第一回アジア大会レポートモンゴルウランバートル廣井健(川崎支部)

川崎支部の廣井です。9/4から9/10までの日程でアジア大会のお手伝いでモンゴルに行かせていただきました。2週間前には大相撲のモンゴル場所が行われており、同じ日本の武道の大会なのでモンゴルでも関心があるのでは、と緊張しました。選手、審判スタッフは塾長、他皆さんとは別宿。着いてからすぐにプレスセンターでの記者会見とのことで同行させていただきました。モンゴル支部の力の入れようと組織力を感じました。夜はウエルカムパーティー。モンゴル支部長、ガントゥルガ氏と会長のマッハ氏、そして、モンゴル支部生(選手)。通訳のズラさん、バキさん、ティムさん、他台湾チームと自分達日本人。乱れることも無く終了。食事の量は多い。そして、美味しい。

翌日(9/6)に、選手たちの軽いアップ。モンゴル支部でさせていただきました。ルールミーティングは大会会場で。会場の前には会場と同じ位の大きさの宣伝ポスター。この会場は大相撲モンゴル場所と同じ会場でした。上を見ると東と西の漢字がありました。

会場には「東」の文字も
選手の協力のもとルールミーティング

大会当日(9/7)、TV中継も入り自分は緊張しました。審判構成は日本人3名、モンゴル支部2名の5審制でした。モンゴル支部では、国内大会も開催されている、とのことで、自分としてはそれほど違和感なく審判できたのでは、と思います。

試合を進めていくうちに言葉は通じないけども共通の競技の審判としての共有感を感じました。また、審判のジェスチャーは大事だとも感じました。選手に示す(伝える)だけでなく、審判同士のジャッジの確認も読み取れるからです。これは、ロシアでも経験させていただきました。今回のこの経験は自分としては大きかったです。失敗もしてしまったかもしれないので。

翌日(9/8)は審査会。でかい体育館で半面は畳敷き。昨日の選手も審査を受ける。海外で良く見る光景です。審査は基本の大切さを中心に行われました。
審査後に次のクラスの人達が来ていました。柔道です。ちょっとおもろい組み方したりしていました。チョイ見の感想です。左そで、右えりという組み方ではなく、どこでも組んじゃうという感じにみえました。遊びかもしれないけど。

ガントゥルガ支部長、マッハ会長、モンゴル支部皆さんのもてなしで観光もさせて頂きました。マーシャルワールドの宮内氏、正司氏とも御一緒させていただき楽しい時を過ごさせていただきました。

最後に、アジアのモンゴル支部、組織力もあり、選手は強い。審査会でも見ましたが、体格、気持ちが技を上回るような気がしました。そして、カザフスタン、体力、気力ともにすごい。何せ、大会当日朝5時にモンゴルに着いて(バス移動48時間後)、その日に試合でき、しかも、勝つんです。軽量級は日本人と同じ技術があるように見えました。重量級は闘争心体格とマッチして場面では強くなる印象を持ちました。モンゴルの方は地力あります。モンゴルの方、カザフスタンの方の凄さを見ました。でも、あなどれない、台湾の選手、韓国の選手。

簡単なレポートになってしまいましたが、今回の機会を頂ました塾長、事務局長、そして、スタッフとして同行させて頂きました飛永支部長、浜松さん、三輪さん、岡さん、そして、韓国支部の長として同行頂きました、菅原支部長(先輩)、有難う御座いました。選手として参加しました高橋氏、山田氏、堀越氏、お疲れ様でした。今回はスタッフとして参加されました三輪さん、岡さんの疲れ様でした。マーシャルワールドの宮内さん、正司さん、有難うございました。最後に、モンゴル支部ガントゥルガ支部長、マッハ会長、通訳で御迷惑掛けましたティムさん、ズラさん、バキさん、有難う御座いました。世界大会でまたお会いしましょう。

このページのトップへ

本サイトに掲載の記事・写真等の無断転載を禁止します。
Copyright(C)KUDO/DAIDOJUKU all right reserved.

このページを閉じる