く、年齢、怪我に応じて審査基準、審査枠を検討しても良いのかなと感じました。
  • 今年の抱負
    • 空道を一人でも多くの人に知って貰うためにも北海道総本部塾生の増員に努めます。

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 狐崎一彦
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 52歳・七段
  • 受験を決意したきっかけ
    • 膝と肘のけが、そして手術に至り、本当は、もうこれでよいと思っていた矢先、峰田支部長から強い檄をいただきました。もう一度原点に帰るべき気持ちから痛み止めの注射をしての受験となりました。
  • 審査受験の準備として行ったこと(準備期間、練習内容、食事、生活など)
    • 指導中心に稽古をしていくなか、いかに自分の練習時間を作っていくかが我々にとって課せられた課題です。スパーリングは、いまでも好きで、道場生といっしょにしばしば続けていましたが、昨年、左肘を手術し回復をみせた矢先、膝にも違和感を覚え、だましだましの稽古をしておりました。が、今度は右肘に痛みがでて、拳を握れない状況になりました。病院に行ったところ、右肘の滑ひだ膜に炎症があるとのこと。稽古内容は、スタミナ重視でいこうと思い、毎晩1時間ほど、道場を走ったり、シャドートレーニング、(3分×5ラウンド) ヒンズースクワット、反復横跳び(40秒×5ラウンド)とにかく、息が切れるよう久々に、自分を追い込んだ稽古をしたつもりです。稽古した後に、ここは酒を当分断つべきだろうと内心思ったのですが、汗をかいたあとのビールは我慢できず、格別でした・・・・・後ろの方で、塾長が飲めよ、飲まなきゃだめだと言っている気がしました。あしからず・・・・・。
  • 審査組手の内容について(手ごたえを感じた点・反省点など)
    • 格闘ルールの2試合については、なんとか自分のスタイルでやり通すことができましたが、空道掴みはどうしても接近戦で突き蹴りを出してしまったことが反省。また、グランドは、利き腕である右が思うように握れないため、相手に技がしかけられずただ堪えている不本意な試合になったような気がします。結果は、全試合(4試合)引き分け
  • 審査会全体を通じての所感
    • この審査で、久々に、良い刺激をいただいたような気がします。また、塾長の号令のもと、基本、移動稽古の再確認や技の要所的解説について理解できたこと。いかに、こうした審査を受験するにあたり、日頃から身体を動かし稽古する大切さが改めて認識させられた。ロシア支部からも3名が受験、彼らの大道塾への熱い思いが感じられた。
  • 今年の抱負
    • 大道塾に身を置く人間として、初心を忘れることなく、自分の持てる力を持って、空道発展のための一助となるよう努力していきたい。

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品野圭司
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 43歳 四段を受けました。
  • 受験を決意したきっかけ
    • 昨年1月に昇段審査を受験しましたが、大変不甲斐ない内容で保留となった為、今年は何としてもしっかりと練習して、受験しようと決めていました。
  • 審査受験の準備として行ったこと(準備期間、練習内容、食事、生活など)
    • 2月の末の選手がほとんどオフになるころから、自分の練習予定を立てて(主にスタミナ重視)、通常の練習の他に少しだけですが、加圧トレーニングを下半身を中心に行いました。従って年末年始も、普段よりお酒は控えて体調を整えていくように努めました。
  • 審査組手の内容について(手ごたえを感じた点・反省点など)
    • 昨年も失敗の教訓をいかして、絶対に最初から飛ばしすぎないように心がけて、連続組手に臨みました。しかし、もう少し出し切ってもよかった様に思いました。技術的には、昨年より投げ技での支えつり込みを重点的に練習していたのが、今回上手く出せた様に思います。
  • 審査会全体を通じての所感
    • 今回は塾長のガチンコの組手を生で見学出来、ロシアのアナスキン支部長とも組手が出来て本当に自分にとってもいい刺激、勉強になりました。又、各支部長方の強さには改めて驚きと、本当にいい先輩・後輩、仲間でよかったとしみじみ感じました。 皆さんを見習って、自分も日々の練習に取り組んでいきます。
  • 今年の抱負
    • 昨年は秋の無差別では、全国支部成績賞の第3位を頂き、大変光栄であり、岸和田支部の選手には本当に感謝しております。今年も選手に大活躍してもらう様に、全力でサポートして行きたいと思います。
      自分自身も、日々練習を怠らない様に日々精進して行きたいと思います。

