2018.5.30   2018 全日本空道体力別選手権/全日本空道シニア選抜選手権大会 リポート

2018 全日本空道体力別選手権/全日本空道シニア選抜選手権大会 リポート

 

【空道】目黒雄太が世界王者に勝った19歳を破りV4達成

 

空道 2018 北斗旗全日本体力別選手権 5.13 仙台市青葉体育館:秋の世界選手権日本代表最終選考大会で新鋭が続々優勝

 

ゴング格闘技:https://note.mu/gong_kakutogi/n/nb22a666db2b5

第17回長岡大会レポート

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第17回長岡大会レポート

長岡支部 遠藤 英

 

長岡大会のレポートをさせていただきます。

4月15日(日)少数精鋭の今大会。技術のない少年戦士も闘志を全面に出して前に出て攻撃していたことが印象的であった。試合で最も必要であろう闘争心は皆よかった。

U9は、力強い打撃を持つ選手がそのまま優勝した。空道らしい掴んでの攻撃や投げも試合に出せるようにすることがこれからの課題である。

U11、U13と年齢が上がっていくと左右にフットワークを使いながら戦う選手。片手で道着を掴みながらキックで攻める選手を見ることが出来た。

U16は、フットワークからのヒットアンドアウェイを得意とする選手と組み付いて相手をねじ伏せたい選手の試合となり、前半試合でマウントパンチでの効果ポイントが入った。後半戦で打撃で追い上げたがマウントパンチの効果ポイントで勝利者となった。

U19の一試合目は、打撃でほぼ互角の展開であったが投げと寝技で攻めた選手が腕十字により一本勝ちとなった。二試合目は、全体的な打撃を獲る審判と顔面パンチの有効打をとる審判で割れたが引き分け延長になったが延長戦での顔面への打撃が評価された結果となった。

シニアの試合は、二試合ともパンチ連打での効果3奪取により試合が決まった。敗れた選手は、連打選手へのカウンター攻撃やフットワークからの攻撃を身につけることを課題としてほしい。

選手は、試合により自分が何を身につけなくてはならないかがわかったと思います。

最後に、選手・ご父兄様お疲れ様でした。大会スタッフ・役員の皆様ありがとうございました。

 

2018北斗旗全日本空道体力別選手権 関東予選 及び第65回大道塾関東地区シニア交流大会レポート

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2018北斗旗全日本空道体力別選手権関東予選 及び 第65回大道塾関東地区シニア交流大会 レポート

 

大道塾御茶ノ水支部  支部長 朝岡秀樹

 

3月4日、台東リバーサイドスポーツセンターにて開催された両大会。

シニア交流大会には38名がエントリーし、最高齢は61歳。いかに空道が親しみやすい武道スポーツであるかを感じさせる数字である。近い将来、70歳以上の選手も現れるのだろう。理想をいえば、歳を重ねた者同士の対戦こそ、勢い任せでないスタイル・打たせずに打つ技術・凛とした佇まい……といったものが表現されてほしいところ。現状は、フックの乱打戦が繰り広げられることが多い。この一因となっているのは、試合時間の短さではないか? 「高齢者は体力がないだろうから」と試合時間を短くすればするほど、防具で顔面が覆われているのをいいことに、やったもん勝ちの戦法をとるようになる。これは女子の試合にかんしても思うことだが、試合時間を一般男子と同様にすることはできないだろうか? あるいは、それが無理なら、両者が互いに相手の攻撃を顔面に被弾しながら打ち合い続けている場合「両者、一本負け(失格)」としてはどうか? 柔道でも最新のルール改正で両者失格の裁定が下されるようになった。「もしNHGがなかったら、あなたの顔は腫れあがっているのであって、その顔で社会や家族のもとに帰ったのでは勝利とはいえない」ということだ。

 

全日本予選に関しては、各カテゴリーの短評を以下に。

<女子220以下>大倉萌が打撃でも寝技でも効果ポイントを奪うテクニシャンぶりを発揮し、3勝で優勝。最近の全日本・国際大会では取りこぼしが多いだけに、さらなる安定感を求めたい。元全日本王者・岡裕美が久々の復帰を果たしたが、3戦3敗。これは、若い世代の成長を裏付ける結果といってもよいだろう。

