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レポート泉高志(水道橋支部)

学生の時以来16年ぶり、今回は8歳の息子を連れての合宿参加でしたが、以前と変わらぬ大家族的な雰囲気が、とても懐かしかったです。
250名を超える仲間と共に稽古し、同じ食事をいただき、大部屋に泊まり、文字通り寝食を共にできたことは青春の延長戦をしているようで、日常ではあじわえない刺激がありました。

初日

首都高の事故渋滞に巻き込まれ、ゆとりをもって出発したはずが、カーナビの到着予想時間がみるみる遅れていき、集合時間をオーバー・・・。
急遽宿舎ではなく稽古場の体育館へ直接向かい、なんとか滑り込み稽古開始時間には間に合いました。
車だと到着時間が読みづらく十二分な早目の行動と、週末の首都高は避ける必要があったと反省しました。

基本稽古の後は、班ごとにわかれてのグループ講習。
前半、加藤先輩から打撃の基本講習。
ガードは腕を上げるのではなく、自然に構えた所に頭を入れる。
ワンツー、ヒジを打つときのコツ(主に骨盤や肩胛骨の使い方)など。
同じようなフォームでも体の構造を意識して使うかどうかでインパクトに差が出ることを体感できました。

後半、飯村先輩から打撃の応用。
突進してきた相手や前蹴りのさばき方。
体を一本の棒のようにして、膝で相手を制する。
主に肘・膝の使い方やその稽古方法。

2日目

早朝、川辺を8kmのランニング。砂利道をビーチ用のシューズで走ったためか、足の裏の皮がめくれてしまい、後半は歩かずに走り続けるだけで精一杯でした・・・。

合同稽古のグループ講習では 前半、山田支部長から投げの応用。
投げで人が倒れる原理をわかりやすく。
大内、小内、支え釣込足、大外など。

後半、能登谷支部長から寝技の応用。
ニーインザベリーの返し方を数パターンとコムロックからの極め、横四方からの返し方などを丁寧に教えていただきました。

審査の見学。
我らが朝岡先輩の参段昇段審査を応援。連続組手の相手が強豪揃いで心配しましたが、ケガもなく淡々と勝ち越され、さすがだなあと感心しました。

全体を通して

社会人でも参加しやすいスケジュールでした。内容も次また参加したいなと思えるくらいのちょうどよいハードさだったと思います。
(大会で上位を目指す現役の選手には物足りなかったかもしれませんが。)
特に講習会はなかなか接する機会のない憧れの大先輩たちから、直接指導いただける貴重な体験でした。
30分置きに講師が入れ替わるどれも贅沢な内容で、大変お得感があり(笑)、参加してよかったとおもいました。
今回教わったことは普段の稽古でなんとか自分のものにしていきたいと思います。

これから30代後半、40代と年を重ねるごとに、もっともっとうまくならなきゃダメですね。
元気な体をキープし円熟の組手ができるようにがんばります。

また一緒に行った息子は「とても楽しかった。いろんな人がいることがわかった。支部によって闘い方が違っり、小さくても強い人がいたり・・・。」といった感想でした。
都会の核家族で育っている中、こういった合宿で多くの出会いがあることはとても大切であり、人と人とのつながりが社会意識をつくっていくのだと親として実感しました。

合宿で出会ったみなさん、お世話になりました!またどこかで稽古お願いします!
押忍。

泉高志(水道橋支部)

更新日2012.8.19

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