S・Cレポート
総本部
新宿支部
吉祥寺支部
御茶ノ水支部
高尾支部
大宮同好会
浦和支部
川崎支部
横浜北支部
横須賀支部
新ゆり同好会
行徳支部
成田支部
新潟支部
長岡支部
●総本部 牧 登
4年ぶりにサマーキャンプに参加しました。
一泊二日と短い日程でしたが、密度は大変に濃く、達成感のある内容でした。
今後参加される方の参考になればと、合宿の内容や、感想等をまとめてみました。
池袋駅前に朝9時に集合し、総本部塾生の長尾謙次郎さんの車で一路、キャンプ地の栃木県大田原市に向かいました。
東北高速道を進む途中、「上河内から事故渋滞20キロ」との表示があり、やむなく目的地の矢板インターの一つ手前の宇都宮インターで高速を降りました。
降りたところで、同乗していた佐野教明総本部師範の発案で、近くの蕎麦屋で昼食をとることにしました。
仕事の営業で近辺に来た時に見つけた、いい蕎麦屋があるとのことでした。
行ってみると、田園地帯の真ん中に掘っ建て小屋のように立つ店舗と幟。
なんとも味のある外観でした。
駐車場に止まっている車も地元ナンバーは少なく、関東の他地域のナンバーばかり。
期待感が一気に高まります。
20席程度の店内はほぼ満員。
食事を終えた客と入れ替わりで席に案内されます。
お奨めだという「天盛り」を頼みました。
地元の取れたての新鮮な野菜を丁寧に衣で包んだ天麩羅、そしてコシのある手打ち蕎麦は、まさに絶品の美味しさでした。
幸先の良い出だしでした。
初日の練習の集合時間は3時。
2時ちょっと前に練習場所の体育館に着きましたが、すでに道着姿の老若男女で溢れかえっていました。
練習開始は3時半の予定でしたが、皆が早く集まったということで、一時間繰り上がって2時半に始まりました。
因みに終わったのは、もともとの予定の5時半を少々過ぎていたので、3時間以上練習したことになります。
初めは全員で基本の手技と蹴り技です。
手技はオーソドックス、サウスポーと二通りやりました。
その後は、一般、女子、ジュニア、シニアと別れて立ち技のマススパーです。
相手を次々と変えながら、30分ぐらいやったでしょうか。
体育館は一応、冷房が入っていたのですが、参加者の熱気でとにかく暑い。
汗がとめどなく流れてきます。
おかげでシニアクラスのスパーリングは離脱者が相次ぎ、ラウンドを重ねるごとに、参加者が減っていきました。
スパーリングの後は、講習会でした。
まずは山田利一郎支部長による投げ技の指導。
背負い投げの角度や腰の位置、相手の体重の乗せ方等、わかりやすく解説して頂きました。
続いて朝岡秀樹、能登谷佳樹両支部長による寝技の指導。
朝岡支部長からはタックルをつぶされた状態からの反撃方法、能登谷支部長からはオモプラッターからの連絡変化技。
どちらも私には高度すぎて、うまく消化しきれませんでした。
今後の練習で反復し、自分のものにしたいと思います。
練習後は大田原市街のホテルに移動しました。
チェックインして大浴場で入浴。
夕食を済ませた後は、近くのコインランドリーで道着を洗濯・乾燥。
その後、合宿恒例の黒帯会に参加しました。
今年はオーストラリア、韓国、モンゴル、シンガポール、ミャンマー、ガーナからも参加者があり、さながら国際交流会のようになりました。
印象深かったのはガーナから参加したサミュエルさんでした。
航空管制官の仕事をしている30代の方です。
ガーナで松濤館流の空手をやっているそうです。
2008年にYouTubeで空道を知り、興味を持ちました。
以降お金をためて、来日する機会を10年近く伺ってきたそうです。
今回のキャンプでようやくそれが実現・成就しました。
このキャンプで学んだことはガーナに残さず持って帰りたいと話していました。
翌日の朝練はランニングと補強でした。
6時過ぎにホテル前の河原に集まり、すぐに走り始めます。
河原がなくなるところまで走って、そこから折り返し戻ってくるという全行程は1.5キロほどでしょうか。
それを何周するのかは年齢によって決まります。
56歳の私は二周でした。
何でも昨年は一周だったそうで、突然の改善?改悪?にやや戸惑いました。
長距離を走るのは前回の合宿以来だったのですが、なんとか走り切り、50代の部で3位に入賞し、賞品を頂きました。
ランニングの後は、ジャンピングスクワットを百回、腕立て伏せを百回やって、ホテルに戻りました。
前夜のアルコールを全て出し切ったのではと思うほどランニングで汗だくになったので、朝風呂はとても気持ち良かったです。
朝食を終えると、すぐに体育館に移動して、練習です。
ただし、基本は省略し、いきなり講習会に突入しました。レジェンド、加藤清尚支部長、飯村健一支部長等による立ち技の講習です。
加藤先輩からはミドルの捌きや、首相撲の外し方などを教わりました。
ミドルを抱えた時の腕の角度とか、捌く際の腕の返し方とか、マル秘テク?満載で、大変に興味深い内容でした。
飯村支部長は一門一答式で立ち方や間合い、着眼、心構え等、単なる突き蹴りの技術を超えたノウハウを惜しみなく、授けてくださり、大変に参考になりました。
審査のほうは、海外からも含めてかなり大勢が受験しました。
おかげで体育館の畳のスペースをほぼ全て占有することになり、予定されていた寝技のマススパーは自然消滅した形になりました(実際は審査が進んでスペースが空いたところで、自主参加の形で実施)。
私は審査を見ているうちに、いつのまにか手伝いを依頼され、計時や副審を担当しました。
この日も体育館の気温は高めで、暑さとの戦いでしたが、そんな鬱憤を吹き飛ばすかのような熱戦が相次ぎました。
特に韓国人の重量級の選手たちの圧倒的なパワーが印象に残りました。
審査は大変に長引き、全てが終了し、道場訓を唱えた時には、もう15時近くになっていました。
東京への帰り道は時間がかかるだろうし、せっかくだから地元の美味い物を食べていこうということになり、再び佐野師範の案内で別の蕎麦屋に行きました。
今度は体育館のすぐ近くでした。
お奨めの「鴨汁つけ蕎麦」をいただきながら、キャンプの無事終了と朝練のランニングでの賞品獲得を、上野正さんを加えた4名で祝いました。(写真参照)
4年ぶりでしたが、本当に充実した、実り多いキャンプとなりました。
企画・運営された事務局の皆さま、一緒に参加した皆さま、どうもありがとうございました。
また次回を楽しみにしております。
●総本部 清水 亮汰
押忍。大道塾総本部職員&指導員の清水亮汰です。
8月5日~6日に開催された関東サマーキャンプに今年も参加させて頂きました。
今年は外国人がたくさん参加されるということで大きいバスが一台出ました。
自分は今回塾長の車を運転することになり塾長、奥さん、由美子さん、少年部3人を乗せていくことになり、実は高速道路は初めてなうえ、関東での運転経験はほぼゼロなので手汗が尋常ではなかったです(笑)
そんなこんなでメガシャキを飲んだおかげか一度も睡魔が来ず体育館までたどり着き、練習開始です。
冷房が付いてはいるが人の多さと熱気で熱く基本稽古終了後でもうすでに汗だくです。
その後のマススパー。
これは普段やらないようないろいろなスタイルの人とできて本当に勉強になります。
そしてレジェンド支部長による技の講習。
初日、自分は加藤先輩と飯村先輩に蹴りのキャッチからの崩しや膝蹴り、肘打ちを主に教わりました。
知っている技術の再確認から知らない技術までたくさん学べて勉強になります。
練習終了後、宿に行きチェックイン、夕食、外国人のドーピングセミナーと進み黒帯会に突入!楽しかったです!
