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今回の遠征は、 今年4月のリトアニアセミナーに端を発し実現しました。キプロスでの支部設立に名乗りを上げたのは、格闘技歴20年以上のテオドロス・テオドロウ支部長。空道をキプロスで広めたい、という問い合わせから、「ひとまず近隣国のリトアニアセミナー(2012年4月)に参加してみては?」と声をかけ、参加をした後も、「やはりキプロスでも空道セミナーをぜひとも!」と、実現しました。
セミナーの地は、キプロス国内での紛争地域とは離れた西海岸だったので治安は心配ない模様でしたが、遠征に行く際に毎回頭によぎるのは、“実際に現地に行ってみるまで何が起こるか分からない”期待と不安です。対お国柄であったり、対事務手続きであったり、対塾長であったり・・・云々(笑)
運営面としては、
渡航費等もキチンと対応してくださったのでありがたく、帰る日になってから「実は・・・」と始まり諸々の処理に嫌ぁーな空気にということも過去に多々あるので(泣)、事務局としてはそれだけで一つ肩の荷が下りました。強いて言うとしたら、「セミナーのリストはギリシャ語で記入されても登録できないですからぁ・・・(. . )」といったことはありましたが、そんなことはなんのそのです(笑)
もう一点は、ギリシャから来た支部長3名と塾長との話の中で、バルカン半島の数ヶ国を集めてバルカンセミナーを開き連盟をつくる方向に持っていきたい、という提案が出たことです。現加盟国のブルガリア・セルビアの他に、未加盟国のクロアチア・アルバニア・モンテネグロ・スロベニアからの参加が実現できそうだそうで、空道連盟のますます広がりに期待です。
キプロス空道連盟は、
塾長曰くも、今回の遠征は土地自体も運営面も、過去の遠征の中で塾長の3本の指に入るということで、今後の発展に期待ですが、政府認可をもらうのにやはりスポーツアコードや国際ワールドゲームズ協会の正会員入りなどに注目していました。そのため、日本ワールドゲームズ協会へ入会という事実はとてもプラス材料でした。そんな話をしながら、空道を通して世界で同じ目標を見据え一丸となっている感覚をとても心強く思いました。
私はこのキプロス滞在で初めてテオドロス支部長と会ってお話をしましたが、こういう熱い気持ちをシェアできるのはとてもありがたく、励まされる瞬間です。帰国後にも、セミナーに参加した方から「現代の新しい武道空道、刺激されました!」などと感謝のメールをいただくのも、よかったぁーっ(*^_^*)と、またうれしくなる瞬間です。
終わりに、
お仕事で日程調整がむずかしい中、参加を可能にしてくださり、セミナー中もとても丁寧に指導して下さった笹沢選手、中村選手、とても助かりました!お疲れ様でした。また、全日本大会を控えた中での遠征のため総本部事務局は多忙の最中ですが、留守の間大会準備などしてくださった事務局長、事務局に感謝いたします。余談ですが、事務局田中さん柴田さんには「塾長、どうかこの時期の遠征は避けてくださーいっっ(><)/」と見送られながらの総本部出発でした(笑)「時期選べないんだから仕方ないだろぉーっ!」というのは、塾長の、心の声です(笑)
最後に、空道・大道塾をご理解・応援して下さる全ての皆様に改めて心より御礼申し上げます。
東由美子(総本部事務局)
更新日2012.10.31