<女子220超>柔道でキャリアを積み、空道の競技に挑みはじめて1年余りの内藤雅子が、元全日本王者・吉倉千秋らを下し、優勝。フィジカルも強く、稽古量も豊富とのことなので、全日本で、大谷・今野といったトップ選手にどこまで食い下がれるか、楽しみだ。

<男子230以下>前回世界選手権ベスト4の末廣智明が準決勝で木村真拓に勝利するも決勝を棄権。代わりに決勝進出した木村から漆館宗太がパンチによる効果ポイント2つを奪い、優勝を果たした。漆館は14年のキャリアを持ちながら、これまで上位進出を果たしたことのなかった選手だが、今大会では、ジュニアで活躍した19歳のホープ・菊地逸斗からアキレス腱固めで一本を奪っての決勝進出。決勝で下した木村は、かつて裸絞めで秒殺されたこともある相手だっただけに、大きなブレイクスルーを果たしたといえよう。

<男子240以下>本来230以下の選手である谷井翔太が階級を上げて参戦。準決勝では服部晶洸から右パンチによる効果ポイントを奪い、決勝では神代雄太に競り勝ち、優勝。仕事(消防士)のスケジュール上、5月の全日本本戦に出場できないとのことだが、アジア王者となり、上の階級のトップ選手に連勝したとなれば、-230クラスでの世界選手権日本代表選考には残るであろうと思われる。

<男子250以下>ジュニア出身で、並行して柔道経験も十分にある渡邉憲正が寝技で2つの一本勝ちを奪って五角形リーグ戦を制し、決勝進出。決勝では日本拳法出身の望月將喜を相手に攻勢をキープし、優勝。ジュニアから一般カテゴリ―に、昨年から昇格したばかりだが、アジア選手権にも出場しているので、5月の全日本の結果次第では世界選考に滑り込む可能性も出てきた。

<男子260以下>押木英慶が独走。立ち技における打撃のキレ、寝技での効果ポイントの獲得など、より完成度は高まっているように思われる。

<男子260超>岩﨑大河が2試合とも圧勝したが、五十嵐健史が元全日本王者・キーナン・マイクからパンチで効果を奪って勝利し、その五十嵐を19歳の松岡陽太が寝技で下すなど、新人の台頭も目についた。

 

リポートは以上にて。最後に毎回の地区予選で気になっている点を。選手が裸足で試合会場(柔道場)から廊下に出てアップ等を行い、そのまま試合場に戻ってくる場面をよくみかけるが、土足で歩くゾーンに素足で出たうえで、足の裏の汚れを拭き取ることもなくそのまま畳の上に上がるというのは武道として好ましくないように感じている。礼儀に関して、試合場における定められた礼法ばかり注視されるが、定められていない部分での心遣いにこそ、礼儀が求められるのではないか?

※今大会を支えてくださいました役員、審判員、ボランティアスタッフの皆様に感謝申し上げレポートの締めくくりといたします。お疲れさまでした!

2018/04《埼玉、東京、宮城、茨城、栃木》ワンマッチ交流戦レポート

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2018/04《埼玉、東京、宮城、茨城、栃木》ワンマッチ交流戦レポート

桜舞い散る岩槻文化公園にて、年3回恒例のワンマッチ交流戦が行われました。

今回は、13道場から集まって来た選手達による、全18試合。「これに向けて、皆、頑張って稽古して来たんだなぁ」と思わせる好試合が続きました。

主催者としては、毎度のことながら、大きな怪我人が出なかったことが、まず一番何よりほっとできる事ですね。

それでは思いつくままに全体評から。

・新宿西支部が初参戦。新宿西は小さい子が多いので、対戦相手が組めそうもないと思い、可能性がありそうな総本部と直に連絡を取っていただき、結果、総本部の少年部としても初参戦という形になりました。