二日目の技の講習は初日のマススパーで足を痛めたので見学とできるところだけやりました。
山田先輩から投げからのキメ、能登谷先輩から寝技を主に教わりました。
そして審査の組手が始まりそのお手伝いに回り少年部の審査の組手の方を仕切らせて頂きました。
いろいろ準備不足でスムーズにいかなかったです。むずかしい…。
稽古終了後、ランニングの表彰をして閉会式をして解散です。
帰りはメガシャキがまったく効かなくて、途中で、塾長に、危ないから俺が運転する!と言われ運転を代わっていただき、即、爆睡でした(失礼しました)
サマーキャンプのいいところは他支部との交流ができるところです。
そして今回は海外の人との交流もできてより充実したサマーキャンプになったと思います。
楽しかった合宿
●総本部 横山香織(小3 10級)
八月五日から八月六日まで私は合宿に行ってきました。
合宿に行く一日前は合宿当日の準備をしました。
準備をしている時には弟が起きていて準備をしているのに物を投げたり叩いたりしてきて、とても大変だったけれど、とてもウキウキしながら準備をしました。
当日私は外を見て晴れていたので良かったと思い急いで朝食を食べ道場に行きました。
いよいよ出発になりました。
車で二時間かけて体育館へ到着しました。
体育館では着替えてから練習をしました。
練習をやるときには審査を受ける人と受けない人で別れてやりました。
スパーリングの時は審査を受ける人と受けない人は関係ありませんでした。
スパーリングでは一年生から六年生まで一緒にやりました。
練習では水分補給がこまめにあった代わりにマスクの紐を縛りました。練習している間は弱い子もいれば強い子もいました。
次に技でゲームをやりました。
技でゲームというのは、自分が倒れた時に相手がおでこをタッチしないうちに立つのです。
立った後には構えをしたら勝ちなのです。
それをやった時には意外と面白かったです。
それをやって何回勝ったかというと九回です。
今回の合宿で学んだことはいろいろなことを聞けて先輩や友達ができてお母さんお父さんとは離れた時にみんなで足並みをそろえて事件に巻き込まれないようにすることを学びました。
初めての合宿に参加して
●総本部少年部 青木秀真 (小4、6級)
僕は合宿に初めて参加したので緊張しました。
緊張したけれど友達が一人増えて嬉しかったです。
夜はみんなで話して遊んだりしたらだんだん眠くなりすぐ寝てしまいました。
朝マラソンは疲れて部屋に戻ったらお風呂に入りました。
お風呂は友達と入ったのでとても楽しかったです。
友達と一緒にお風呂に入った後、友達とテレビを見ました。
練習の時は2時間やったのでいつもより30分多かったです。2時間練習するのはきつかったです。汗だくになりました。
疲れて帰りの車では乗ったらあっという間に寝ました。
家に帰ったときは疲れてお風呂に入ってベッドにのって寝ようと目をつぶったらすぐに寝ました。
お母さんは疲れていたんだね。と言いました。
合宿はとても楽しかったです。
またいけたら行こうと思います。
初めて参加した合宿
●総本部 吉羽恒浩(小5・10級)
僕は空道で初めて合宿に参加しました。
いろいろな支部の人と友達になりました。
ホテルの食事は大人の量でみんな完食できなかったくらいでした。
でもすごくおいしかったです。
夜は虫が多くて電気のところにいっぱいいて気になって寝られませんでした。
マラソンは一生懸命走らなかったけどビリではなかったです。
妹が風邪で来れなかったので来年は一緒に行けたらいいなと思いました。
●新宿支部 増田純平
昨年11月に新宿支部に入門しました、増田と申します。
私の初めてのサマーキャンプは、3日前から夜はなかなか寝付けず、朝はなぜか早起きしてしまうという修学旅行以来の体験から始まりました。
中学卒業以来十数年、運動という運動をして来なかった私が何故いきなり空道かという話は置いておきますが、何より不安だったのは体力的に持つのか、怪我で済むのか(!)ということでした。
結論から言いますと、四肢の打撲と母指球の皮剥けで合宿後2日間歩行が困難になる程度で済んだのですが、初日から怪我のため先輩方には多大なご迷惑をおかけしました。
この場をお借りして、お詫びとお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
さて、初日、私は新宿3号車、八幡先輩の車に乗せていただき合宿会場に向かいました。
車内では先輩方が例年の合宿の雰囲気や様々な話で盛り上げてくださり、伝統の(?)バーミヤンで多めの昼食を摂った後は気づけば県北体育館に到着していました。
道着に着替えるも束の間、審査組、稽古組と別れて準備運動、基本稽古が始まりました。
体育館には所狭しと屈強な先輩方が並び、普段の稽古とは一味違うスピーディーな号令に心も体も付いていくのがやっとでした。
その後のマススパーでは、海外支部の方や他支部の方と手合わせいただき、体格や動きの違いを感じることができました。
永遠に続くとも思えたマススパーのあとは、支部長の先生方による技術講習でした。
私のいたグループでは肘打ちなどのコツをご教授いただきました。
稽古終了後はホテルで夕食、その後は部屋で先輩方と飲みながら話したり、高尾・渋谷支部の部屋にお邪魔したりと、諸先輩方の格闘観やその他諸々の貴重なお話を伺えました。
2日目は、5時過ぎに起床し河原でのランニングから始まりました。
1往約2kmを4往復走り、腕立て伏せ、スクワットです。
湿度が高く多少の息苦しさはありましたが、早朝の河原はすがすがしく、気持ちよく走ることができました(しんどかったです)。
いよいよ最後の稽古、審査組は東先生直々に移動稽古をしていただきました。私は普段、なかなか移動稽古に参加できていなかったため久々だったのですが、一つ一つの動作を丁寧に説明してくださり大変勉強になりました。
その後、私は白帯からの昇級審査を受けさせていただいたので先手後手別れての4本組手と自由組手を行いました。
実践で思うように体が動かない自分が不甲斐なかったのですが、全てを終えて得も知れぬさわやかな充足感がありました。
感想になりますが、海外支部を含め全ての方が相手を想い安全にも配慮していることを感じました。
稽古や審査での組手はもちろん真剣ですが、戦い終わった後に笑顔で礼をする、握手を交わす武道の在り方は素晴らしく清々しく、空道を始めてよかったと思いました。
最後に、東先生を始めご指導いただきました支部長と先輩方、サポートをしてくださいました事務局の皆様、誠にありがとうございました!押忍。
●新宿支部 一般 江刺家 奨(3級)
サマーキャンプが開催される時期は夏の一番暑い時期です。
熱中症になったときのために近所のコンビニを回り「ヒヤロン」を買いあさったのですが、そもそも熱中症にならないようにすることが重要だと思い知らされました。
開催地の栃木県大田原市は緯度と標高が高い分涼しいイメージがあります。
しかし実際には東京の気温との差は1、2度ほど。
ホテルの横を流れる那珂川(なかがわ)は流域に自然が多く残される清流で、涼しげな河原の景色が体感温度をいくらか下げてくれるように思えます。
1日目
日頃よりお世話になっている近所の先輩の車に同乗させていただき、栃木県立県北体育館へと向かいました。
本来なら私が運転しなければいけないところですが、仕事でもプライベートでも運転をすることがないため免許証はただの身分証明書と化しております。
大塚先輩申し訳ありません。
