― | (特に終盤のコリンズ戦のあたりから)読者の反響が大きく、かなりの盛り上がりを見せた「上等だぁ!」ですが、ようやく最終回を迎えることができました。 |
塾長 | コメントも多かったが、ただ「面白い」だけにチェックをして送ってくるものもその何十倍もあったので最初はサクラがいるのかと思ったよ(笑)「まとめて読みたいから単行本化して」というのとか英語版を作って欲しいという声もかなりあったから検討中だよ。 |
島津 | 応援メッセージはすごくうれしかったし、励みになりました。読者の方の正直な反応が知りたかったのであえて「感想を送ってくれ」とか(自分のブログで)宣伝しなかったんですよ。 |
― | この勢いで第二部となるわけですが、今後物語としてどのように進めていきましょうか。 |
塾長 | 第一部の続きというかたちで編年で進めていけばいいんじゃないの。その方が満遍なくエピソードを拾えるしさ。「大道塾20年史(既刊『大道塾二十年のあゆみ』)」をベースにしていけばいいんじゃないの。 |
島津 | おお、こんな資料があったんですね。 |
― | 「20年史」はちょうど第一回空道世界大会までの内容となりますね。 |
塾長 | あれから10年か。“先駆(が)け”の宿命なんだろうが、「実践は立ち技6-7割、組技寝技3-4割」という創立以来の方針は、“ムエタイブーム”では「寝技なんかいらない」と言われ、次の“寝技ブーム”では「寝技こそ最強」で「空道は中途半端だ」等と言われた。どっちにしろ俺の人徳のなさからか「大道塾」設立にしろ「空道」にしろ散々悪口を言われ続けたなー(笑) その上、一般的には「企業30年説や20年説、(最近では)10年説」などいう恐ろしい理論もある中で、よくもったよなぁ(笑)。今年(創立30周年を記念して)「30年史」を作る予定で企画をまとめているところなんだ。 |
執務に加え、30年史編纂と東塾長の多忙の日々はまだ続きます。
(其の2)創成期のエピソードに続きます