2022.06.18   清水亮汰のインド遠征レポート

清水亮汰(総本部)

 

5月1日~7日のインド遠征の報告を致します。

遠征メンバーは高橋首席師範、小松先輩、清水の三名のハズだったのですが、色々あり、小松先輩と二人旅となりました。

 

今回の海外遠征は、コロナが流行ってから初の海外遠征となり、ワクチン接種や陰性証明書、アプリのインストール等、通常の海外渡航よりもひと手間かかるものとなりました。

 

羽田空港第三ターミナルからの出発でしたが、ゴールデンウィークにも関わらず、空港はガラガラでインド行きの飛行機も空いていました。常にマスク着用ではありましたが、機内では快適に過ごすことができました。

日本→インド(デリー)が飛行機で9時間、デリー→ムンバイが飛行機で2時間、ムンバイ→カンダラが車で2時間、合計13時間かけてカンダラ(合宿地)に到着しました。

 

主なスケジュールは以下の通りです。

5月1日

日本出国&インド入国

5月2日

①稽古(2時間) 手技基本稽古

②稽古(2時間) 足技基本稽古

③稽古(2時間) 約束組手

5月3日

①稽古(1時間) 移動稽古

②稽古(1時間) 受け身、投げ技

③稽古(1時間) 投げ技、タックル

④稽古(1時間) 空道スペシャルテクニック

5月4日

①審査会(2時間)基本稽古、移動稽古、投げ技

②稽古(1時間) 寝技

③稽古(1時間) 投げ連携技

5月5日

①審査会(1時間半)組手

②ルール説明&審判講習(1時間)

③閉会セレモニー(1時間)

5月6日

インド出国

5月7日

日本帰国

 

稽古場所と宿泊地が徒歩5分ほどの場所にあり、山の中ですので、基本的に稽古場で練習して、宿泊地で休んでを繰り返しただけで、非常にハードスケジュールでした。身体の疲労が心地良かったです。

 

審査会では、高段者も含め、14人が受験しました。全体的に基本や移動は上手で正直ここまで上手だとは思っていなかったですし、中には日本でもそういないくらい基本、移動が上手な人もいて少し驚きました。組手でも気持ちと気持ちのぶつかり合いが見られて非常に良かったです。仮に日本の指導員がインドに何年間か教えに行ったらかなり強くなるのではないかと思うくらいの将来性を感じました。

 

インドの塾生は礼儀正しく、廊下や階段ですれ違う度に止まって、顔を見ながら十字を切ってしっかりと挨拶をします。大人~小さい子供まで全員です。基本稽古や移動稽古でも一生懸命、一発一発しっかりと打ち込んでいて、気合いも素晴らしいです。セミナー中、技の説明中「OK?」と聞くと全員が大きな声で「押忍!」と返事をしてくれます。確かに現時点では世界大会などの国際大会を見るに日本人は強いかもしれませんが、挨拶であったり、気合いであったり、基本や移動の一生懸命さだったり、大きな声の返事だったり、強くなることも大切ですが、この部分も日本人は一番出来ていなければならない部分だと感じ、今回のセミナーに来て本当に良かったと思いました。

 

以上です。

最後に、色々と準備をして下さった事務局長、由美子、同行してくださった小松先輩有難う御座いました。

2022.06.18   高橋英明理事長のフランス遠征記

国際空道連盟 理事長

高橋英明

 

5月29日に予定していた世界大会は、新型コロナの状況によってはギリギリ何とか開催できるのではないかという期待を持っていましたが、新型コロナの問題に追い打ちをかけるようにロシアのウクライナ侵攻があり、残念ながら延期を決定せざるを得ませんでした。このため、世界の空道家に世界大会という機会を早く提供したいという東先生の強い願いには、残念ながら応えることができませんでした。

世界から日本に来るという機会を提供できないのであれば、それに代わって日本から世界に出向くことをしなければならないと考え、5月1日からはインドの南アジアキャンプに参加すること(たいへん残念なことに、私はビザの取得が間に合わず、行くことはできませんでしたが)、続いて5月18日からはフランスのレンヌで開催されるヨーロッパキャンプに参加することを決定しました。渡航時の制限が緩和されつつあるとはいえ、感染のリスクがある中(特に航空機での移動は、密かつ密閉した状態が長時間にわたって続き、リスクが高いことが容易に想像されました)、それでもKIF理事長、大道塾塾長、大道塾塾長秘書の3名を派遣するという重大な決定をしたわけです。コロナとは関係のないところでも、この3名を同時に派遣するということによる組織面でのリスクもあったわけですが、それでも、行くことの価値があると判断したわけです。

キャンプの様子のレポートは他に譲り、私はキャンプ以外での成果をレポートします。

 