その総本部から参戦してくれた子が4歳。新宿西からのエントリーは5歳。大宮西からは6歳で、この辺は全員がワンマッチ史上最年少の参加者。

もともと(公式戦と比較して)緩いムードで行われているワンマッチですが、大人の試合はやはりそれなりに緊張感が漂うものです。しかしこの辺りの年齢の子どもの試合は微笑ましいというか、ほのぼのしているというか、、、会場中をほんわりした雰囲気にさせていました。

・新宿西支部を率いる金子支部長は、第1回世界大会の日本代表選手。総本部の子どもたちを引率してきたのは清水指導員、岩﨑指導員の現役全日本王者2名。ついでにいうと観戦応援についてきた古館君も全日本Jr王者。

後はご存知、いつも審判団を取りまとめてくれている草加の能登谷支部長、それから吉祥寺の飯村支部長は現日本代表コーチ。

何か「新旧レジェンド大集合!」といった風で、傍から見たら「これは物凄いレベル、規模の大会なんだろうか???」と錯覚しそうなくらい豪華な顔ぶれが勢ぞろいでした。

・今回も遠く宮城県からの参戦者が。いつも参加呼びかけ、引率をしていただく佐藤師範代(仙台中央)、ありがとうございます。

その東北チームは4人で5戦4勝。そして3人がベストファイター賞受賞。さすが、遠いところをわざわざ時間とお金を掛けて参戦してくるだけあって、皆、気合の入った素晴らしいファイトを見せてくれました。

そして、以下目立った試合、選手を厳選して。

・関川(日立)vs.田沼(北本)

関川選手からの指名で実現したこの試合。両者は以前にワンマッチで対戦していて、田沼選手が勝利しています。

今回は自らが望んだだけあって、対策はバッチリ。明確なポイントこそ奪えなかったものの、見事に「恩返し」を実現。素晴らしいファイト内容でした。もう一戦も勝利し、関川選手はベストファイター賞をW受賞(吉祥寺支部賞&日立支部(*)賞)。おめでとう!

(*)通常「自支部の生徒には出さない」のが不文律のベストファイター賞ですが、「それを捻じ曲げてでもあげたい」と青木支部長がしたくらいの素晴らしい内容でした。

某SNSに今回の顛末が本人の手で書かれています。アカウントをお持ちの方はぜひご一読ください。青木支部長のコメントも含めて、ちょっと感動的ですよ。

・飛田(日立)vs.寺門(草加)

キック1年、空道無級の飛田選手(26)と、全日本シニア2位の寺門選手(46)の試合。

前に出る飛田選手に対し、寺門選手の遠間からの強くて速いジャブが、ことごとくヒット。グローブならどこかに引っかかりそうなバンチでも、拳サポの小さな拳はガードをすり抜けてしまいます。しかし飛田選手は全く動ぜす、怯まず前へ。しかもやみくもに前に出る特攻戦術ではなく、(上手くいってはいないとは言え)ちゃんとディフェンスに気を配り、間合いを探りながら、前へプレッシャーを掛けに行っています。

最終結果は、さすがにキャリア差を発揮した寺門選手の「効果2優勢勝ち」となりましたが、飛田選手の堂々たる試合ぶりも、私(渡邉)には、かなり印象に残った試合でした。

・藤田(御茶ノ水)vs.糸井(総本部)

54歳と62歳の対決。いくつになってもガチで闘える空道は素晴らしい!

試合は体格に勝る糸井選手が遠い間合いを支配するも、決定打なく、判定は引分け。惜しい! 初勝利までもうちょっとでした。前に出てくる藤田選手に対して見事な巴投げを決めかけたのが、この試合のハイライトでしたね。

一方の藤田選手は元大宮西の生徒。諸事情あってずっと休会が続いていたんですが、この度、心機一転、御茶ノ水支部に移籍して稽古を再開したばかり。今回、久しぶりに元気な顔が見れて、個人的にとても嬉しかったです。またこれからも頑張って下さい。

・山田(仙台中央)vs.小林(大宮西)