体育館へ到着後、武道場内で着替えるとさっそく稽古が始まりました。
準備運動、基本稽古の後にマススパーが続きます。
他支部の方からもご指導をいただき、多くの改善点に気づかされました。
体の大きいオーストラリア支部の方々を相手にできたこともよい経験になったと思います。
相手が何度変わったのかも分からなくなった頃、めまいと脱力感に襲われ途中でリタイアを余儀なくされました。
体質のせいか普段の移動稽古でも熱中症になりかけることが多く、このときも症状もいつもと同様。
しばらくはまともに動けませんでしたが、水分補給と休憩を挟んだ後、なんとか技術講習に参加することができました。
体育館には冷房が備えられていたものの、人の多さと運動量のおかげで熱気の方が勝っていたように思えます。
夜は高尾、新ゆり、新宿支部の方々と宴席を囲みました。
しかし翌日には昇級審査が控えていたため、飲みすぎずに済んだことは結果としてよかったのかも知れません。
昨年は深夜徘徊の後、カブトムシを捕獲しましたが今回は大人しく就寝することにしました。
2日目
翌朝は恒例のランニング。
入賞はできたものの毎年上位の方には大差をつけられており、スタミナ不足とペース配分の悪さを痛感いたしました。
休憩の後、朝食を取り体育館へ。
準備運動の後の移動稽古では塾長が直々にご指導くださり理解がより深まりました。
午後からは自身の昇級審査のため昇段審査の相手として計3回の組手をさせていただきました。
積極的に向かっていく事を意識した分、軽い怪我もありましたが良い勉強をさせていただけたと思います。
全ての審査が終わり整理運動の後、全員で写真撮影をして解散。
往復の車内では高橋師範から唐辛子についてご指導をいただき、熱帯植物の生態とカプサイシンの効能について関心が高まりました。
今年はブータン料理にも挑戦しようと計画を練っており、一歩でも師範に近づけるよう精進して参ろうと思います。
日頃より体の軸が曲がっていると言われ続けているのですが、他支部の方からもご指摘いただき改めて改善の必要性を感じました。
大勢の方と交流する機会は少ないため、サマーキャンプでは毎年大変貴重な経験をさせていただいております。
これからも積極的に参加していきたいです。
●吉祥寺支部 水谷 海(中3・初段)
押忍
吉祥寺支部少年部の水谷海です。
今回8/5.6のサマーキャンプに3回目の参加をさせていただき、黒帯への昇段審査も一緒に受けさせていただける事となりました。
1日目は全体での準備運動や基本稽古に取り組み、いくつかの班に分かれ講師の先生方に技術指導をしていただきました。
私達の班は森支部長による打撃指導を受けさせていただき、時間までマスに取り組みました。
宿に戻り夕食を取り入浴を済ませ、同室の少年部の仲間と話しをしたりしていましたが、疲れのためかすぐに寝てしまいました。
2日目は朝6時からランニングに参加しました。
去年よりも楽に走る事が出来ている実感がありました。
朝食を済ませ、塾長による移動稽古に参加させていただき、昇段審査までの時間を森支部長に技術指導をしていただきました。
昇段審査の10人組み手では、とても苦しい時もありましたが無事に審査も通り、初段に受かることが出来ました。
本当にうれしくて先生や練習にお付き合いくださった先輩方に感謝しています。
とても有意義なキャンプに参加させていただきました。
これからは黒帯に恥じないように一生懸命に練習に取り組んでいきたいと思います。
ありがとうございました。
●御茶ノ水支部 支部長 朝岡秀樹
御茶ノ水支部・支部長の朝岡秀樹です。今回のサマーキャンプでは、寝技の指導を仰せつかりました。
15分×8セッションの機会を得たので、すべてのグループに、異なる内容で、基本ではない応用的な技術を指導しました。
初日
BC色帯
前半グループ:片足タックル(相手の頭が腿の外側にある場合)に対する腹固めチョーク 片足タックル(相手の頭が腿の内側にある場合)に対するシングルバックチョーク
後半グループ:腕ひしぎ胸固め(Z固め)
BC有段者
前半グループ:タックルを切られ、がぶられた状況からの腋固め
後半グループ:タックルを切って、がぶった状況からの片羽絞め
2日目
一般色帯・女子
前半グループ:がぶった状況からの腕返し 立ち技で打撃から相手の腕を括っての腕返し
後半グループ:腕取り(ツーオンワン)からの大腰で、相手が腹這いに落ちたときの腹固めチョーク
一般有段者・茶帯
前半グループ:相手の回し蹴りをキャッチしたときのニーシールドに対する、引き込みアキレス腱固め
後半グループ:相手に回し蹴りをキャッチされた際、ニーシールドからの後転スイープ
……といった内容でした。
指導内容を応用的な技術にしたのは「サマーキャンプ参加が初めてでない黒帯・茶帯が受講者の過半数を占めることを考えれば、基本技術のブラッシュアップをテーマにした場合『またこの内容か』『もう知っている』と感じる人も多いだろう」と、指導内容を各セッションで変えたのは「教わった人たちが、支部に帰ってから『私はこんな内容を教わった』『私の方は、それとは異なるこんな内容だった』と教えあうのも楽しいのではないか」と、考えたからです。
このように、自分の得意技や応用的な技術…枝葉の部分を他人に教えることは、むしろ、一つひとつの打撃や投げ技、受身などの基本…幹の部分を正しく伝授することより容易なことだと思います。
上級者に応用的な技術を教えるのは楽しい作業で、初心者や少年部に基本を教えるのは、重要で地道で高度な技術を要する作業です。
なので、運営サイドから(若い)指導陣に対する指導内容のオーダーに際しては、打撃・投げ・寝技など、大雑把の分類のみで内容を指定し「あとは、それぞれの教えやすい技術を選んで指導内容を組み立てよ」くらいでよいのではないかと思います。
一方で「初心者・少年部に基本的なことを教えるのは、黒帯・色帯を指導する者より、むしろ技術の優れた、指導に長けた者である」という認識・リスペクトを、運営サイドも、教わる側も、持つべきかと思います。
私自身、「基本稽古」「移動稽古」「受身」「背負投・体落・大内刈といった柔道の基本通りの投げ技」の指導が出来るか? と問われれば「チーム内で先輩が後輩を指導するというレベルでは出来ますが、まだまだ未熟な部分が多く、公的な場で指導するのは畏れ多いです」といったところだと思います。
こういった土台となる部分の指導を、自信を持って担当できるよう、研鑽を重ねていきたいと思います。
入門して30年以上を経た者にも、このようなモチベーションを与えてくれる点も、サマーキャンプの意義か、と感じました。
●御茶ノ水支部 辻 一磨
毎年恒例のサマーキャンプ。
今回御茶ノ水支部からは朝岡支部長はじめ総勢5名で参加。まず当日朝道場に集合し、車で会場に向かいました。
行きすがら車内にて過去の空道(or格闘空手)DVDを観ながら盛り上がり、途中SAでご当地グルメに舌鼓を打つなど、都内の喧騒から離れ、「大人の修学旅行」的に楽しい道中です。
そして会場である栃木県北体育館に到着。
さすが県を代表する体育館だけあって、設備も素晴らしい環境です。
今回は海外支部から多数参加者がある中、いつにもまして熱い雰囲気の中、基本稽古開始されました。
自分は今回、合宿審査にて弐段を受審するため、基本稽古の審査からのスタートです。
基本稽古においては、パンチのガードや蹴り軸足の返し、軌道など細かい部分に留意しながら行いましたが、何よりも裂帛の気合いと熱気に、空調が効いた体育館もあっという間にヒートアップしました!
