2/15から2/19までモスクワで行われた第二回ヨーロッパ大会の審判として行って参りました。日本から塾長、久々の遠征ご同行の平塚評議委員長、昨年の「第1回ヨーロッパ大会」の自主参加した5支部長の内の、高橋全国総運営委員長、長田支部長、自分の3人に、イギリスからは東由美子さんがこの「第二回ヨーロッパ大会」や、その後の参加者が増えたドイツ、イタリアでのセミナーの事務手続きや通訳などの為に急遽合流し、合計6人というという一団でした。
2/15、飛行機にてモスクワ着、空港で取材を塾長が受け、選手の泊まるホテルにて簡単なウェルカムパーティ、その後モスクワ支部の皆さんと食事。2/16にはモスクワでの選考大会(国内大会)が行われていて、この上位選手が明日の大会に参加とのこと。連日の試合で決勝まで行く選手は合計で6、7試合することになります!!改めてロシアの選手は体が頑健なのは元よりですが、気持ちも丈夫(?)でモチベーションが高い、と感じました。試合は2面進行で長田支部長、自分が1回ずつ主審を行いました。
2/17には同じ会場での「第二回ヨーロッパ大会」。昨日に比べかなりショウアップされた会場になっていた。予選ということなのか、開会式前に2面進行で1回戦からスタート。高橋師範、長田支部長、自分らも審判で参加。各国によりレベルはバラつきがあり、また、技術にしても全体に荒い部分はあるものの、やはりこれまで同様、体力の凄さ、体の丈夫さは脅威だなと感じました。上位に上がるにつれ技術も向上し、来年の世界大会では日本も生命線である技術は当然ですが、しっかり体を作り気合を入れないとまずい、と感じました。
準決勝から1面進行で更にショウアップされ自分には多少派手過ぎると感じた開会式から各試合がスタート。TVも入っていて興行的な進行。武道とは言ってもスポーツの歴史が長い海外ではこういう演出も必要なのかなと思いました。勝ち上がってきたのは、ほとんどロシアの選手。準優勝者に一人カザフスタンの選手が入りましたが、優勝者は全員ロシアでした。
2/18に午前中に観光、午後、モスクワ支部幹部の皆さんと食事して高橋師範、長田支部長、自分らは早々においとまして空港へ。そして帰国。2/19に成田。
今回感じたことは、選手については「第一回ヨーロッパ大会」同様に体も気持ちも日本人以上に強固なものがあると感じられました。技術が荒いところもあるけど、それをカバーできる体の頑丈さ、気持ちの強さがあり、中でもロシア勢は群を抜いている、と感じました。
特筆すべきはロシアの審判団がルールをしっかり頭にいれていること。間違った判断基準(例えば、打撃の効果ポイントが軽いものでも取っていた)で統一されていてまとまっていたので、傍目からは逆に違和感がなく、ルールをしっかり研究し練習していると感心しました。日本人もウカウカできません。
運営面での意識も高く感じました。例えば、全員の協力態勢(今回も優勝したフィリポフ選手は前日の国内大会の審判をやったり、その後のミーティングの用意まで行っていた)等が見られました。
最後に、塾長、評議委員長、高橋師範、色々と御迷惑もおかけしたかと思いますが、アドバイスなどいただき有難う御座いました。長田支部長、やはりスターですね。有難う御座いました。また、「第一回ヨーロッパ大会」でお世話になったブルガリアの皆さん、各国の皆さん、また会うことができうれしかったです。ロシアのゾーリン支部長、アナスキン支部長、ベゼルチャコフ支部長、通訳の皆さん、ロシアの審判の皆さんお世話になりました。日本国内の塾生の皆さん、私達も全員力で協力して来年の「第三回世界大会」に備えましょう。乱文写真なしですみません。
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