空道無級なれどフルコンカラテ、ボクシング、ムエタイ、柔術等、様々なキャリアを積んでいる仙台中央支部期待のニューカマー=山田選手と、最近メキメキ実力をつけてきている小林選手の対戦は、予想通りの好試合に。

結果は僅差判定で小林選手が勝利したものの、内容を評価され、両者ともにベストファイター賞を受賞。

・小野(塩釜)vs.長江(大宮西)

前回世界大会でJrの日本代表選手として出場した小野選手が一般に上がって、-230東北予選チャンピオンとなり、今回は「もっと経験を積みたい」とワンマッチに初参戦。 対する長江選手はトーナメントの出場経験はないものの実力は確かな選手。私(渡邉)も主催者として自信をもってマッチメイクさせていただきました。

若さとスピード感あふれる小野選手の攻撃に対し、体格を利した(身体指数229:237)重い打撃で反撃する長江選手。両者の激闘は2分2Rを終わって両者ポイントなし。小野選手の手数か?! 長江選手の重さか?! 審判泣かせの判定は2-1で小野選手に凱歌があがりました。

小野選手はベストファイター賞受賞。 長江選手は、、、申し訳ない、私(渡邉)の生徒じゃなければ私から出してあげたかった。それくらい良い内容でした。

・佐藤(仙台中央)vs.平田(浦和)

全日本シニア四冠の佐藤選手と全日本シニア2位の平田選手の対戦。

序盤重いパンチを武器にプレッシャーを掛けて優位に進めていた平田選手ですが、佐藤選手の寝技に捕まり、逆転負け。

一方の佐藤選手、今大会唯一の一本勝ち(腕ひしぎ十字固め)をメインイベントのここで決めるとは、さすがシニアの絶対王者。千両役者っぷりが際立っていました。もちろんベストファイター賞受賞。

今回は計18試合、しかもJrの試合も多かったので十分な余裕をもって全試合を終えることができたので、大会後恒例のスパー祭りも今回は存分に行えました。「これを楽しみに毎回参加、応援に来ています」と言ってくれる人も多い、ある意味、ワンマッチ交流戦のメインイベントですね。私(渡邉)も久しぶりに参加して、普段できない他支部の若手を中心に捕まえて頑張りました。

最後になってしまいましたが、参加協力いただけた各道場の皆様に感謝申し上げます。いつもありがとうございます。次回開催は7月初旬の予定です。またよろしくお願い致します。押忍。

以上

 

2018 北斗旗 全日本空道体力別選手権東北大会及び第54回大道塾東北地区交流大会 レポート

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2018 北斗旗 全日本空道体力別選手権東北大会
及び 第54回 大道塾東北地区交流大会 レポート

大道塾 仙南支部  支部長 佐藤繁樹

 

3月18日、名取市民体育館にて、2018北斗旗空道体力別選手権東北大会及び第54回東北地区交流大会が開催され、U19からシニアクラスまで47名の選手が集い優勝をかけ熱い闘いを繰り広げました。
各クラス熱戦の連続で、特にU19優勝の田口洸揮(仙南)はじめ10代20代の選手達に今後の活躍を期待させる選手が多かったことは今大会の特筆すべきことでした。
ここからは今年11月に開催される第5回世界選手権大会へつながる全日本予選の試合を紹介します。

<女子>ここ数年、常に全日本優勝戦線に立ち続ける今野杏夏(多賀城2015全日本優勝)が磐石の強さで優勝。すでに先の大会を見据えているように感じた。

<男子230以下>はっきりとした新旧世代対決の構図となったこのクラス。19歳小野葉嗣(塩釜)が近田充(多賀城2016全日本準優勝)を延長の末破り決勝に駒を進める。
対する反対ブロックでも阿部宏信(石巻)に18歳星優斗(仙南)が挑むが攻め所を熟知する阿部が一枚上手の試合展開で退け決勝に駒を進めた。
決勝は今大会一番の盛り上がりを見せた試合となり、豊富な経験を活かして相手の一瞬の隙を狙う阿部をスピードとスタミナを活かした闘いを展開する小野が下し優勝を勝ち取ると共に見事世代交代を果たした。

