特別座談会 俺たちは、トーナメント荒らし ④

極真の大会に出たあとは顔面にボコボコに入れられるんです ―― その他の大会の防具はどうですか? 鍋島 徒手格闘術はアルファ面なんですけど、あれは一部分だけ穴があいてて周りは透明なプラスチックなんです。でも試合になると結局 … 続きを読む

特別座談会 俺たちは、トーナメント荒らし ③

大道塾に出るようになって掌底の技術も発達しましたよ 鍋島 どの大会でも他流派からくる人間には、無言のプレッシャーを内から外からかけられますよね。 平岡 他流派で出ると会場でも居場所がない。(笑) 鍋島 大道塾だけは変わっ … 続きを読む

特別座談会 俺たちは、トーナメント荒らし ②

東京にはこんなにいっぱいの空手の大会があるんでびっくりしました ――ちなみに、皆さんの名乗る流派と、現在の練習についてもう少し詳しく聞かせて下さい。 鍋島 永心流は正確には永心連盟雄体空手体術と一言一って、6、7年前に僕 … 続きを読む

特別座談会 俺たちは、トーナメント荒らし①

オープントーナメント荒らしの凄い奴ら 3人!その名も永心流の鍋島次雄、闘心流の中畑要、日神会の平岡義雄。いずれも極真会、大道塾など、フルコンタクトルールのオーブントーナメントに出場し、活躍を続ける。しかも、所属流派は、自 … 続きを読む

“格闘空手家”東孝と大道塾 ⑦ 最終回 格闘技としての空手を追求、大道塾誕生

闘争心。私は人一倍闘争心が強かったのだろうか。小さい者が大きい者を制す。私はそれを夢見てやってきた。極真会館で私は闘争心を熱く燃やす事ができた。男と男、裸と裸のぶつかり合い。壮快な汗を流す事ができた。しかし、格闘技として … 続きを読む

“格闘空手家”東孝と大道塾 ⑥ もう後には退けない。選手として限界に挑戦

昭和50年10月6日帰国。11月の第一回世界大会も最初から目指すのは二宮君だけだった。 これでケジメさえつければ空手とも手を切る事ができる!ただ、それだけだった。しかしその思いを果たす事はできなかった。結果は6位だったと … 続きを読む

“格闘空手家”東孝と大道塾 ⑤ 空手に失望、人間に失望。しかしライバルが現われる

アメリカは私の人生を大きく変えた。夢と希望に満ちていたアメリカが失意と絶望のアメリカに変わり、しかし皮肉なことにそれ故に私は空手という庚なし沼に引きずり込まれて行く事になるのである。 未知の国、アメリカ、憧れていたアメリ … 続きを読む

“格闘空手家”東孝と大道塾 ④ 極真会館入門。アメリカ目指して空手に燃える

昭和46年5月、私は極真会館本部道場の門をくぐった。23歳になる10日程前だった。高校を卒業し、本気で格闘技に汗を流すのが5年振りの私は、まるで水を得た魚のようにウキウキしていた 「強くなければいけない」 闘争心を持ち続 … 続きを読む

“格闘空手家”東孝と大道塾 ③ 闘争心、その心の要求に任せて

男は強くなくてはいけない。私はいつ頃からそんなことを考えたのだろうか、今となればはっきりわからない。 ただ、私は子供の頃からどうしょうもなく手のつけられない問題児だった。 小学生の時など、毎日がケン力、ケンカに明け暮れて … 続きを読む

“格闘空手家”東孝と大道塾 ② 日本人の拠り所になり得るのが空手だ

国際社会を迎えた現在、国内のみにとどまらず、海外に雄飛する日本人も決して少なくはないだろう。21世紀を目前に、社会機構が増々複雑になっていくこの現代で、日本人の心の拠り所となり得るものの確かなひとつ、これこそが武道なので … 続きを読む