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西出太郎
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 45歳・四段
  • 受験を決意したきっかけ
    • 12月の審査会で塾長から『来年は支部長審査を受けろ 』と声をかけていただき決意しました。
  • 審査受験の準備として行ったこと(準備期間、練習内容、食事、生活など)
    • 一ヶ月ランニング、ウエイトトレーニングをつめて行い、技術的な部分では立ち組技、ハーフガードからの極めを練習しました。
  • 審査組手の内容について(手ごたえを感じた点・反省点など)
    • 反省点 一人目の長田先輩にダウン取られたあと向かって行けなかった事。
      片襟からの投げ極め、ハーフガードからの処理が上手くいったの事は稽古の成果が出せたと思います。
  • 審査会全体を通じての所感
    • 支部長方の仕上がりをみて自分の稽古の甘さを痛感し自分ももっと稽古しなければと励みになりました。
  • 今年の抱負
    • 最近、元気が無かったのですが長田先輩のパンチが厄払いになり前向きな気持ちになれました。

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村上智章
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 47歳・四段
  •  
    • 今回、自分は四段を受験させていただきました。四段というのは、先生の選手時最高段に当たるということで、受験を躊躇していたのですが(ちなみに、初めて先生のお姿を拝見したのが、1979年にテレビ放映された極真世界大会で、その後、雑誌「現代カラテマガジン」に掲載されていた「黒帯交遊録」というシリーズものにあった「東孝 四段」という記事で先生が宮城で道場を開いているということを知りました。「運命的な出会い」というものを勝手に感じたわけで、活字的には、「東孝=四段」とセットで記憶されたことになり、四段というのはやはり私にとって特別な段なのです。)折々の会議で、支部責任者に対し昇段審査の受験を強く推奨されていたこともあり、今回は受験する方向に気持ちが傾いていました。審査に向けては、「平常心」で、いつもどおりの練習を心がけ、ことさらに特別な練習はしないというつもりでおりました。昨年の幹部審査会・運営会議が1月21日だったこともあり、ゆっくり構えていたのですが、12月に幹部審査会・運営会議の案内をいただき、受験予定日が1月13日と自分の勝手な脳内予定よりも一週間早まっていることを知り(この一週間の差は大きい)、大変に驚きました。同封の受験可能者リストの中に自分の名前があったことが、最後の一押しとなって受験を決断したのですが、頭の中では「平常心」、「平常心」と唱えながら、表面上は平静を装いつつも、後から考えれば、「大丈夫だろうか」という不安を無理やり無意識に抑え込んでいたのでしょう。意識レベルでは、「審査は日ごろの練習の成果を確認するためのもの、特別なことをする必要はない。」などと勝手な理屈をこねているのですが、実際には、道場でも大学でも、練習が始まると、「今回、自分は昇段審査を受験することになった。申し訳ないが、今日は自分中心の練習に付き合ってほしい。」