<男子240以下>このクラスは私が選手時、主戦場としていた思い入れのあるクラス。越後暢介(仙台東2018アジア出場)が持ち味の変則スタイルで相手に距離感と攻撃タイミングを狂わせ決勝進出。
反対ブロックからは東北では珍しいアップライトスタイルの國枝厚志(秋田)が危なげない闘いで決勝進出。
興味ある対戦だった決勝戦だが國枝が怪我のため棄権し越後が不戦勝で優勝となった。

<男子240超>リーグ戦となったこのクラスは、藤田隆(秋田2015全日本準優勝)がフィジカルの強さと技術で頭一つ突出し全勝優勝。
勝率2位に3人が1勝1敗で並ぶ混戦となったが一本勝ちで8点を獲得した岡崎匠(仙台中央)が準優勝となった。
全日本選手権の出場権を獲得した選手はすでに動き出していることとは思いますが、その先にある世界選手権を見据え一つでも多く表彰台に日の丸を掲げられるよう残された時間の全てを空道に費やす気で過ごしてほしいと思います。

最後になりましたが、今大会を支えてくださいました役員、審判員、ボランティアスタッフの皆様に感謝申し上げレポートの締めくくりといたします。ありがとうございました。

 

2018.3.20   北海道大会レポ 北海道札幌西支部長 菅原 英文

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2018北斗旗全日本空道体力別選手権予選・第45回大道塾北海道地区交流試合レポート

北海道札幌西支部長 菅原 英文

立春も過ぎても、春の訪れを感じることが出来ない札幌で、3月4日例年より一ヶ月早く、中島体育センターに選手は集まりました。
村上明師範による開会宣言の後、2018北斗旗全日本空道体力別選手権予選・第45回大道塾北海道地区交流試合が行われました。

札幌の大会でジュニアの試合が出来るようになってきたのは、ここ最近の事です。見る度に感じるのは、どの選手も「勝ちに行く」と目が語っているところです。
幼いファイターにとって、痛い思いをすると解って闘いに赴く…しかし彼らのベクトルは、痛い、辛いより「勝ち」が優っている。その時点で既に自分に打ち勝っている勝者だが、貪欲に勝負に勝つ事を課している。それだけでも素晴らしいが、帯広支部のジュニア達の層の厚さを感じる。
近い将来ジュニアではなく、逞しく成長した彼らを北斗旗予選見る事になると思うと、将来が楽しみになってくる。

北斗旗予選-240の部で、札幌西支部・ソムチャイ選手の動きが以前より良くなっていると、感じました。我が支部にはタイから来た選手が二人居りますが、言葉もあまり通じない国で空道ルールを身に付け、いい試合運びが出来た事に成長が見られます。
お互い格闘家としてポテンシャルが高い二人。完全に空道ルールが身体に叩き込まれた時、どんな試合をするのか楽しみでなりません。

+240は南支部で、常に好成績を収め空道界の中でも一目置かれ実力もある安富北斗選手が出場。キムジュンラク選手は、その安富選手相手に果敢に攻め、後ろ回し蹴りを決めたりと本大会の中でも、観客・他の選手達すら手に汗握る一番盛り上がった白熱したいい試合でした。他の選手にも良い刺激になったと思います。

一般交流試合は勝とうとする気持ちがよく伝わってくる試合でした。
佐々木新選手は初出場にもかかわらず、前へ前へと出て果敢にチャレンジする姿勢が良かったです。
惜しいのはシニア交流試合。年齢的にも体力的にも、辛いとはいえ、最後の試合まで戦える気力・体力を身につけて欲しいと強く感じました。

今回の大会の準備で頑張った全ての支部長、審判、選手、スタッフ皆さんありがとうございました。特に今年は世界大会があるので両脇を引締め頑張る所存です。

2018年北斗旗全日本空道体力別選手権九州•沖縄地区予選 第50回 大道塾九州•沖縄地区交流試合レポート

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2018年北斗旗全日本空道体力別選手権九州·沖縄地区予選 第50回 大道塾九州·沖縄地区交流試合レポート

