2019.04.23   北斗旗全日本空道体力別選手権西日本予選レポート

西日本地区予選所感

2019全日本空道体力別選手権大会 西日本地区予選が3月17日(日)に開催されました。

世界大会後で、全日本代表選手の参加は少なかったですが、次世代を担う若い選手達が活躍しました。

 

軽量は、ベテラン関西宗支部小芝選手や若手の日進支部 高垣選手の活躍で優勝、準優勝と全日本に駒を進め、中量級 日進支部 伊東選手は、怪我などで昨年大会から離れ治療に専念。今大会、復帰戦に臨み見事優勝を飾りました。

 

250以下、富士山同好会 曽我選手33歳と22歳 若手 岸和田支部 近藤選手の決勝戦。33歳ながら若手を抑え曽我選手が優勝を手にしました。

 

260以下では、ベテラン渡部選手が順当に勝ち上がり優勝。

 

過去、全日本大会では、西日本地区選手達の優勝や入賞と幾多の好成績を収め活躍してきました。

5月に開催される全日本大会も西日本地区選手達の活躍を大いに期待したいところです。

中部地区運営委員長   神山信彦

2019.04.09   2019北斗旗全日本体力別選手権北海道予選レポート

三月三十一日に、2019北斗旗全日本空道体力別選手権の北海道予選とシニア交流試合、未来を担うジュニア交流試合が行われました。

今年は三月中旬には雪が溶けましたが、三寒四温とは言ったもので、雪は無くとも寒さだけは残り試合の日も肌寒く感じられました。

ジュニア交流試合は、今までで一番試合数が多く行われました。交流試合の時には、去年出ていた時と比べてしまい、一年でこんなに上手くなったのか…と言う思いと、成長したな…と指導者の思いと父親目線の思いが入り混じりました。

今回のジュニア交流試合の目玉は、U16。決勝戦では2017全日本空道ジュニアU16 50kg以下で準優勝した小樽支部所属の佐々木龍希選手と、同試合U13 55kg以下で優勝した帯広支部所属の駒形祐磨選手でした。ジュニアといえ、流石に見応えのある試合内容だったと思います。

今後世界を相手に戦う姿が観られるかと思うと、楽しみで仕方ありません。

シニア交流試合は、年齢層は上ですが、今まで行われたシニアの試合の中でもアグレッシブだったと思います。前回迄は体力が持たず棄権する選手もいましたが、今回は一本勝ちをした選手がいたりと、見応えある内容でした。

北海道予選は、230以下は当支部所属のソムチャ ヌアナー選手が一試合目からキムラロックを決め一本勝ちと、二試合目は効果で優勢勝ち。

240以下は、帯広支部所属の小野寺稜太選手は二試合とも効果により優勢勝ち。

250以下は当支部所属のキム ジュンラク。二試合とも効果により優勢勝ち。

村上師範も仰っておりましたが、大人はいろんなスタイルで攻められると、後ろに下がる。レベルが高い惜しい選手がいたが、遊撃性を備えたらもっと強くなる。私も同感です。

その惜しい選手は自分だと思い、更に練習をし磨きを掛けて欲しいと切に願います。

最後になりますが、来年度の試合では、技に磨きを掛け更に強くなった選手を観られる事を楽しみにしております。

2018北斗旗全日本空道体力別選手権 関東予選 及び第65回大道塾関東地区シニア交流大会レポート

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2018北斗旗全日本空道体力別選手権関東予選 及び 第65回大道塾関東地区シニア交流大会 レポート

 

大道塾御茶ノ水支部  支部長 朝岡秀樹

 

3月4日、台東リバーサイドスポーツセンターにて開催された両大会。

シニア交流大会には38名がエントリーし、最高齢は61歳。いかに空道が親しみやすい武道スポーツであるかを感じさせる数字である。近い将来、70歳以上の選手も現れるのだろう。理想をいえば、歳を重ねた者同士の対戦こそ、勢い任せでないスタイル・打たせずに打つ技術・凛とした佇まい……といったものが表現されてほしいところ。現状は、フックの乱打戦が繰り広げられることが多い。この一因となっているのは、試合時間の短さではないか? 「高齢者は体力がないだろうから」と試合時間を短くすればするほど、防具で顔面が覆われているのをいいことに、やったもん勝ちの戦法をとるようになる。これは女子の試合にかんしても思うことだが、試合時間を一般男子と同様にすることはできないだろうか? あるいは、それが無理なら、両者が互いに相手の攻撃を顔面に被弾しながら打ち合い続けている場合「両者、一本負け(失格)」としてはどうか? 柔道でも最新のルール改正で両者失格の裁定が下されるようになった。「もしNHGがなかったら、あなたの顔は腫れあがっているのであって、その顔で社会や家族のもとに帰ったのでは勝利とはいえない」ということだ。