そして今回は基本稽古の後はマススパー。
自分は海外勢が多い班に入りましたが、オーストラリア支部の方々の、180cm、100kgの体躯から上か降ってくる突き蹴りが特に驚異でした。
とにかく貰わないように半身を切って出入りを早くして動きましたが、途中相手の方から「You fast!」と誉められ(?)、最後の申し合わせスパーでも指名頂いたのは嬉しかったです。
あと韓国のキム支部長の美しい後ろ回し蹴りを体感するなど、関東地区合宿ながらワールドキャンプのような雰囲気を味わい、何か得した気分でした。
その後のセミナー形式のテクニック講習においては加藤、飯村両支部長からそれぞれ、「ミドルキックをディフェンスしてからのテイクダウン」、「柔道組みに対してと肘打ち」など空道の真骨頂である接近戦の打撃攻防をご指導頂きました。
以前のサマーキャンプでは、受審者は二日間とも審査でテクニック講習を受けられませんでしたが、今年はマススパーやテクニック講習も受けられるカリキュラムと変更されていたのが、(合宿の醍醐味と審査の双方味わえるという意味で)本当に良かったです。
あっと言う間に初日の稽古は終了し、その後宿舎にチェックイン。
今回はどの自分の方々とご一緒かと思っていたら、まさかの50人部屋!
既に少年部により、ほぼほぼの陣地(布団)は占拠されていたため、少年部生たちに確認しながらようやく自分の寝床を確保。
42歳にして学生時代でも味わった事のないような合宿感を体験することとなりました。
その後全員で食事の後、明日の審査に備えて早めに休むつもりでしたが、部屋は少年部たちが楽しそうに遊んでいたので断念。
近所のコンビニにて酒を買い出し、ロビーにて支部の後輩と飲んで時間を潰すことに。
しかし飲み始めると盛り上がるのが大道塾生の常…。
偶々隣で飲んでいた浦和支部の方々とも合流し更に格闘マニアトークにヒートアップ。
最後は朝岡先生も来られ、時を忘れて楽しい時間を過ごす事が出来ました。
そして日付を跨いでいよいよ寝ようと部屋に戻るも、消灯後の部屋にな何やら蛍の光のような灯りが煌々…。
なんと子供達同士が寝ずに布団の中でゲームに熱中している模様でした。
すぐさま注意をして寝るように諭しましたが、その後もコソコソとゲームを再開するなど何度注意してようやく寝付いた模様でした。
私見ではありますが、せめて合宿中はスマホやゲーム機は規制するなどの配慮が、子供達の健康管理上やゲームに頼らないコミュニケーション造成上でも必須では無いかと感じた次第でした。
迎えた翌朝。気付くと自分の足を枕に寝ていた子供の寝返りで目が覚めました。
そして恒例の河原でのランニング。那須の爽やかな朝の空気に癒されながら、心地よい汗をかき前日の酒を抜く事が出来ました。
その後、朝風呂で汗を流して朝食~しばし休憩の後は、会場に移動して審査。 段々緊張感が高まって来ました。
二日目はまずは移動稽古の審査から。
今回は海外支部からの受審者も多い中、塾生自ら英語を交えて、細部までご指導頂きました。
特にパンチ四連打時における膝や頭の使い方や、下段廻し蹴り~連打の豊富なバリエーションなどはこれまでとは違う新しい動きだったゆえ、参考になりました。
何より全て自ら実演される塾長の動きに魅力され、特に今でも高高も上がる塾長の蹴りを目の当たりにし、「年を重ねても稽古を続けねば」という思いが強くなりました。
その後は組み技の審査の後、いよいよ連続組手。
昨年無差別予選にて腰椎骨折後、一年ぶりの実戦組手だったため不安が一杯です。
一人の相手は、古巣行徳自分の後輩であり2016年全日本シニア(-250級)王者の横山さん。
横山さんも初段の受審者のためお互い負けられない闘いだったゆえ、序盤からヒートアップ。
以前より切れ味をました横山さんの打撃に苦戦し、テイクダウンを奪うが決定打はなく結果は引き分け。この一戦で既に完全に息があがってしまいました。
現在、普段の稽古はほぼ、週一回日曜の選手稽古のみですが、合間でランニング等それなりに息上げ稽古をしてスタミナを養成していたつもりでしたが、やはり本気の組手は別。ペース配分含めいかに実戦を積むことが大事かということをいきなり痛感してしまいました。
その後は朦朧として闘ったため、あまり記憶にありませんが、その後は立ち組み、寝技で更に横山さんと計3回闘うことになり、非常にハードな内容だったと思われます。
漸く組手を終え、朝岡先生からは打撃やペース配分での課題をアドバイス頂き反省しきりでしたが、テイクダウンを沢山奪えたことはお褒め頂き、日頃先生や田中洋輔先輩、中村知大先輩にご指導頂いている「テイクダウン空道」を実践出来たという意味で、本当に良かったと思います。
また今回審査で審判をして頂いた渡辺慎二支部長には、審査後色々とご質問して、貴重な武術的なアドバイスを頂き、大変参考になりました。
審査結果はどうにか合格でしたが、空道の弐段としてまだまだ課題が沢山ある事を痛感する内容でした。
しかし、昨年骨折時は空道を辞めようかと悩んだ時期もあったので、どうにか諸々を乗り越えてこの審査を迎えられことと、同じ審査において行徳支部の今田先輩、横山さんと一緒に合格できたことは本当に感無量です。
また今回審査においては、初段以上の受審者が自分と長岡支部の遠藤剛先輩の二人のみだったため、ほぼずっとお相手をさせて頂きましたが、遠藤先輩の正確な技術に触れ、段の帯に恥じないよう稽古せねばという思いが強まりました。
遠藤先輩、ありがとうございました。
最後になりましたが、平素からご指導頂いている朝岡先生、田中洋輔先輩、中村知大先輩並びに御茶ノ水支部の皆様。
また空道入門時からご指導頂いた加藤清尚先生、並びに行徳・東中野支部の皆様。
本当にありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。
押忍
●高尾支部 シニアクラス 宅間季也(初段 55歳)
8/5~8/6に行われた関東地区合宿に初めて参加しました。
緊張と同世代の皆さんについていけるかな?というかなりの不安がありました。
初日は東塾長による愛娘、由美子さんと清水亮太選手の結婚報告(満場の拍手)で始まり、基本稽古。続いて30分間のマススパーリング。
その後、投げ技、寝技の技術指導を受け稽古終了。
同世代の皆さんが汗だくになり必死で頑張っている姿に刺激を受けました。
宿に移動し夕食後、部屋で一段落してから合宿のメイン肝臓稽古(笑)!