広島中央支部 村上 智章

 

3月11日、太宰府とびうめアリーナにて、2018年北斗旗全日本空道体力別選手権ならびに第50回大道塾九州·沖縄地区交流試合が開催された。第50回という節目を迎えた今大会、U9からシニアに至る最年少7歳、最年長49歳、総勢59名の選手が集い、覇を競う生涯武道の大会となった。

各クラス、迫力ある戦いが繰り広げられたが(特にU16の戦いなど、一般部の試合に勝るとも劣らない好試合がみられた)、ここは大会の本丸、北斗旗予選の試合を紹介したい。

今回予選は、古豪、中堅、若手入り乱れての組み合わせ、第一試合は昨年秋の大会で鮮烈なデビューを果たした俵屋とアジア大会代表野崎、キックを素地とする俵屋の打撃を警戒、野崎が組技から寝技、逆十字を狙う展開。俵屋、マウントパンチからの逆十字を一回はしのいだが、二回目のグラウンドで野崎、腕ひしぎを極め、一本.執念の勝利。

次は歴戦の古豪、小田と若手の張迫、ガンガンパンチを繰り出す小田に張迫もパンチ、膝で応戦、打撃では小田優位に見えたが、組技からグラウンドの展開では張迫、常に上をとる。が、最初のグラウンド、マウントを取ったはいいが、顔面に直接パンチ、これは反則。これに小田エキサイトしたか組んでの打撃、頭突き、張迫も応戦、大会屈指の熱戦となった。マスクをつかんでの反則もあったが、小田、黒帯の意地をみせて勝利。

野崎対張迫、野崎のフェイントをからめたストレートがヒット、効果。これに張迫、膝を打ち返して組んでの打ち合い、グラウンドも目まぐるしい展開、気の抜けない戦いとなった。試合巧者野崎がポイントをしっかりとって勝利。

次は軽量級俵屋と重量級藤田,体力差30。俵屋速いロー、腰の入ったパンチで果敢に攻めるが藤田も応戦、組んでから倒してマウントパンチで効果、続いての腕十字はしのいだが、俵屋、効果ポイントを取り返せず、藤田勝利。

藤田対小田、これも体力差20。体格で勝る藤田が小田に覆い被さるような展開。小田の闘志衰えず、果敢に打ち合いを挑むも、藤田、ローで崩してニーオンザベリーからのパンチで効果、寝技の展開の中で再び効果をとって勝利、野崎との決勝へ。

野崎対藤田、これも体力差30あるが野崎臆せず、後ろ回し、踵落としと攻める。藤田、捕まえて料理しようとするが組んでからもつれてグラウンド、一瞬の隙をついて野崎、ニーオンザベリーからパンチで効果。ポイントを取りかえそうと藤田前に出るが野崎、距離をとりつつ後ろ蹴り、パンチで反撃、グラウンドでも下からの打撃で積極的に応戦、文句なしの勝利、優勝。本大会、野崎の試合運びの巧さが光った。

壮、青、少それぞれの世代が各々精一杯頑張った、見ごたえのある試合が続いた大会であったと思う。この流れを大事に選手諸君には今後いっそうの精進を期待したい。

押忍、よろしくお願いします。

2017.12.4 【大会リポート】第3回アジア空道選手権大会

第3回アジア空道体力別選手権の大会リポートが各所で掲載されています。
是非ご一読下さい!!