 

全日本予選に関しては、各カテゴリーの短評を以下に。

<女子220以下>大倉萌が打撃でも寝技でも効果ポイントを奪うテクニシャンぶりを発揮し、3勝で優勝。最近の全日本・国際大会では取りこぼしが多いだけに、さらなる安定感を求めたい。元全日本王者・岡裕美が久々の復帰を果たしたが、3戦3敗。これは、若い世代の成長を裏付ける結果といってもよいだろう。

<女子220超>柔道でキャリアを積み、空道の競技に挑みはじめて1年余りの内藤雅子が、元全日本王者・吉倉千秋らを下し、優勝。フィジカルも強く、稽古量も豊富とのことなので、全日本で、大谷・今野といったトップ選手にどこまで食い下がれるか、楽しみだ。

<男子230以下>前回世界選手権ベスト4の末廣智明が準決勝で木村真拓に勝利するも決勝を棄権。代わりに決勝進出した木村から漆館宗太がパンチによる効果ポイント2つを奪い、優勝を果たした。漆館は14年のキャリアを持ちながら、これまで上位進出を果たしたことのなかった選手だが、今大会では、ジュニアで活躍した19歳のホープ・菊地逸斗からアキレス腱固めで一本を奪っての決勝進出。決勝で下した木村は、かつて裸絞めで秒殺されたこともある相手だっただけに、大きなブレイクスルーを果たしたといえよう。

<男子240以下>本来230以下の選手である谷井翔太が階級を上げて参戦。準決勝では服部晶洸から右パンチによる効果ポイントを奪い、決勝では神代雄太に競り勝ち、優勝。仕事(消防士)のスケジュール上、5月の全日本本戦に出場できないとのことだが、アジア王者となり、上の階級のトップ選手に連勝したとなれば、-230クラスでの世界選手権日本代表選考には残るであろうと思われる。

<男子250以下>ジュニア出身で、並行して柔道経験も十分にある渡邉憲正が寝技で2つの一本勝ちを奪って五角形リーグ戦を制し、決勝進出。決勝では日本拳法出身の望月將喜を相手に攻勢をキープし、優勝。ジュニアから一般カテゴリ―に、昨年から昇格したばかりだが、アジア選手権にも出場しているので、5月の全日本の結果次第では世界選考に滑り込む可能性も出てきた。

<男子260以下>押木英慶が独走。立ち技における打撃のキレ、寝技での効果ポイントの獲得など、より完成度は高まっているように思われる。

<男子260超>岩﨑大河が2試合とも圧勝したが、五十嵐健史が元全日本王者・キーナン・マイクからパンチで効果を奪って勝利し、その五十嵐を19歳の松岡陽太が寝技で下すなど、新人の台頭も目についた。

 

リポートは以上にて。最後に毎回の地区予選で気になっている点を。選手が裸足で試合会場(柔道場)から廊下に出てアップ等を行い、そのまま試合場に戻ってくる場面をよくみかけるが、土足で歩くゾーンに素足で出たうえで、足の裏の汚れを拭き取ることもなくそのまま畳の上に上がるというのは武道として好ましくないように感じている。礼儀に関して、試合場における定められた礼法ばかり注視されるが、定められていない部分での心遣いにこそ、礼儀が求められるのではないか?

※今大会を支えてくださいました役員、審判員、ボランティアスタッフの皆様に感謝申し上げレポートの締めくくりといたします。お疲れさまでした!

