女子の部  準優勝  大倉 萌(東京都 吉祥寺)

今大会の結果

1回戦伊吹選手に一本勝ち

2回戦ターニャ選手に効果優勢勝ち

決勝今野選手に反則判定負け

 

1.練習について

1 練習時間は週何回で合計何時間出来ましたか?

○道場での練習は1回につき1時間程度。週4回くらい。

入社してからは飯村先生にマンツーマンで短時間練習に協力していただきました。

飯村先生、ありがとうございました。

 

○土曜日に九段下にあるJPFストレングス工房にて筋トレ3時間程度。

 

小野先輩や末廣先輩、加藤先輩が通っていたジムです。

私は2019年の1月から通い始めました。

工房の鬼頭先生に膝のリハからフィジカル強化、メンテナンスまでやっていただきました。

 

合計:約7時間/週

 

2 合計の内訳はどのような割合ですか?

○道場での稽古→シャドー、ミット、マススパーリング合わせて1時間

 

○ストレングス工房でのトレーニング→下半身2h、上半身1h

 

3 大会に臨むにあたり、その他にどのような練習を行いましたか?

 

○膝のリハ

○一回の稽古の中で、1時間で凝縮して練習ができるように、集中して取り組みました。

 

4 それら上記の練習はどんな場面に生かされましたか?

 

ただがむしゃらにやるだけではなく、時間を無駄にしないように考えて練習する癖がつきました。

練習時間は学生時代から比べると減りましたが、学生時代の時よりも自信をもって大会に臨むことができました。

 

 

5 それら上記の練習方法についての反省・改善点はありますか?

 

短時間で集中すると言っても、やっぱりもう少し組みや寝技の練習をする時間が必要だと思いました。

これからは週の合計練習時間のうち、半分を組みや寝技に割きたいと思いました。

 

6 その他試合前に特に気を付けたことがあれば、それも教えてください。

 

怪我をしないこと。

痛くても根性で続けるという考え方を改め、少しでも違和感があったら無理をせずやめるという考え方に変えました。

 

 

2.試合結果について

1 試合の結果について、どのように分析しますか?試合ごとに記入してください。

 

○1試合目…全ての試合の共通事項ですが、事前に試合で出すことを4つほど考えて試合に臨みました。私はやることを考えておかないと、突っ走ってしまうタイプなので、先にやることを考えておいたことは良かったと思います。

○2試合目…反則をしてしまいました。申し訳ありませんでした。

○決勝…ここでも反則をしてしまいました。申し訳ありませんでした。

体力指数差が20以上あった場合を見通した練習をしていなかったミスだと思いました。

 

 

2 また、どの試合が一番印象に残りましたか?

2試合目です。

自分で主審に反則行為について聞いておいて、自ら反則行為をしてしまい、本当に愚かだと思いました。

今後はこのようなことがないよう、徹底して対策したいと思いました。

また、決勝では同じ反則行為で警告を取られた後、ポイントを入れられなかったので、誰がどうみても効果になるような技を身につけます!!

 

3.  今後の課題について(当面の目標と将来的な目標など。)

 

○パンチでKOできるような技術、力をつける

○フィジカル強化

○組み・寝技強化

○体力別優勝

○ワールドカップ優勝

ワールドカップではいつも女子は1階級のみですが、女子2階級作って頂けると嬉しいです。東塾長、よろしくお願い申し上げます。

○世界大会優勝

○大道塾や仕事の関係上許されるのであれば、他団体のいろんな強い選手と戦ってみたいです。

 

4.  その他(上記項目以外で意見・感想があれば記入してください。)

 

この度は、掴んでの手による加撃の反則行為を繰り返してしまい、本当に申し訳ございませんでした。

与えられたルールの中で戦えず、相手選手のターニャ選手、今野選手、審判の方々にご迷惑をおかけいたしました。

失礼いたしました。

 

ルールを破った私がこんなことを申し上げるのは、大変心苦しいのですが、一つだけ思ったことをお伝えさせていただければと思います。

 