他支部の皆さんと交流を深める事ができた楽しい一時でした。
二日目は早朝マラソン、何とか完走。体育館に移動し10時から稽古開始、打撃の技術指導受け、その後は審査組の応援。そしてサマーキャンプ終了。
ヘトヘトのヨレヨレになりましたが、何とか乗り切った達成感と満足感を得ることができました。
東塾長、事務局長、各支部長、先輩方、合宿に参加した皆さん、本当にありがとうございました。
「2回目のサマーキャンプ」
●高尾支部 少年部 吉永柊晴(中2・4級)
ぼくは、一度休会して去年の後半から復帰させてもらっています。
今回は昇段審査を目指している父の誘いにのって弟を含め家族3人でサマーキャンプに参加させてもらいました。
昇段を目指している父は、なんとなくやっているように見える僕にいつもガミガミ言いますが、意外と空道が好きなぼくです。
なので今回小学校5年生以来参加するぼくはサマーキャンプを楽しもうと稽古にのぞみました。
初日は大人数による体操と基本稽古から始まり班ごとに分かれていきなりの連続マススパーでした。
体育館の熱気ですでにバテ気味のぼくはハイキックをくらいまくって悔しかったです。
それでもふだんは同級生くらいとの組手がなかなかできないのでいい経験になりました。
その後はたくさんの支部長先生から技術指導を受け、終わるころにはバテバテでした。旅館は大部屋での共同生活で仲良くなった同世代の子たちといろいろ話ができて新鮮でした。
2日目は早朝のマラソンから始まり朝ごはんの後、すぐ体育館に移動し稽古が始まりました。
体操のあと技術指導を受け、ぼくは審査組の組手要員にえらばれたので久々の本気組手に参加しました。
黒帯を目指す人たちの相手なのですごく緊張しました。
初日のマススパーよりも目慣らしの段階で打撃の強さが感じられ更に緊張しました。
組手が始まり沢山蹴られたけれどぼくも必死になりました。
相撲でも勝てはしなかったけど本気で頑張りました。
なんか悔しい気持ちになりましたが、頑張った人たちが黒帯に合格してすごいと思ったしぼくもできる限り空道を続けたいと思えました。
塾長先生はじめとするたくさんの支部長先生やたくさんの先輩たち後輩たちからすごくいい刺激を受けられてとても気持ちよくなった2日間でした。
「頑張ったサマーキャンプ」
●高尾支部 少年部 吉永貴晴(小2・10級)
ぼくは、お父さんとお兄ちゃんとサマーキャンプにいきました。
稽古は知らない人ばかりで緊張しました。
でもすぐ友達ができました。
大内刈りを習いました。
強い先輩がたくさんいて痛かったけど頑張りました。
夜は花火ができてうれしかったです。
審査は移動稽古ができなくて悔しかったです。
外国の大道塾の人がいて大きかったです。
またサマーキャンプに行きたいです。
サマーキャンプレポート
●大宮同好会 責任者 前田 聡
気温上昇における熱中症対策は各支部における夏場の稽古の大きな問題点であると考えますが、今回は冷房を使用して稽古ができたことでそのリスクがかなり下げられてよかったと考えます。
加えて、こまめな水分補給もかなり効果的であったと考えます。
稽古では、外国人道場生の存在が大きく、様々な特色を持ち、さらには身体の大きな外国人と稽古できる機会はかなり大きな経験となり、とても有意義な時間となりました。
今後もこのような機会があると良いと考えます。
全体をまとめたりスケジュール管理等毎回大変であると思います。
いつもありがとうございます。
●大宮同好会 波多正俊(BC・初段)
押忍。大宮同好会の波多です。
今年のサマーキャンプ参加報告をさせていただきます。
自分は仕事の都合で2日目の朝食後に帰らねばなりませんでしたが、有意義な時間を過ごさせていただきました。
初日は、スパーリングから始まり、多くの先輩の講習を受けました。
スパーリングは、当然ですが初めて一緒に稽古する方々ばかりで動きも個性がありとても面白いスパーでした。
その後、山田先輩立ち技と寝技講習、朝岡先輩寝技講習、能登谷先輩寝技講習を受けました。
それぞれ理論と実践が合わさった教えで感銘を受けました。
ホテルに帰ってからは他支部の皆さんと色々なお話をし、これもサマーキャンプの醍醐味と感じました。
お世話になった先生、先輩、同室の皆さま、本当にありがとうございました。押忍。
2017年関東地区SCレポート
●浦和支部 塚田栄治 52歳 弐段
久しぶりにSCに参加させて頂きましたが、老体に鞭打ってどうにか2日間の日程をこなすことが出来ました。
20代の頃、阿字ヶ浦海岸での合宿を振り返ると、稽古環境(体育館に冷房完備とは)、稽古メニュー等々におきましても時代の流れを感じました。
今回、最も心配していた早朝マラソン(起きれるかどうかも含めて)でしたが、50歳オーバーなので大幅なハンデを頂き、どうにかゴールに辿り着けるこができました。
合宿で良いのは、理不尽と思えることでも黙ってやらなければならない、人生を学べることだと思います。(社会に出たらそんなことばかりですから)
技術講習、マススパーについて。
クラス分けにおいてはBCクラスであった為なのか、体力面等も含め非常にご配慮頂きました。
しかしながら黒帯クラスのメンバーであり、試合出場選手も多かったので、ある程度自主管理(体力的に厳しかったら自主的抜ける等)に委ねて頂いて宜しかった、と思います。
その為なのかスパーリングの回数が少なく(ランダムスパー無し)、また他クラスが稽古進行している中、指示待ちの時間が長かったことも残念に思います。
限られた稽古時間でもありますので、もう少し追い込んだ稽古を行いたかったのが実感です。
同支部(浦和、大宮西、北本)からの参加者が支部長含め3名のみ。
なにか他支部と比べても盛り上がりに欠けました。
そう言う私もシニア選抜での敗退の悔しさの流れから参加となりました。
来年のSCには、道場生が自主的に参加するよう日々の稽古を盛り上げていきたい所存です。
以上
2017年関東地区サマーキャンプレポート
●川崎支部 浅水謙吾(4級)
川崎支部の浅水と申します。サマーキャンプには二回目の参加(前回は2016年)で、川崎支部からは私を含む3名が参加しました。
初日は基本の後、マススパーとセミナー(肘膝・打撃)を行いました。
基本稽古では最前列にいたこともあり、審査を受けた昨年とは違った緊張感がありました。
せっかく最前列で稽古を行えたので、関東地区の支部長の先生方の動きをもう少しよく見ておくべきだったと、今になって少し後悔しています。
セミナーの内容は非常に興味深かったため、もう少し練習を積んだうえで、普段の首相撲やスパーの中で活用していきたいと考えております。
二日目は早朝のランニング(10km)、セミナー(組・寝技)を行いました。
今年は昇級審査を受けなかったため、二日目もセミナーに参加することができました。
組技のセミナーでは極めについて教えていただいたのですが、そこに持っていくための投げのスキルがまだ足りないと実感したため、今後の課題として取り組みたいと考えております。
昨年と同様に支部での練習とは少し違った内容の練習を行うことができ、大変刺激的でした。
また他支部の方達との練習を通じて交流することができるのもサマーキャンプの醍醐味ではないかと考えております。
指導していただいた先生方を始めとして、サマーキャンプに参加された皆様、ありがとうございました。
●横浜北 一般 服部 晶洸
押忍、横浜北支部 服部 晶洸です。
今年のサマー・キャンプは2日間参加することができました。
今年のサマー・キャンプは数か国の海外の方々が参加しておりました。
1日目 打撃のスパーと技術講習(立ち技)
スパーでは試合でも当たらない人たちとやれたので新鮮でした。
特に今回は今年の全日本ファイナリストたちが多く、何名かの支部長の方々も混ざって大変勉強になりました。