2018 北斗旗 全日本空道体力別選手権東北大会及び第54回大道塾東北地区交流大会 レポート

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2018 北斗旗 全日本空道体力別選手権東北大会
及び 第54回 大道塾東北地区交流大会 レポート

大道塾 仙南支部  支部長 佐藤繁樹

 

3月18日、名取市民体育館にて、2018北斗旗空道体力別選手権東北大会及び第54回東北地区交流大会が開催され、U19からシニアクラスまで47名の選手が集い優勝をかけ熱い闘いを繰り広げました。
各クラス熱戦の連続で、特にU19優勝の田口洸揮(仙南)はじめ10代20代の選手達に今後の活躍を期待させる選手が多かったことは今大会の特筆すべきことでした。
ここからは今年11月に開催される第5回世界選手権大会へつながる全日本予選の試合を紹介します。

<女子>ここ数年、常に全日本優勝戦線に立ち続ける今野杏夏(多賀城2015全日本優勝)が磐石の強さで優勝。すでに先の大会を見据えているように感じた。

<男子230以下>はっきりとした新旧世代対決の構図となったこのクラス。19歳小野葉嗣(塩釜)が近田充(多賀城2016全日本準優勝)を延長の末破り決勝に駒を進める。
対する反対ブロックでも阿部宏信(石巻)に18歳星優斗(仙南)が挑むが攻め所を熟知する阿部が一枚上手の試合展開で退け決勝に駒を進めた。
決勝は今大会一番の盛り上がりを見せた試合となり、豊富な経験を活かして相手の一瞬の隙を狙う阿部をスピードとスタミナを活かした闘いを展開する小野が下し優勝を勝ち取ると共に見事世代交代を果たした。

<男子240以下>このクラスは私が選手時、主戦場としていた思い入れのあるクラス。越後暢介(仙台東2018アジア出場)が持ち味の変則スタイルで相手に距離感と攻撃タイミングを狂わせ決勝進出。
反対ブロックからは東北では珍しいアップライトスタイルの國枝厚志(秋田)が危なげない闘いで決勝進出。
興味ある対戦だった決勝戦だが國枝が怪我のため棄権し越後が不戦勝で優勝となった。

<男子240超>リーグ戦となったこのクラスは、藤田隆(秋田2015全日本準優勝)がフィジカルの強さと技術で頭一つ突出し全勝優勝。
勝率2位に3人が1勝1敗で並ぶ混戦となったが一本勝ちで8点を獲得した岡崎匠(仙台中央)が準優勝となった。
全日本選手権の出場権を獲得した選手はすでに動き出していることとは思いますが、その先にある世界選手権を見据え一つでも多く表彰台に日の丸を掲げられるよう残された時間の全てを空道に費やす気で過ごしてほしいと思います。

最後になりましたが、今大会を支えてくださいました役員、審判員、ボランティアスタッフの皆様に感謝申し上げレポートの締めくくりといたします。ありがとうございました。

 

2018年北斗旗全日本空道体力別選手権九州•沖縄地区予選 第50回 大道塾九州•沖縄地区交流試合レポート

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2018年北斗旗全日本空道体力別選手権九州·沖縄地区予選 第50回 大道塾九州·沖縄地区交流試合レポート

広島中央支部 村上 智章

 

3月11日、太宰府とびうめアリーナにて、2018年北斗旗全日本空道体力別選手権ならびに第50回大道塾九州·沖縄地区交流試合が開催された。第50回という節目を迎えた今大会、U9からシニアに至る最年少7歳、最年長49歳、総勢59名の選手が集い、覇を競う生涯武道の大会となった。

各クラス、迫力ある戦いが繰り広げられたが(特にU16の戦いなど、一般部の試合に勝るとも劣らない好試合がみられた)、ここは大会の本丸、北斗旗予選の試合を紹介したい。

今回予選は、古豪、中堅、若手入り乱れての組み合わせ、第一試合は昨年秋の大会で鮮烈なデビューを果たした俵屋とアジア大会代表野崎、キックを素地とする俵屋の打撃を警戒、野崎が組技から寝技、逆十字を狙う展開。俵屋、マウントパンチからの逆十字を一回はしのいだが、二回目のグラウンドで野崎、腕ひしぎを極め、一本.執念の勝利。

次は歴戦の古豪、小田と若手の張迫、ガンガンパンチを繰り出す小田に張迫もパンチ、膝で応戦、打撃では小田優位に見えたが、組技からグラウンドの展開では張迫、常に上をとる。が、最初のグラウンド、マウントを取ったはいいが、顔面に直接パンチ、これは反則。これに小田エキサイトしたか組んでの打撃、頭突き、張迫も応戦、大会屈指の熱戦となった。マスクをつかんでの反則もあったが、小田、黒帯の意地をみせて勝利。