自分よりも大きい相手と掴みに入った時、

足(膝やロー)での攻撃だけでは、大きな相手を崩す為の武器が足りず、相手選手の意識を散らすために手技が反射的に出てしまいます。

その反射を大半の選手が抑えられているのにも関わらず、それを抑えられなかった私が悪いのですが、

 

もし、体力指数が20以上離れている時の

掴んでの手による加撃の禁止というルールが、

体力指数が低い選手を、体格差による危険から守るために生まれたルールなのでしたら、

 

体力指数が低い選手に大会申込時等に申請(もし体力指数が20以上離れた選手と戦うことになった場合、手による加撃をお互いありでもよいor危険を考慮し、なしにする)する機会を与えて頂けないかなと思います。

 

ただでさえ複雑なルールの中で、いつも裁いてくださる審判の方々のご負担を増やすことになりますし、我儘を申し上げて本当に恐縮なのですが、一選手の意見でした。

 

これを読まれて不快に感じる方がいらっしゃいましたらすみません。

 

最後に、自分から試合前に確認しておいて殴ってしまい、ターニャ選手、今野選手、審判の方々、ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした。

 

押忍

 

女子の部  優勝  今野杏夏 (宮城県 多賀城)

今大会の結果(例:一回戦 不戦勝ち、二回戦 ○○選手に判定負け)

一回戦

延長効果1優勢勝ち

二回戦

一本勝ち

決勝戦

再延長判定勝ち

 

1. 練習について

1 練習時間は週何回で合計何時間出来ましたか?

週4〜5回 8〜12時間

 

2 合計の内訳はどのような割合ですか?(ランニング  分、基本  分、ミット  分、ウェイト  分、打撃スパー  分、寝技スパー  分、その他  分)

 

定時稽古 基本30分、移動かミット30分、組手30分、その他30分

 

自主トレ フィジカルの日と、スパー中心の日があります。

 

3 大会に臨むにあたり、その他にどのような練習を行いましたか?

道着なしでの組技寝技スパー

 

4 それら上記の練習はどんな場面に生かされましたか?

組み際での反応、対応が良くなったと思います。

 

5 それら上記の練習方法についての反省・改善点はありますか?

予選の後に怪我をして1ヶ月くらいは対人練習や強度が高い練習ができませんでした。

練習の時は気づかなかったのですが、試合のときに大きく体力が落ちている感覚がありました。

 

6 その他試合前に特に気を付けたことがあれば、それも教えてください。

怪我のメンテナンスとアンチドーピングの居場所提出。

それに伴って食事、体調管理が大変でした。

 

2. 試合結果について

1 試合の結果について、どのように分析しますか?試合ごとに記入してください。

1回戦

相手が懐を大きく構えてカウンターを狙ってきていたので、やりにくかったです。強いなと思いました。

投げを潰してポイントを取れたのは練習の成果が出ていて良かったと思います。

2回戦

距離を取ってくるだろうなと思ったら最初から打ち合いに来たので、少し面くらいましたが、組んでからは落ち着いて対処できました。

決勝戦

出入りが速いのと、上段の前蹴りから入ってくるので、なかなか捉えられなかったので、あえて前蹴りをもらいながら圧をかけていきましたが

身体指数の差があるから効かなかっただけで、同じくらいの体格の相手には通用しないなと思いました。(次の日アゴが痛くなりました…)

 

2 また、どの試合が一番印象に残りましたか?

決勝戦です。

大倉選手が怪我で長く休養をしていて、自分は怪我のことを聞いたときにすごくショックを受けたのですが

またこうして、試合が出来て嬉しかったです。

 

3.  今後の課題について(当面の目標と将来的な目標など。)

ワールドカップに選考して頂けるように頑張ります。

 

 

第5位 寺口法秀 (神奈川県 横浜北)

今大会の結果

1回戦…なし(シードにて)

2回戦…三浦敏彦選手に有効優勢勝ち

3回戦…伊東宗志選手に効果優勢勝ち

準々決勝…岩崎大河選手に一本負け

 

1、練習について

①練習時間は週何回で合計何時間出来ましたか?