成果1:

まず、フランスの支部長に、パリにある複数の支部の中で今後パリ空道協会の事務局長を務めてほしいと考えていた地域支部長を交え、通訳として香港に居るKIF監事のファビアンにリモートで参加してもらい、また日本からは事務局次長にリモートで参加してもらい、フランスの中の体制をどうするかを話し合う機会を持ちました。KIFとしての要望とフランス支部長の考えが一致していることを確認できました。その後、このキャンプ中にフランス各地の支部長が集まって、各地域(8地域ほどで活動しています)に空道協会を設立すること、レンヌにフランス空道協会を設立すること(連盟を名乗るには国のハードルが高く、現時点では空道協会と名乗るのが現実路線です)が決定されました。

 

成果2:

3月に開催したKIFの総会で、アジア委員会、ヨーロッパ委員会、アメリカ委員会、中東・アフリカ委員会の設置を決定しましたが、今回のヨーロッパキャンプを機会にヨーロッパ委員会の会議を開催し、7月3日にマルタでEuropean KUDO Junior Championshipsを開催すること、併せて審判講習会の開催とライセンス認定、およびセミナーの開催を決定しました。また10月30日には、イタリアで空道Italian KUDO Open Championshipsを開催することを決定しました。ヨーロッパ選手権大会の開催は来年になると思いますが、今回はOpenと位置付けることで、イタリア以外の国々からの参加も可能です。中東・アフリカ空道委員会に所属する国からの参加も受け入れますし、日本からも2名までの参加を受け入れてもらうことになりました。それぞれの大会を開催するにあたって、例えばジュニアについてはどこからの年齢カテゴリーで実施するのかや、年齢基準をどうするかなど、細かな開催要項まで決定しました。また、ヨーロッパ委員会として年間カレンダーを作成することや、その担当者を決定しました。来年からは毎年、ジュニアの大会と一般の大会を開催していくことになりそうです。近いうちにはシニア(マスターズ)の大会の開催もあり得るかと期待しています。

 

成果3:

イタリアの支部長やスペインの支部長など、古くからよく知っている支部長がいる一方で、これまではメールでのやりとりの関係しかなかった支部長が多かったわけですが、特にUKの支部長、マルタの支部長、リトアニアの事務局長、今後ルーマニアの代表となり得る者などとは初めて顔を会わせ、また稽古できた機会は、たいへん貴重なものでした。

 

成果4:

このキャンプの機会に、ウクライナ各地にある支部長からの連名でレターをもらいました。これまではウクライナの国代表としか直接の関係は持っていなく、ウクライナのどこにどういった地域支部長が居るのかは把握していませんでしたが、メールを通してですがはじめてコンタクトすることができました。KIFと将来のウクライナ支部との間の信頼関係を築く、大きな一歩だと考えています。

 

前述したように、いろいろな意味でリスクがある中、それでも派遣することを決定したわけですが、考えていた以上の価値があった遠征でした。

今後は、7月のマルタ遠征と10月のイタリア遠征の他に、9月にはブラジルでパンナム大会の開催も予定されており、これらの遠征も計画しています。また来年の世界大会の最終予選となる11月の仙台での大会は、東アジア大会と位置付けることを決定したわけですが、参加希望国によってはアジア大会と位置付けることもあり得るだろうと考えています。

私自身は、KIFの理事長として、これらのKIFの活動の主導に重きを置いていきたいと考えています。

 

以上

2022.06.18   KIFからのメッセージ

KIFおよび大道塾は、あらゆる戦争および紛争には断固として反対しますが、特定の国に所属していることを理由として差別することは、一切ありません。

3月に書面により開催したKIF総会にあたって発信したメッセージのとおり、政治の世界が原因での非難を一般の国民やアスリートが受けることはあってはならないと考えます。

お互いが空道を愛する者として認め、リスペクトし合い、前に進んでいくことができることを希望します。

なお、日本においては、複雑な状況下にあることが予想される中で深い事情を把握せずにSNSに安易に反応することは、自粛することを求めています。

KIF and Daidojuku firmly oppose any war or military conflict, but we do not discriminate people on the grounds of belonging to any particular country.

As stated in the message sent out at the KIF General Assembly held distantly in March, we believe that general public and athletes should not be criticized or blamed over political issues.

We hope that we can recognize each other as practitioners of Kudo, respect each other, and move forward.

In Japan, we request that all of our members refrain from responding easily to SNS posts without thoroughly understanding the underlying circumstances of the situation where any unthoughtful reactions could cause further complications.