技術講習は首相撲やミドルキャッチからのテイクダウンをやりました。
普段使わない技術は知るだけでも戦いも幅が広がると感じました。
2日目 技術講習(投げ&寝技)
2日の技術講習も知らない技術ばかりでした。特に寝技は試合でも見たことない技術でした。
その後は隅っこで、寝技のスパーをしました。
自由参加で休んだり参加したり出来ましたので楽しくスパーが出来たと思います。
また自分の寝技が力任せだと認識できたので良かったです。
稽古以外にも道中や部屋でいろいろな出来事があり良きサマー・キャンプになったかと思います。
この場を借りて関係者皆様に感謝申し上げます。押忍
「色々学べたサマーキャンプ」
●横須賀支部 野中はる(少年部 5級)
私は八月の五、六日にサマーキャンプに参加しました。
1日目のけい古では、前半は組手をし、後半は寝技をしました。
けい古では色々な支部の先生だったので、いつもとは違うことを教えてもらえてうれしかったです。
夜は、他の支部のみんなと夕食を食べてから大浴場に入りました。
その後は花火をしてとても楽しかったです。
二日目の前半は、組手と寝技のけい古をして、後半は、審査会を見ました。
私はとても憧れている大倉選手のように強くなることです。
二つ目は、九月の大会で優勝し、十一月の全国大会に行くことです。
これからはこの二つの目標をかなえられるように、一生けん命けい古に取り組んでいきたいと思います。
「初めての夏季合宿」
●横須賀支部 早田 鴻志朗(中学生 5級)
私は今年の夏、初めての大道塾のサマーキャンプに参加させていただきました。
各地の支部からたくさんの人の方々が来ると聞いていたので前日は緊張から余り眠れませんでしたが、当日は同じ支部の先輩方や友人が教えてくれたので、森先生が運転して下さるマイクロバスの中では緊張せず、楽しく過ごす事が出来ました。
しかし、到着してすぐに気持ちを切り替えました。
夕飯の後には、森先生が花火大会をして下さり、湘南支部の先輩や友達、オーストラリアの方とも花火をしながらコミュニケーションを取ることができ、稽古でヘトヘトだった身体も一気に疲れを忘れました。
次の日は、早朝6キロランニングが待っていました。
とにかく絶対諦めず全力で走り切ろうと思い、挑んだので中学生の部で4位に入れました。
ですが楽に走れなかったので、次は楽に走れるようにしたいです。
今回、初めてサマーキャンプに参加してみて普段は他の支部の方々と話をしたり稽古をする機会は無いので私にとって大変良い体験となりました。
また来年の夏季合宿にもぜひ参加したいと思いますが、その日まで更に稽古に励みたいと思います。
「経験が大切」
●横須賀支部 斎藤諒太(一般部 2級)
今年の夏、合宿に参加させていただきました私、横須賀支部で活動しています斎藤諒太です。
今回の合宿では、グループ分けがされており、私は茶帯なので黒帯の方々と同じグループで練習させていただきました。
今回の合宿では選手として活躍している塾生が多く参加しており、私のグループでは、その選手が多くいる中で練習させていただきました。
練習の一環でスパーリングといって、軽めに組手をする練習があったのですが、そこで私は全国大会や世界大会で活躍する選手と練習することができました。
今まで映像や、生で見れたとしても、その方の試合を見る程度で、実際に組手などしたことない選手が今、私のスパーリングの相手をしていただいていると思っただけで、興奮しました。
そして、同時に経験はやはり大切だと感じることができました。
私も選手として空道をやらせていただいています。
様々な大会で活躍している選手から直に何かを教わったわけではありませんが、スパーリングを通して学ぶことは様々でした。
私は今回の合宿で全国や世界で活躍する選手や、それだけでなく、普段、ともに練習をしない方々と練習することで学ぶことが沢山ありました。
その中で経験することの大切さを今回改めてすることができました。
●横須賀支部 若林和男(BC 1級)
押忍。横須賀支部の若林です。
合宿に参加された道場生の皆さん、お疲れ様です。
私は合宿に通算4回参加していますが、初めての参加は私が高校時代の20年以上前になります。
当時の合宿は部屋割りなど無くて宴会場に雑魚寝というスタイルでした。
茨城の阿字ヶ浦という場所の海の近くだったので宴会場は砂だらけ、二度と合宿に参加するものかと思ったものです。
しかもこの環境で2泊でした(笑)
当時は大道塾の道場生全体も若い人が多くてみんな夜中まで騒いでいました。
そこは今もあまり変わらない様な気もしますが(笑)
最近の合宿は部屋割りもちゃんとしており、1泊なので参加しやすくなりました。
2年前に久しぶりに合宿に参加したのですが、ちゃんとしていてビックリしました(笑)
合宿での稽古は他の支部の方との交流も出来ますし、偉大なる支部長からの直接指導も受けられます。
朝のランニングはちょっとキツイですが、合宿が終わった時の達成感は気持ちが高揚します。
子供たちは夜の花火が楽しかったと言ってくれていましたね。
他支部の子と仲良くなったりして、ちょっと微笑ましいのと羨ましい(笑)
茶帯以上を受ける方も合宿参加が必須となっていますし、来年はもっと沢山の方が参加してくれると嬉しいです。
子供達も沢山参加されると思いますので大人の方も沢山お願いします(笑)
●新百合ヶ丘同好会 吉田智彦(一般 七級)
押忍。2017年度サマーキャンプに参加しました。
合宿は高校生の部活以来で実に20年振りでした。
稽古場となった県北体育館には200名を超える道場生が集まり、全員で行う基本稽古は壮観でした。
アジア各地、豪州からも参加されている方がいて大変驚きました。
総本部に出稽古させて頂いた際にも一緒に稽古した外国の方にも再会でき、縁が続いていることを実感できました。
幅広い年齢の方たちが目標を持って空道に取り組まれている姿を拝見し、私も自分なりに稽古に励もうと(徐行運転ですが)思いました。
稽古内容ですが、1日目はいきなりスパーを10数本行いました。
一般では明らかに高齢の部類に入る私にはきつかったです。
暑さの中、初対面の方とスパーすることは緊張を強いられ、終了時にはすでに体力的に燃え尽きた感がありました。
その後、技術練習がワークショップ形式で開始され、各支部長から技術の指導を受けました。
蹴りをキャッチしてからの展開と組んでからの膝と肘を学びました。
毎度思うのですが、道着ならではの独自の技術は新鮮と驚きに満ちています。
しかし、私が実践するには時間を要しそうです。1つでも2つでも実践できるように復習したいと思います。
稽古後、ホテルに到着し夕食を食べ、新宿支部、渋谷支部、高尾支部の先輩方とお話をする機会に恵まれました。
滞在した部屋は水戸同好会の先輩方と相部屋でした。
お世話になりました。
翌日の稽古に備え、消灯時間には就寝しました(ホテルのどこからともなく悲鳴が響いていた気がします)。
2日目、5時半に起床しランニングに備えましたがトイレに入っている間にスタートしてしまい、現地に着いた時、先頭は遥か彼方で見えませんでした。
慌てて追い上げましたが1周半あたりで体力が底を尽き、完走も危うくなり、ペースを落とし4周完走に目標を切り換えました。
ランニング後、ジャンピングスクワットと腕立て伏せを各160回行い、その後の稽古はできないと確信しました(翌2日間は歩行に困難をきたしました)。
稽古前には海外出張から駆けつけられた篠木師範代に預かっていた支部長バンドを無事にお渡しし、裏ミッションも完了(篠木師範代本当にお疲れ様でした。)。