週2回で合計5時間

②合計の内訳はどのような割合ですか?

基本稽古…20分、サンドバッグ…30分、投げ打ち込み…30分、約手…20分、距離の約手…30分、ミット…30分、スパーリング…20分、首相撲…20分、投げ技乱取り…20分、レスリング…10分、寝技乱取…20分、寝技シチュエーションスパー…20分、ストレッチ他…40分

③大会に臨むにあたり、その他にどのような練習を行いましたか?

何もできませんでした。

④それら上記の練習はどんな場面に生かされましたか。

1回戦ではカウンターを上手く合わせることができました。

 

⑤それら上記の練習方法についての反省・改善点はありますか?

仕事が忙しく、全体的な練習量があまりにも少なすぎました。

 

⑥その他試合前に特に気を付けたことがあれば、それも教えてください。

(いつもの全日本は前日計量だが)今回は当日計量で試合に挑むということで、骨折防止のため、減量は水分抜き中心ではなく、食事中心の減量で臨みました。

 

2、試合結果について

①試合の結果について、どのように分析しますか?試合ごとに記入して下さい。

2回戦目…前後の出入りに関して、ギリギリの距離を保ちながら、カウンターを狙うという戦術を立てていました。カウンターの打撃・首相撲からの加撃・足払いからの極めと様々な場面でポイントを取ることができました。

3回戦目…相手はその前の試合で中間距離でのパンチの撃ち合いでKO勝利をしていたので、中間距離では勝負をせず、遠距離から打撃を当てて近距離で組倒して寝技で勝負する戦略を立てました。うまくはまり、寝技の疑似打撃で効果を2つ取ることができましたが、本戦の後半で息切れを起こしました。やはり全体的な練習が足りなかったと反省しています。

準々決勝…事前に相手の使う技を4つほど選びそれに対する対策を立てて、自分が発揮する技を3つだけ選び、試合に臨みました。3回戦目で感じた自らのスタミナ不足を考慮して、本戦でポイントを奪いに行くことにしました。しかしながらうまくいきませんでした。自ら相手を引き込み、三角締めの体勢で相手を固定し、連続打撃で効果を取りにいきましたが、簡単に三角締めを解かれ、相手の疑似打撃からの腕十字を決められたと記憶しています。

 

②また、どの試合が一番印象に残りましたか?

準々決勝戦、岩崎選手の肉体的な強さに驚きました。やはり体格が大きく、練習量が豊富な選手に勝つのは難しかったです。

 

3、今後の課題について(当面の目標と将来的な目標など)

ワールドカップ出場を目指しています。2019年春よりも2020年春の方が熾烈な争いになる可能性が高いですが、自分にできることをしっかり実践して、春の全日本階級別で連覇をするつもりです。しかしながら、横浜から岡山に転勤になったので、練習環境・練習時間・練習相手を確保することが当面の課題になりそうです。

 

4、その他(上記項目以外で意見・感想があれば記入してください)

①2016年11月12日、学生としての最後の試合に出場し、全日本無差別の2回戦で出血を出し大敗して、しばらく抜け殻のような状態でした。また社会人になって大阪から横浜に移住して、仕事で心の余裕がなく、1年半試合に出ることができませんでした。しかしながら、青木支部長をはじめとする大道塾横浜北支部の皆様のサポートあって、全日本の階級のトップにまで飛躍できました。横浜から岡山に転勤になってもこの恩は忘れません。今までありがとうございました。

 

②選手・関係者の皆様のご尽力あって今大会も大変素晴らしいものになりました。しかしながらこの素晴らしい試合を多くの人は見ることはできません。この素晴らしい武道・大会を関係者以外にも広く見てほしいので、動画公開の解禁を検討して頂けると嬉しいです。