バウトレビュー:http://www.boutreview.com/2/reports/daidojuku/171112kudo.html

イーファイト:http://efight.jp/result-20171113_272328

全日本空道連盟オフィシャルFace book:https://m.facebook.com/KudoAllJapanFed.Daidojuku/

大道塾HP特設ページ:http://ad119q2lan.smartrelease.jp/game/2017musabetsu/report/

◆12月23日発売の「ファイト&ライフ」誌においても大会リポートが掲載されます。

 

 

《埼玉、東京、茨城、神奈川、宮城》ワンマッチ交流戦大会レポート

2017/10《埼玉、東京、茨城、神奈川、宮城》ワンマッチ交流戦レポート

2017年10月22日(日)  岩槻文化公園柔道場

 

10/22(日)、岩槻文化公園柔道場において、年三回恒例のワンマッチ交流戦が行われました。

台風襲来にも負けずに集まっていただけたファイターは全41名。参加道場数としては13と過去最大規模になりました。

試合数25は史上二番目。多くの皆様からのご協力を得て、いつも大会が開催できていることを大変ありがたく思います。感謝いたします。

 

それではまず総評的に三点ほど。

・草加支部から少年部の参加が9名。先の関東交流大会で中村亜叶夢選手が優勝して盛り上がっているのでしょうか? 熱気が感じられました。

・個人でのベストファイター賞の受賞こそなかったものの、最優秀支部賞があるなら日立支部が受賞したことでしょう。4戦全勝の好成績でした。参加全員が黄帯以下。これから皆で頑張り、個人としてはもっと上の帯を、支部全体としてはもっと上のステージを目指していって欲しいものです。

・宮城県から参戦した東北チームも5戦全勝。さすが、わざわざ遠くから来られるだけあって、皆、気合いの入ったファイト振りでした。

 

以下、目立った試合に関し、順不同で。

・熊谷(早稲田)vs. 戸田(登米)

熊谷選手、体重差16kg、身体指数差は19もの相手に真っ向勝負で好試合を展開。敗れはしたもののベストファイター賞を受賞。

 

・ターニャ(早稲田)vs. 戸田(登米)

掴みありのフルコンカラテ出身のターニャ選手。ハイキックにはさすがの切れを見せ、また柔道9年の戸田選手に組負けないでほとんど投げを許さず、逆に掴んでのパンチであわや「効果」の見せ場を作る。 が、残念ながら顔面パンチのディフェンスはまだまだ難あり。「効果」を奪われ、敗戦。

反対に戸田選手は、格下2人の健闘に手を焼きながらもキッチリと二勝を挙げたのはさすが(ベストファイター賞受賞)。まだ打撃と柔道をそれぞれ個別にやっている感があるので、そこの繋ぎをもっと考えて練習するとまだまだ伸びそう。

 

・関川(日立)vs. 小林(大宮西)

関川選手の方から望んで成立したこのカード。小林選手の方が14kg重かったが、さすがに対策はキッチリと練ってきたようで、、。明確なポイントこそ奪えなかったが、前蹴りを上手く使って終始自分のペースで試合を進めた関川選手が判定勝利をゲット。

 

・小関(東北)vs. 中村(北本)

私(渡邉)の選ぶ、本日の「ザ ベスト・オブ・ベスト」の試合。21歳=小関選手と43歳=中村選手の対戦。

1R、開始早々に小関選手が得意の左フックを決め「有効」を奪取。その後も若さ溢れるキレッキレの打撃で攻め込む。「2R制の試合だったが、ストップを考えた方が良いか?」と瞬間考えさせられるくらいだったが、中村選手も上手くしのいで決定打を許さない。逆に首相撲からの膝蹴りの連打で「効果」を取り返して 1R終了。

2R目も中村選手がパンチで「効果」を奪ってさらに追い上げるも、その後が続かず、試合終了。ビッグポイントにより小関選手の優勢勝ちが決定。小関選手サイドから見れば、ブラジリアン柔術茶帯の中村選手の寝技をキッチリと完封して見せたのは見事。 両者ともにベストファイター賞を受賞。

 

・糸永(草加)vs. 大倉(大宮西)

トリッキーな動きが持ち味の大倉選手、元全日本シニア王者を相手にバックハンドで「効果」を奪い、金星とベストファイター賞獲得。「らしさ」が爆発した試合振りでした。

草加の糸永選手は骨折からの1年ぶりカムバック。相変わらずのシニア離れした動きのキレ、打撃⇔立ち組み⇔寝技間の展開の速さを見せ、その実力に衰えのないことを証明したものの少し試合勘、勝負勘といったものが戻ってなかった感じ(?!)