準備体操後、技術練習をワークショップ形式で開始され主に組技が中心でした。柔術の道着を使った絞め技や、投げで崩した相手への攻め、投げ技等を習いました。今回は審査がなかったためここで無事に稽古を終了することができました。
その後は新百合ヶ丘同好会と新宿支部の審査受験者の応援に回りました。
新百合ヶ丘同好会は稽古の成果を発揮できたのではないでしょうか。
稽古終了後、弁当を食べ、無事帰路に就くことが出来ました。
翌日の仕事は正直眠たかったですが充実した時間を過ごせた余韻として前向きに捉えることが出来ました。
最後にサマーキャンプの開催、指導等に尽力された皆様大変お世話になりました。
また、車に同乗させて頂いた渋谷支部の大塚先輩に厚く御礼申し上げます。押忍。
関東地区サマーキャンプ2017 レポート
●行徳支部 田中龍太郎
押忍。行徳支部の田中龍太郎です。
関東地区サマーキャンプ2017のレポートを書かせて頂きます。
今年も暑い夏が到来し、関東地区サマーキャンプ2017が、8月5日と6日に開催されました。
場所は、栃木県大田原市黒羽向町にある、ホテル花月。
練習場は、栃木県立県北体育館。私は2015年よりサマーキャンプに参加させていただき、今年が3回目となります。
連日の猛暑にも負けず、当支部からは7名がサマーキャンプに挑みました。
一日目、県北体育館にて、審査も兼ねた練習を行いました。
話には聞いていたのですが、今年は海外の支部からの参加も多く、参加者は国際色豊かでした。
基本稽古を終え、次はマススパーでした。
海外勢も参加したこの時のスパーは、大変刺激的で勉強になりました。
マススパーでしたが、海外勢の力強さ、技術の高さを感じ取ることが出来ました。
その後は飯村先生、中量級全日本王者の神代先輩による、肘・首相撲の講習が行われました。
練習を終え、夜はホテル花月での食事、温泉、そして支部メンバー同士の飲みニケーションも、サマーキャンプの醍醐味の一つと言えるかと思います。
早朝マラソンを終えた二日目、加藤先生による、蹴り足を捕ってからのテークダウンの講習から始まりました。
そして、審査組である私は移動稽古へと移ります。東塾長直々に、日本語、英語を交えながら指導をされていました。
そしていよいよ、本確定なスパーが開始されます。
私は昇段審査を行う、茶帯、黒帯の先輩方の連続組手の相手を務めました。
私にとってもそれが審査となるので、各上の先輩方達でしたが全力で挑みました。
なんとか数度の勝利を収めることに成功し、スパーを終えました。この日は当支部の茶帯の先輩も2名、昇段審査に挑んでいたのですが、そちらは無事合格です。
最後にポーランド人と間違えられ、英語で話しかけられるハプニングもありましたが、怪我もなくサマーキャンプを無事終えることが出来ました。
空道の技術、他支部の方、海外の方と交流を通し、少しだけ成長できたのではないかと、そんな風に感じております。
自己研鑽のため、今後とも空道に励んでまいります。
以上、関東地区サマーキャンプ2017のレポートでした。
お目汚し失礼しました。押忍。
2017年関東地区サマーキャンプレポート
●行徳支部 今田知宏
押忍、行徳支部の今田です。
ここ数年大道塾サマーキャンプに毎年参加いたしております。
サマーキャンプには独特の雰囲気、楽しさがあり、毎年楽しみにしています。
私は小学校から大学まで、他武道ですが夏には毎年合宿に参加しており、好きな行事でした。
社会人になって、40歳を超えているいまでも、先輩や仲間とともに行動し、汗を流し、交流する贅沢を味わえることに感謝しております。
ただ、今年は昇段審査にチャレンジすることが例年と異なっており、そのため緊張感がありました。
連続組手は2日目で、私は44歳のため、立技2人、組技2人、寝技2人の計6人でした。
立技ではパンチで勝ちたかったのですが、当てることができず、引き分けでした。
組技では判定で1勝できました。
続く寝技の1試合目では、パスされ極めの効果をとられたうえ、突っ込み絞めで1本をとられました。
絶体絶命とあせりましたが、寝技の2試合目で、なんとか腕十字の1本を取り返すことができました。
結果、2勝1敗3引分の3.5点で昇段審査に合格できました。
これまで指導いただいた加藤先生、先輩方、仲間のおかげです。ありがとうございます。
練習ではスパーが多めのメニューを加藤先生に組んでいただいていたため、スタミナが切れることはなかったのですが、立技で1勝もできなかったことが反省点です。また寝技で1本負けしてしまったことも反省点です。これからの練習に生かし、精進します。
また今回、同じ道場で昇段審査に挑んだ横山さん、かつて行徳支部で一緒に汗を流し弐段に挑んだ御茶の水支部の辻さんも無事昇段され、とてもうれしい限りです。
毎年このような機会を準備・運営していただいている東塾長、事務局長、支部長の方々、ありがとうございます。
来年も参加いたします、押忍
合宿レポート
●成田支部 支部長 キーナン マイク
押忍。成田支部のキーナンです。
今年の合宿は気候も良く、涼しい環境の中で充実した2日間でした。
特に今回は、海外からの参加者もいていつも以上に活気のある合宿だと感じました。
私個人としましては今後、自分の技術向上はもちろんですが自らが持っているもの、そして学んだことを伝えられる指導力もつけていかなければと技術指導にあたる先輩方を見て強く思いました。
最後に合宿に参加された皆様、お疲れさまでした。押忍。
●新潟支部 長谷川美知子
8月5日6日に関東地区サマーキャンプに参加させて頂きました。
初日は予定より早く集合でき、1時間長く稽古する事ができました。
各支部の先生方から技術講習を受け、多くを学ばせて頂きました。
2日目は私は昇段審査でしたので、塾長からしっかりと移動稽古をつけて頂き、ただ打つ蹴るのではなく、その力がどこから伝わるのか、また、相手をイメ-ジして稽古する大切さを学びました。
今回、私は昇段審査を受けさせて頂きましたが、受けるまでに沢山の葛藤がありました。
40代になり、体力も落ち怪我の治りも遅くなり、若い頃より動けなくなっている自覚があった為です。
また、以前サマーキャンプで鎖骨骨折を経験しており、怖いという気持ちもありました。
ですが、同じ道場の仲間が試合に出場し、怪我をしながらも勝利をつかむ姿や、ずっと後輩を引っ張ってきて下さった先輩方、何より常に厳しくも心身共にお気遣い下さる先生の下で、年齢を理由に逃げる事だけはやめようと、今回の昇段審査に望みました。
審査を終えて思う事はただ一つ、感謝だけでした。
ここまでこれたのは決して自分の力ではなく、支え助けて下さった方々のおかげです。
この恩をいつかお返しできるよう、これからも精進していきたいと思います。
最後に、東塾長、各支部の先生方、新潟の先生、先輩方、昇段審査という成長できるチャンスを下さり本当に有難うございました。
●新潟支部 鈴木 勇也
押忍。新潟支部の鈴木です。
私はこの度サマーキャンプに初めて参加させて頂きました。
初めは緊張していましたが会場に着いたら自然と緊張がなくなってました。
1日目は飯村支部長、神代先輩による接近戦、組みの打撃について教えていただきました。
投げ技を活かす意味でも組の打撃指導は大変勉強になりました。
翌朝ランニングを行いました。5往復を走り、とても疲れました。
サマーキャンプ2日目。
この日は昨日に引き続き技術講習と審査会が行われました。
技術講習では山田先生による投げの指導、能登谷支部長による寝技の指導、加藤支部長、稲垣師範による立ち技の指導がありました。
「こういう技もあるのか」と、沢山勉強になりました。
他の支部の選手たちともたくさんスパーリングができて良かったです。
今年はアジア大会が開催されるため外国からも沢山の人がサマーキャンプに参加していました。
外国人ともスパーリングさせていただいたが、力の差に圧倒されました。
