第12回新潟県選抜空道選手権大会レポート

期日 令和3年9月19日(日)

会場 長岡市市民体育館第1武道場

主催 長岡市空道協会

後援 新潟県空道協会

 

 

新潟県選抜空道選手権大会のレポートをさせていただきます。

9月19日(日)、会場は長岡市民体育館。新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言の活動制限期間のため体育館の使用ができなかったが、大会2日前にようやく体育館の使用が許可になった。

また、多くの選手欠場があったが、なんとか開催日を迎えることができた。

U9は、ほぼ全員が離れて突き蹴りを出す選手であった、決勝は、ハイキック中心の星選手と重いミドルキックでポイントを取ってきた坂詰選手の対戦となり、星選手がハイキックの効果3で優勝した。

U11(35未満)は、前蹴り、ハイキック、かけ蹴りの効果3で勝ち上がってきた遠藤選手とハイキックで効果を取得してきた増田選手の決勝となり、本戦は、お互いにハイキックをかすめたが引き分け、延長戦へ。結局、本線同様、ハイ、ミドルと膝蹴りでの攻勢の遠藤選手に旗があがった。

U11(45kg以上)は、重い突き蹴りで勝負する笠原選手が今回はハイキックを身に着け効果3を奪い決勝に駒を進めた。一方、安定した突き蹴りで微差ながら決勝に上がって来た阿部選手。決勝は、派手に突き蹴りを振り回す笠原選手、バランスよく突き蹴りを出す阿部選手の一進一退の攻防であり本線引き分け。延長もほぼ同じ流れであったが判定2-1で微差で笠原選手の優勝となった。

U13は、力強い突き蹴りと前へ出て支え釣込み足からの極めで効果を取って来た福島選手、膝連打で有効を取り、勝ち上がって来た山本選手が1勝同士で対戦したが、山本選手の重いローキックにポイント入り効果を取得。優勝した。

U16は、選手欠場もありU13ルールを長谷川選手のみ適用した。打ち合わない戦い方からのハイキックで効果2を取り勝ち上がってきた女子選手の長谷川。常に上位入賞している藤家選手の決勝は、組んでの攻防で相手に攻めさせないポジションをとる長谷川選手に対し、突き蹴りのパワーで攻めた藤家選手が優勝。

U19は、全員突き・蹴り・投げと穴の無い選手が揃った。佐々木選手は、U19ルール初であったがパンチの技術でうまく戦ったがパンチ力&連打の赤塚選手が投げ決め効果を奪い1勝。宮沢選手も柔道とレスリングで鍛えた組技、小学生から空道で鍛えた打撃で打ち合ったが赤塚選手の重いパンチが随所に決まり赤塚選手が優勝者となった。

最後に、スタッフ・役員様のおかげで全試合を終えることができました。無事大会を終えたといえるのが、一人の感染者も出さなかったときになりますが、まずは、選手・ご父兄様、審判、係員ほか大会スタッフにおきましては大変助けられました。感謝しております。ありがとうございました。

 

長岡支部 遠藤 英