と宣言、塾生をミット・トレーナー、スパーリング・パートナーにし、年末の練習はすべて自分中心の練習にしました。いくら練習してもなかなか満足できない(今にして思えば受験に向けての不安を解消できない)自分の勝手なリクエストに応えてくれた塾生諸君には大変に感謝しています。大晦日、正月三箇日は補強運動を中心に体を動かし(スクワット、拳立て、指立て、腹筋等)、年明け早々から、塾生に自分中心の練習につきあってもらい、審査前日に東京宿泊、自分なりに万全の体制で望もうと休息を心がけました。
      当日は、午前に運営委員長会議、会議終了後、受験会場に移動、「平常心」、「平常心」と心の中で呪文を唱えながら(すでに呪文化していました)、「いったい自分は誰と当たるのだろう」と見てみぬふりで周囲をうかがいつつ体を動かし、基本、移動と試験が進行、組手となりましたが、相手は強いし、「平常心」を唱えても、唱えても、思うように体が動かず、何とか乗り切ったというのが実情です。実力がそのまま現れたのでしょう。審査内容については精進あるのみです。しかし、選手時代は、周りも相手も自分も見えず、ただ突っ走るだけだったのですが、今回は、周囲のことが不思議によく見えました。受験者としてはみなさん本当に大変と思うのですが、先生が先陣を切っている以上進むしかないわけで、審査会全体を通して、迫力ある組手が続きました。年頭にあって、大道塾の更なる躍進を期待させる審査会だったのではないでしょうか。
      審査会が終わってから、徐々に肩から重荷が取れたというか、心の中の重石がなくなったというか、開放感が心の底から湧き上がってきました。パーッと解放されたというのではなく、ふつふつと開放感が高まっていく感じです。「平常心」といいながら、審査に向かう重圧、緊張を無理やり無意識の中に抑え込んでいたというのが本当のところだったのでしょう。あのすばらしい開放感を考えれば、今回の審査にはかなりのプレッシャーがかかっていたのだろうと思います。審査が終わって、そのプレッシャー(からの開放)が意識されたわけで、あの開放感は久しぶりの、新鮮な経験でした。こうした経験をすることができるのも、受験の大きな意義かと思います(帰ってから、審査後の開放感という内的経験を某H安選手に話したところ、「それもあるんでしょうけど、村上先輩はみんなに会うとはしゃぎますからねー、そういうのもあるんじゃないですか。」と分析されました。そういうこともあるのでしょう。)
      今回の審査に至る経緯を通じて「平常心」、「平常心」といいながら、「平常心」の何たるかがさっぱりわかっていないことがわかりました。プレッシャーを正面から意識化し、それに立ち向かう、というのもなかなか大変なように思いますし、心に不安、葛藤を抱えながら、なすべきことを何とかこなしていこうというのが、現時点での私の「平常心」のようです。というか、審査終了後の開放感は大変によい経験でした。プレッシャーと付き合うのにもいろいろなパターンがあるということでしょう。
      先生をはじめ、諸先輩、審査に参加されたみなさん、今回は本当にありがとうございました。ほぼ毎年、審査会には顔を出させていただいていたのですが、やはり自分が受験するとなると全く勝手が違い、意識されざる重圧がありました。プレッシャーあっての開放感ということで、今回は非常によい体験をさせていただきました。この貴重な経験を今後に活かしたいと思います。押忍、ありがとうございました。