 

2022.06.15   第57回大道塾九州・沖縄・中四国地区交流試合結果

第57回大道塾九州・沖縄・中四国地区交流試合

2022年6月12日(日)  甘木武道館

 

【U7・8男女混合の部】

優勝 平山心虹(筑紫野支部)

準優勝 二田健吾(筑紫野支部)

 

【U9女子の部】

優勝 東 優季奈(筑紫野支部)

 

【U9男子の部】

優勝 田中琉生(筑紫野支部)

準優勝 森下英嗣(筑紫野支部)

 

【U10女子の部】

優勝 栗山 皐(筑紫野支部)

準優勝 伊藤沙倭(朝倉支部)

 

【U10男子の部】

優勝 平山 昊(筑紫野支部)

準優勝 臼井竣哉(筑紫野支部)

 

【U11女子の部】

優勝 米川 凛(筑紫野支部)

 

【U11男子の部】

優勝 中野旭雅(朝倉支部)

 

【U12男子軽量の部】

優勝 原 脩斗(大野城支部)

準優勝 伊藤世羅(朝倉支部)

 

【U12男子重量の部】

優勝 梅﨑 翔(筑紫野支部)

準優勝 道添佑梧(筑紫野支部)

 

【U13男子の部】

優勝 久保田航貴(大野城支部)

準優勝 原 大翔(大野城支部)

 

【U13女子の部】

優勝 荒木あかり(筑紫野支部)

準優勝 瀬川由真(筑紫野支部)

 

【U16男子の部】

優勝 高尾伊織(朝倉支部)

 

【シニア格闘の部】

優勝 常盤恭平(大分道場)

 

【一般空道の部】

優勝 本澤北斗(那覇同好会)

2022年

2022.06.09   岸和田支部のジュニア選手が和泉市市長を表敬訪問しました

2022年5月18日 和泉市市役所にて、全日本ジュニア・U16男子58kg以下クラス優勝 奥山海晴選手とU11女子34kg以下クラス優勝 奥山晴琉選手の兄妹が和泉市市長への表敬訪問を行いました。

市長からも激励を受け、特に奥山海晴は何度も表敬訪問やマラソンの優勝等でも有名なので、期待の言葉を沢山頂きました。

今後も益々の大活躍が期待される奥山兄妹でした。

 

今回はまだコロナ過もあり、大会開催関係者・本部の方々の多大なる御協力のおかげで大会開催となりました。大会開催本当にありがとうございました。

武道は、結果だけが全てではありません。(柔道は少年・少女の全日本選手権は無くなりました・・)選手権大会を通じて少年・少女のこれからの生活に少しでも役立っていく経験をして貰えればと心から願います。

 

 

2022.05.27   第20回長岡大会 結果&レポート

2022年

長岡大会のレポートをさせていただきます。

5月22日(日)。新潟県長岡市近郊地域では小学校の運動会が前日に開催され、当日は雨天時の予備日ということもあり、少数精鋭の今大会であった。

U9は、決勝は、突き蹴りのバランスのよい攻めで勝ち上がった高橋選手からハイキックで効果を奪取したアリア選手が優勝した。

U11は、須田選手と早津選手が準優勝を争い効果1で準優勝は早津選手に、2試合で効果3をとった伊関 響花選手が優勝した。

U13は、5人で争われ、山本選手が2試合で膝蹴りで有効2ハイキックで効果2をとり圧倒的に優勝した。準優勝をかけ松木選手と伊関華音選手が再戦。前戦では松木選手が勝利したのだが順位を争うこの試合は、伊関 華音選手がハイキックの効果1つの差で勝利した。

U116。全日本ジュニアで入賞を狙う藤家選手が離れても組んでもスピードあるキックの連打ど度々きめ、優勝した。

U16女子ワンマッチ。同じ相手と2試合行われた。初戦は、全日本ジュニア空道選手権大会で優勝した長谷川選手のハイキックでの効果や投げが決まったが鈴木選手も反撃。下腹部でうずくまったところでキックも当たってしまい、下腹部への攻撃が違反行為か有効打かとなったが有効打となった。そのまま鈴木選手が勝利。2戦目は4-1で接戦であったが鈴木選手が勝利者となった。

U16男子ワンマッチも2試合制で行われた。大野選手が打撃数、的確さで上回りハイキック、前蹴りでポイントを取り勝利者となった。

U19男子ワンマッチは、組みに強い大野雅浩選手と打撃のキレのよい佐々木選手の対戦であった。佐々木選手の打撃が度々大野選手をとらえ判定は佐々木選手にあがった。

U19男子ワンマッチ2戦目は、赤塚選手が回転の速いパンチ連打と投げ極めで効果をとり勝利者となった。

気迫あふれる試合の数々で白熱した試合の多い大会でした。

 

最後に、選手・ご父兄様お疲れ様でした。大会スタッフ・役員の皆様には、この社会状況の中ご協力ありがとうございました。