サマーキャンプに参加していつも感じることは、各地の塾生が集まっての稽古風景の壮観さです。200名を超える塾生が一堂に会しての稽古です。武道場内に全員の気合が響き渡ります。
その中に我が身を置いていることを誇らしく思いました。
初日は、「基本」と投げ技(規定・応用)がメインでした。投げ技の稽古の際、東先生に直接指導頂いたときには大変緊張しました。
稽古を終え、宿舎に戻って温泉に入り、夕食をとった後は自由時間ですが、一緒に参加している少年部の子供等の挙動が気になり、点呼を取った後、彼らが消灯する22時を過ぎるまで気が抜けませんでした。その後、明朝のランもあり、久々にアルコールを抜き、早々に床に就きました。
翌朝6時、宿舎前に全員が集合。年代別に集まると、ひときわ人数の少ない50歳代は、しかも、いつものメンバーで、皆さんの顔を見ていると、自分も当分頑張れそうだという気持ちが湧いてきました。恒例のランが始まりました。短い距離でしたが、起き抜けの体には応えました。
続いて、小川支部長による基本(パンチ)の指導がありました。
2日目は、「移動」と打撃、寝技の稽古がメインでした。パンチのかわし方、反撃の仕方と実践的な内容を学びました。が、いつものことですが、セミナーの折、学んだことをメモとして残すタイミングを失くしてしまい、結果、「終わった」という達成感とともに幾つも教えて頂いた技を記憶の中から引っ張り出すのが難しくなってしまします。次回からは、せめてキーワードだけでもセミナーの「最中」にメモするようにしたいと思います。
厳しくも楽しい時間は瞬く間に過ぎ、照明を落とすと、武道館は祭りの後のような静けさに包まれ、「ひと夏が終わった」という感慨に浸ることに。
サマーキャンプを終えて、新たにした気持ちとともに、また1年精進したいと思います。
この2日間をともに汗を流していただいた皆さん、ありがとうございました。押忍。
高磯勇人(名張支部)
更新日2012.9.5