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浪岡文雄
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 62歳・五段
  •  
    • 受験のきっかけは2012年東北地区夏期合宿(山形蔵王)参加の折り山形支部峰田支部長よりの「此れが最後だと思うし一緒に昇段試験うげべし〜」の言葉と、「先生(塾長)の話される中、今や外国勢との有段者バランスが崩れつつある。このままでいいのか」コラ〜浪岡俺の背中が見えないか、お前達しっかりせ〜と言われた気がして16年ぶりに受験する決心を致しました。
      40才台の時の様に基本稽古前の120回の拳立て、160回のジャンピングスクワットとは行きませんが幸いに現在迄稽古の時は休まず生徒の前に立ち、遠い昔、塾長の気合いが響いた宮城県武道館のあの場所でその影を見ながら、開設以来の塾生から、大学生との投げ締め関節それに寝技と汗を流し、(多分塾長なら此の後のビールの為の汗と・・・)ヘトヘト、ボロボロになり帰る心地いい時間を過ごしていたせいか体力は年齢からしたら大丈夫だろう?でも、普段は自分のリズムで号令を掛けていたのと違い、今や満身創痍のはずの塾長の、チャンピオンを獲った頃を彷彿とさせる動きが、支部長達の前での塾長の基本が一番キツかった。 (やはり何時迄も気は若い積りでも確実にジジイだなと思い知らされた一日でした)
      余談ですが、私としてはイヤだったのですが狐崎支部長の「昔を思い峰田支部長、児玉支部長と共に本部道場に宿泊させてもらわないか」との誘いに乗ったのが運のつきで、心配した通り、児玉支部長の軽いイビキ、その隣の峰田支部長の大きなイビキ、私を挟んで狐崎支部長の往復の大イビキ、その隣の村上支部長は夜中にお腹が空いたと菓子パンの袋を何時迄もガサガサ、今回の2日間で此れが一番の地獄でした。
      我々のため、朝は塾長自ら食事を運んでいただき、その上小雪ツラツク中、新幹線駅迄送っていただいて、有り難さに恐縮しきりでありました。
      何時も気遣い労りの優しい声を掛けてくださる事務局長(奥様)それに事務方、国内は勿論の事、世界中の仲間に感謝感謝です。
      一人では折れそうになる心も、年齢も忘れ、何時迄も青年の心で時代を過ごせる稽古着の力は素晴らしい、塾長バンザイ、事務局長バンザイ、大道塾バンザイ、空道バンザイ。

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三浦悦夫
  • 受験当日(1月13日)の年齢・受験段位
    • 49歳・七段
  • 受験を決意したきっかけ
    • 12月の地区懇談会での席(酒宴)上で塾長との懇談中に受験を決意しました。
  • 審査受験の準備として行ったこと(準備期間、練習内容、食事、生活など)
    • 年末・年始の関係で稽古の回数に制限があり、せめて体力作りが基本ということで走り込みを中心にと考えましたが昨年11月から右膝内側靱帯を損傷していまして、その回復が芳しくなく「ぶっつけ本番」の要素がありました。
  • 審査組手の内容について(手ごたえを感じた点・反省点など)
    • 連続の組手でしたが気持ちは良かったです。結果は満足出来るものではないので今現在も、ある意味「モヤモヤ」しています。
  • 審査会全体を通じての所感
    • 前述した時期(年末・年始+準備期間等)の関係もあり、例年の審査時期である2月とかが良かったかなぁと思います。
  • 今年の抱負
    • 自分の稽古+指導は継続していきたいと思っておりますが、今年(以降)は世界大会の選手選考、そして一般部・BMCの他に少年部も各種大会へ積極的な参加の啓発も図っていきたいと思います。

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児玉清隆
  • 受験を決意したきっかけ
    • この度の案内、受験資格者名簿に自分の名前があったこと。「おい、まだ遣れんのかー!」と塾長の声が聞こえた。「なにーー!」と、還暦での玉砕を決意した。
      峰田支部長や、他・東北地区支部長たちとの連帯感。72歳の峰田支部長が頑張るといっているのに、遅れをとっては後々悔いが残ると思って申し込んだ。
  • 審査受験の準備として行ったこと(準備期間、練習内容、食事、生活など)
    • 泥縄ではかえって危険だと思い、思いきって記憶とイメージだけの一人稽古や、心肺強化だけ行った。
  • 審査組手の内容について(手ごたえを感じた点・反省点など)
    • 塾長との決勝戦?では、名誉の負傷で心配事が現実になった。でも、悔いは無い。「すべては天の命ずるままに」
  • 審査会全体を通じての所感
    • 審査会基準をもう少し老若男女の目標となり、受けやすくなる様に、整理する必要があると思う。
  • 今年の抱負
    • 社会人・家庭人としての昇段も目指したい。(後悔の多い人間だから)

更新日 2013.1.31

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