 

・安東(早稲田)vs. 浅水(川崎)

本戦、パンチで「効果」を収めた安東選手だったが、残念ながら 判定1-0 で旗は上がり切らずに延長へ。気持ちが切れないかと心配されたが、攻勢を強める浅水選手に対して果敢に応戦して、試合を終え「今度こそ」の効果優勢勝ち。初勝利おめでとう(ベストファイター賞受賞)。

浅水選手は今回初参加(※川崎支部全体としても今大会が初参加)。継続参戦を期待します。

 

・高野(日立)vs. 川又(水戸)

身体指数 271 同士の超重量級対決。空道入門前の経験もお互いに伝統派空手の経験者で噛み合う展開に。結果はこのルールに一日の長があった高野の効果優勢勝ち。

川又選手=水戸同好会も今回初参戦。継続参戦を期待します。

 

・中村叶愛(草加)vs. 岸野 柊(草加)

ワンマッチ史上初の中学生女子同士の対戦。 中学生女子で空道を続けている子は、全国を探してもそうそういないかと思われるが、逆に言えばそれだけ「空道が好きだ」ということでしょう。さすがに2人とも「稽古しているなぁ」と感じさせるレベルの好試合を繰り広げてくれました。勝者の岸野選手はベストファイター賞受賞。

「中学女子の数が少ない」ということは別の視点からは「チャンスが大きい」ということでもあります。このまま稽古を続けた2人がいつの日か、北斗旗全日本の舞台で活躍してくれるようになることを望みます。

 

・長江(大宮西)vs. 川上(総本部)

身長差10cm、体重差10kgで身体指数差ゼロという空道ならではのマッチメイクとなったこの試合。

身長で上回る川上選手は離れた間合いで鋭い突き蹴りを飛ばす。が、長江選手はしっかりとディフェンスしつつ、臆せず前へ。組み合いとなると体重に勝る長江選手のペース。肘膝で「効果2」を奪い、激勝。

 

・中川(早稲田)vs. 西岡(御茶ノ水)

西岡選手が重いパンチで「効果3」奪い、タックルでテイクダウン。最後は腕絡みでこの大会唯一の一本勝ちを決め、快勝。

西岡選手は白帯無級。一つ一つの技のレベルには正直まだまだの感はあるものの、トータルとして「御茶ノ水スタイル」とも言うべきMMA空道の闘い方が完成されているのが凄い。朝岡支部長の指導力には脱帽です。

 

そして大変恐縮ながらも苦言を、、、。

「協力をお願いしている身」でこういうことを書くのも本当に心苦しいのですが、ワンマッチ交流戦も回数を重ね、毎回のように選手のレベル、人数が上がっているにも拘わらず、それを裁く審判の技量がついていっていないように思います。主催者サイドから見て、現状、安心して任せられる審判が能登谷支部長しかいない感じです。

ワンマッチは成績よりも経験第一、経験を積み重ねることでの「成長の場」であって欲しいと思っていますが、それは選手のみならず、審判にとっても同様です。

各支部長、指導員の皆様におかれましては、試合に向けて出場選手のトレーニングをサポートするのはもちろん、それと同時に自身も試合に向けて「審判としてのトレーニング」を積んでワンマッチに臨んでいただけるよう、ぜひともよろしくお願いします。「ルールを熟知して、審判の目を養う」ことは、自身が指導者であっても、あるいは選手であっても重要なことであると思います。

また私の方も反省点を一つ。

今回、大勢で盛り上がれたのは嬉しかったですが、でもその分長引いて、恒例の試合後のマススパー祭りができなかったのは非常に残念でした。今後は運営のスピードアップを図るよう努力したいと思います。

さて最後となりましたが、次回は(関東予選の日程次第ではありますが)来年二月、もしくは三月を予定しております。今後ともよろしくお願い申し上げます。押忍。

 

 

浦和・大宮西・北本支部   支部長:渡邉慎二