最後に今回学んだ事や経験を今後の稽古に生かして行きたいと思います。ありがとうございました。押忍。
●新潟支部 押木英慶(一般部 初段)
押忍、新潟支部の押木です。
今回自分は九州のサマーキャンプに参加させて頂きました。
福岡空港から高速バスに乗って合宿地に向かうまでは順調だったのですが、降りた後のバス停から宿泊先のホテルや練習場の体育館が予想以上に遠いということに着いてから気づき少し困りました。
偶然にもバスで東塾長と総本部の清水指導員と御一緒できたおかげでホテルまで乗せて頂いたのは大変ありがたかったです。
初日の稽古は基本稽古の後に技術セミナーやマススパーといった流れでした。
マススパーの時は見知らぬ土地に単身で来たせいか試合の時と同じくらいアドレナリンが放出されてるような気がしました。
夜の宴会はとても賑やかで楽しかったです。
大道塾に関する軽い意見交換の場では積極的な意見も幾つかあり、九州男児の一本気な一面も垣間見ることが出来ました。
翌日の稽古でも幾つかのグループに分かれ技術セミナーが行われましたが自分達のグループは塾長に指導して頂きました。
自分では気付かなかった悪癖やつい忘れがちな基礎的な部分まで一人一人丁寧に指導して頂き大変為になりました。
一泊二日と短い期間でしたが、塾長や松尾支部長をはじめとする九州の塾生の皆様に快く迎え入れて頂き大変楽しい時間を過ごすことが出来ました。本当にありがとうございました。
●長岡支部 荒井壱成(一般部)
押忍。
今夏サマーキャンプに参加させていただいた長岡支部荒井壱成です。
自分は2回目の参加で1度参加したことがあり、練習の流れなどだいたいは分かっていたのですが、今回は昇段審査を兼ねていたのでとても緊張しながらの参加となりました。
そして、今回アジア大会前とのこともあり海外からの方々の参加者がたくさんいてとても嬉しく思いました。
1日目
会場に到着し道着に着替え、練習が始まりました。
最初は基本稽古その後マス、各支部長からのセミナーをして、1日目の練習が終了しました。
マスでは普段やらない方々や自分と違う階級の選手とのマスなので緊張感も持て、とても良い経験となりました。
続いてセミナーでは飯村支部長からの膝蹴り、肘打ち、首相撲についてだったのでとても興味深く、良い勉強になりました。
2日目
早朝ランニングが始まり、その後朝食を食べて練習会場へ移動しました。
そして、道着に着替え審査会が始まりました。
最初は、基本の移動稽、その後、十人組手でした。
まず、十人組手の結果は2勝8引き分けでした。
スタミナは寝技以外切れることなくいけたのですが1分以内にポイントをとらなければいけないのでとてもキツかったですし、悔しかったです。
ですが昇段審査合格できたのでとても嬉しく、今まで以上に頑張ろうと思いました。
サマーキャンプが終了し、アジア大会前のとても良い練習になりました。
来年も参加したいと思います。
ありがとうございました。押忍。
●長岡支部 宮沢琉伊(中学3年)
今回、三回目のサマーキャンプに行きました。
出発した湯沢からは、大人四人、少年部は僕一人と僕にとっては心細かったですが、行きや帰りの車内では先輩達と空道の話をしたりと楽しかったです。
今回のサマーキャンプで一番驚いたのは、外人さんがいたことです。
そのお陰で、他とは違った戦い方をみることができました。
1日目の稽古では、基本稽古から始まりました。
一人一人の気合いがすごくて、ますますやる気が出ました。
基本稽古が終わったあとは、班に分かれて稽古をしました。中学生のグループでは、最初にマススパーをしました。
いろんな道場の人の戦い方が見れました。
中でも参考になったのが、足をつかんでからの足払いが参考になりました。
その次は、移動稽古をしました。担当の支部長から細かいところまで指摘されたので、これからの稽古で直したいです。
練習が終わったあとは、ホテルの大部屋でゆっくりして、練習が終わったあとの風呂は気持ちよかったですし、ご飯もとても美味しかったです。
2日目の朝はランニングから始まりました。
最初は、全体として2番目でしたが徐々に疲れて、中学生のなかでは2位でした。
初めての2位だったので嬉しかったです。
そのあとの腕立て伏せ、スクワット、ジャンピングスクワットを50回ずつするのも疲れました。たくさんの汗を流したあとのご飯は、とても美味しかったです。
二日目の稽古は、一日目と同じく基本稽古からやり、それぞれの班でわかれました。
僕たちのグループは、組み技をやりました。
僕は、柔道部なので、投げ技は復習のつもりでやりました。
さらに、蹴りの掴みもやりました。掴むときのコツも教わったので、つかんでからの足払いができるようにしたいです。
後半では昇段審査の相手をしました。
組手は、1分1敗で相撲も同じ結果でした。
あまり自分の闘い方ができなかったので日々の稽古で直せるようにしたいです。
今回の合宿では、外人さんもいて英語がわからないものの、何とかコミュニケーションがとれました。
中学生のグループには、カイン君が来ました。
一発一発のパンチや蹴りが速かったので参考にしたいです。
大部屋のなかでは新しい仲間もでき、たくさんのことを教わったりした充実した二日間でした。
今回の改善点を直せるようにして来年の合宿に望みたいです。押忍。
●長岡支部 遠藤剛
今回の関東サマーキャンプについて記憶をたどりながら記したいと思います。
・行きの道中
昼食は高速のSA、入るとすごく混んでいて、奥のレストランが空いていたので入ったのだが、まさかの高級店。
なるほどそれで空いてるのかと納得、子供たちの小遣いでは厳しかろうと奢ってあげることにしたが、少年部から「先生かわいそうだから安いのにしてあげる。」と少年部らしからぬ言動。
50半ばのおっさんが子供に気を使われるのは恥ずかしいので「最高の物を頼みなさい」と虚勢をはる。
(「先生は合宿終わったら泥水すすりながら生きるから気を遣わなくとも良いよ」と暗に「少しは気を遣え」と言ったのは通じなかったみたいだ)
・体育館にて1日目
体育館に到着し、部屋の割り振りなどを終え道着に着替え練習開始、私自身は今回審査なので審査組での行動。
基本の後マススパー、技の講習でしたが技の講習は毎年すごくためになります。
・ホテル
私の部屋は同じ長岡支部の気の置けないメンバーで自然と食事前の一杯となり、食事後部屋で一杯、その後黒帯会の流れです。
黒帯会はいつも通りの大道塾らしい盛り上がりでした。
我々のテーブルには塾長にも来ていただいて、膝の故障やその後の稽古の取り組み方など貴重な話を頂きました。
村上先生の話もおもしろく、出てくる不思議な酒がうますぎて、明日審査にもかかわらず飲み過ぎてしまいます。
〆は塾長指揮のもとの定番「仰げばとおとし」の合唱で終了。
部屋に帰ると仲間が楽しそうにやってるので思わず合流。
・二日目
朝のランニングには遅刻して参加、(すみません)今回は二日酔いでつらいランニングとなりました。
その後朝食を終え体育館にて審査。基本、移動、マススパーの後スパーリング審査と続きます。
あまりうまく動けなかったが、怪我もなく終えられたので良かったです。
・追記
黒帯会の時、塾長奥様に「遠藤さん、明日は受かるわよ」とのお言葉を頂き、帰り際に「だから受かるって言ったでしょ」と言っていただきました。
審査はそのお陰で乗り切れた気がします。
これが今回サマーキャンプの一番の思い出です、ありがとうございました。
合宿はあまりの非日常体験なので終わると過去の出来事のような気がしてしまいます。
来年以降も出来る限りサマーキャンプに参加したいと思います。
関係者の皆様にはこの場を借りて感謝申し上げます、ありがとうございました。
これからも頑張ります 押忍