昨年9月29日のブルガリア第一回大会に続き、モスクワにおいて「第二回空道ヨーロッパ選手権大会」が開催され、 日本より東孝大道塾代表師範・塾長、平塚和彦大道塾評議委員長のほか大会審判員の技術講習を目的に国際審判員3名が参加しました。
チケットの前売りは完売し、4000人は収容できる会場が超満員となる盛況ぶりで、テレビ10局をはじめラジオ、新聞社などロシア全土からマスコミが集まり、ロシア圏における「空道」の人気と注目度の高さを再認識できました。
結果は他のヨーロッパ諸国に比べ空道の歴史が古いロシア勢が全階級を制し、2009年の第三回空道世界大会にむけ大きなアドバンテージをとった印象です。
特筆すべきことはフィリポフ選手(-270 第一回空道世界大会260+出場)が2年ぶりに試合に復帰し、今回-250で優勝したケリモフ選手(第二回世界大会-250優勝)などのベテラン勢が健在であり、国内大会で着実に力をつけてきているクーチキン選手(270+)やラルサノフ選手(270+)なども成長著しく、今後の国際大会での活躍が期待されます。
国際空道連盟としては今後、4年に一度のビックイベントである世界大会を軸に、2年に一度今回のヨーロッパ大会のような形でアジア、南米においても大陸ごとの大会を実施し、またそれぞれの大会の間の年にワールドカップを開催することによって、国際的なレベルの底上げと選手育成を行っていく予定です。
2008年3月
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