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7/9(金)
約12時間のフライトを経て、朝6:00無事フランクフルト空港に到着です。フランクフルトの時差は日本の−7時間。なので日本はただ今13時。成田を発ってから18時間半の長旅でした。 迎えに来てくれたのはトーマスです。昨年東京で行われた第三回世界大会にもオブザーバーとして来ていたので「あぁ、あの彼か」と知っている人も多いんじゃないでしょうか?
フォード(!)のステーションワゴンに乗せられてホテルへ。でもこれはレンタカーです。聞けば彼トーマスは、以前はオペルに乗っていたけど故障が多かったので、今はトヨタに乗り変えたとか。まぁ当たり前だけど、ドイツ人が全員高級ドイツ車に乗っているわけではありません。それでも、ベンツなんかは日本にいるときよりは、よく見かける気がします。きっと「外国車」として購入する日本よりは、関税やその他の諸費用分は安く買えるのかな?反対にレクサスは全く見ませんでした。
フランクフルト空港からホテル途中の何もない野っ原の風景
ホテルへの道中、見回せば周り中、野っ原です。いや、それともこれは麦畑か何かな?いずれにしても、なぁ〜んにもありません。はっきりと言ってしまえば「ど田舎」です。
フランクフルトと言えばドイツ国内でも有数の大都市(しかしそれでも人口は70万に満たないくらい)の一つのはず。何かビックリしてしまいますね。でも良く聞いたらフランクフルト中心街とは逆方向のアシュテイム(Astheim)という町に向かって走っていたのでした。(^^;)
走っていたのは10分ちょっとでしょうか?かなり短時間でホテルに着きました。何かスゴ〜く可愛いホテルです。
「ここはおとぎの国か何かですか?」とガチで聞きたくなるような「So cute」なホテルですが、トーマスによればこれが「Traditional style」なのだそうです。おばちゃんと息子さんの2人でやりくりしている、とってもアットホームな感じのホテル。確かに私も、近代的で便利であっても味も素っ気もないようなチェーンホテルよりは、文化を感じられる伝統様式のアットホームなホテルに泊まれるほうが断然嬉しいのですが、この可愛さは、むさくるしい大道塾生には(私も含めて)全然合っていない気がします(爆)。
一旦荷物を置いてから、ホテル近隣を皆で散策。手作りパン屋を見つけて入りました。水を買いたかったのですが、残念ながら無し。でも「せっかくなんで」とプレッツェル(独Brezel:腕組みでもしているかのような独特の形状をしているドイツ伝統のパン)を購入。ホテルに帰る道すがら、つまみ食いをしてみると、塩味が効いていて美味いです。これでビールを飲んだらガンガン行ってしまいそう。でもこの味、どっかで食べたことあるなぁ?よく思い出すとそれはグリコのお菓子「プリッツ」でした。そう言えば「プレッツェル」と「プリッツ」、何か名前も似てますよね?気になったので帰国後にネットで調べてみたら、やっぱり「プリッツ」は「プレッツェル」に由来して作られたお菓子だとのこと。ひとつ利口になりました。(^o^)こういう知識は別に何の役に立たなくても、知っていることで人生を楽しくすることが出来ます。
ホテルの庭で、朝の爽やかな風を感じながら、一休み。注文したコーヒーや紅茶、ミネラルウォーターを持ってきてくれたおばちゃんは「ドイツの田舎の、人のいい優しいおばちゃん」そのものって感じの人で、何か癒されます。(^^)ところでこのミネラルウォーター、ガラスのボトル入りだね。ペットボトルじゃないや。ビン入りのミネラルウォーターなんてのも日本じゃ見ない気がするなぁ。ドイツは有名なリサイクル大国。そんなエコ意識のせいかしら?
その後は部屋でシャワーを浴びて、一休みした後、昼食を食べにフランクフルトの街中へ。
30分くらいで到着しました。えらい近いですね。全然関係ない話かもしれないけど、成田はやっぱ遠くて不便だなぁと改めて思ったりして。ここはフランクフルトのメインストリート=ツァイル(独Zeil)です。ヨーロッパ特有の歴史ある建物と近代的なビルが適度にマッチしていて、とてもいい感じの街並み。
前回行ったロンドンの街並みは全て同じ感じの古い建物が並んでいて、それが統一感があって、雰囲気があるって言っちゃああるんだけど、やっぱりちょっと物足りない。東京なんかは逆に、近代的なビルばかりがてんで勝手なデザインで建っているんで、まぁそのカオス感が刺激的って言っちゃあ刺激的なのかもしれないけど、何かチープで浮薄な感も。新しさと古さがマッチした街並み。十分都会だけれど、田舎の自然も回りにたくさん。人は皆優しくて、、、もう私、フランクフルトが一発で好きになりましたよ。(^^)
フランクフルトの街並み
さてお店探し。どこに入ろうかな?
先に言ったとおり、ここはメインストリートなので、レストランも数多くあります。でもどこの店でも、みんな外にテーブルを並べてありますね。実際にお客さんも、外のテーブルで食べている人ばかりで、店内で食べている人はほとんどいません。これはドイツではエアコンが付いていない店がほとんどなので、中よりもむしろ外の方が涼しいんですね。それに(日本に比して)街が広くて人も少ないので、外にテーブルを並べても人通りの邪魔になることもないし、隣で渋滞の車がひっきりなしに排ガスを撒き散らしているなんてこともありません。まぁ単純に生活の知恵みたいなもんで、それ以上でもそれ以下でもないんでしょうが、何かやっぱり意味もなくオシャレに見えてしまいます。(^^;)
ちなみに、私が住んでいるさいたま市大宮には駅近に「スター○ックス」という有名チェーンのコーヒーショップがあるんですが、そこでも、そういう欧米風なオシャレ感を演出しようと思ってか、外にテーブルが並べてあったりします。実際、その外のテーブルでコーヒーを飲んでいる人も結構見かけるのですが、なにぶん駅近なんで、周囲に人は四六時中わさわさしているわ、車はひっきりなしに排ガスを撒き散らしているわ、何でわざわざそんな中でコーヒーを飲みたがるのか、私にはよう理解できまへん。しかもそういう人に限って、またわざとらしくノートパソコンなんかを開いてたりするんですわ、これが。オシャレで仕事のできるクールな男でも演じているつもりなんだろうなぁとは思いますが、、、どうなんですかね?まぁ人それぞれの趣味ですから、どうでもいいんですけど。(^_^;)
余談が過ぎました。とりあえず適当なレストランを見つけて、ランチタイム。さぁ、いよいよドイツビールですっ!!(^o^)/イェーイ!!
白ビール(※日本で通常に飲まれているピルスナービール)、黒ビール、柑橘系のビールの三種類があると聞いて、私は黒ビールをチョイス。日本で飲む黒ビールはちょっと甘い感じで苦手なんですが、ドイツのこのビールはビターな味だと言うのでチョイスしてみましたが、、、う〜ん、美味です。堪能させていただきました。(*^^*)子牛の料理も大変おいしゅうございました。