野崎対張迫、野崎のフェイントをからめたストレートがヒット、効果。これに張迫、膝を打ち返して組んでの打ち合い、グラウンドも目まぐるしい展開、気の抜けない戦いとなった。試合巧者野崎がポイントをしっかりとって勝利。

次は軽量級俵屋と重量級藤田,体力差30。俵屋速いロー、腰の入ったパンチで果敢に攻めるが藤田も応戦、組んでから倒してマウントパンチで効果、続いての腕十字はしのいだが、俵屋、効果ポイントを取り返せず、藤田勝利。

藤田対小田、これも体力差20。体格で勝る藤田が小田に覆い被さるような展開。小田の闘志衰えず、果敢に打ち合いを挑むも、藤田、ローで崩してニーオンザベリーからのパンチで効果、寝技の展開の中で再び効果をとって勝利、野崎との決勝へ。

野崎対藤田、これも体力差30あるが野崎臆せず、後ろ回し、踵落としと攻める。藤田、捕まえて料理しようとするが組んでからもつれてグラウンド、一瞬の隙をついて野崎、ニーオンザベリーからパンチで効果。ポイントを取りかえそうと藤田前に出るが野崎、距離をとりつつ後ろ蹴り、パンチで反撃、グラウンドでも下からの打撃で積極的に応戦、文句なしの勝利、優勝。本大会、野崎の試合運びの巧さが光った。

壮、青、少それぞれの世代が各々精一杯頑張った、見ごたえのある試合が続いた大会であったと思う。この流れを大事に選手諸君には今後いっそうの精進を期待したい。

押忍、よろしくお願いします。

2017北斗旗全日本空道体力別選手権北海道地区予選 第43回大道塾北海道地区交流試合 レポート 田中

2017北斗旗全日本空道体力別選手権北海道地区予選
第43回大道塾北海道地区交流試合 レポート

平成29年4月2日、北海道札幌市にて開催されました上記大会について大会総評のお役目を預かりましたので、大会内容をここにご報告させて頂きます。また、今大会を無事終えることができたことを、塾長、事務局各位、北海道地区各支部長、審判団及び関係者各位に厚く御礼申し上げます。

平成29年 4月 吉日
大道塾札幌南支部 田中俊輔

  大会出場者数は43名。北海道地区としてはほぼ例年通りの規模ではあるが、札幌西、札幌南、帯広、紋別及び小樽の北海道内5支部に加え渋谷支部からもエントリーがあるなど、参加する支部数としては近年徐々にではあるが増加の傾向にある。

今大会は北斗旗体力別予選、一般交流試合、シニア交流試合及びジュニア団体戦の4つのカテゴリーで行われた。

北斗旗体力別予選では、王者野村幸汰(札幌西)が予選免除により不在の中、4名の選手が全国への切符を争った。4人総当たり戦の中で、最も空道歴の浅いソムチャ・ヌアナー(札幌西)がムエタイ仕込みの強烈な打撃と地力の強さを武器に2勝。一方ではジュニア上がりの19歳、安富北斗(札幌南)が打投極バランスの良い闘いぶりで3勝を勝ち取り優勝。全日本へ行く選手達には、是非とも来年に迫る世界大会参戦を視野に入れ稽古に励んでもらいたいところである。

激しい打撃戦が多く見られた一般交流試合では、昨年秋に続いて辻航平(札幌西)が高い技術力を見せ優勝。当カテゴリーでは2位の高尾翔空(札幌西)を含め、多くが10~20代の若い選手のエントリーであるだけに、是非今後は投げ寝技等の技術を高め、北斗旗へのステップアップを期待したいところである。

シニア交流試合は中村竜太郎(渋谷)と橘龍太郎(紋別)のワンマッチとなった。柔道有段者である橘の投げを切った中村が、強烈なストレートで橘からダウンを奪い有効優勢勝ち。空道歴15年の貫録ある闘いぶり見せた。

北海道地区では初の試みとなったジュニア団体戦。支部混合で組まれた3つのチームで勝敗を競い合い、最も勝率の高いチームが優勝となる団体戦ルールでは、仲間同士のサポートや試合に挑む責任感などが通常の個人戦以上に意識された。自分一人のためでなく「誰かのため、仲間のために闘う」という気持ちが、いかに自分を強くするか。その違いを幼少期から理解することはとても素晴らしいことである。

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