東孝の格闘空手 空手リアルアーツシリーズ ④ VOL3 2025年4月23日 by 大道無門 この対談は『月刊空手道』(福昌堂発行)1985年1月号に収録されたものです。肩書は掲載当時のものです。 解説・指導―大道塾代表・東孝 協力岩崎弥太郎、長田賢一空手道リアル・アーツシリーズ 4東孝の格闘空手空手界に嵐を起こすニューウェーブ空手の旗手!東孝が公開する格闘空手の超実戦テクニック講座第4弾! 格闘コンビネーション第二章右のパンチからの連繋アッパーによる仕掛け 分解顔面パンチで相手が浮き足立ったら、足を刈り、倒して極める。 まず右へステップして相手の突進をかわし、右フックで脇腹よりやや後方を打ち、(2)続いて左フックで顔面を狙う。次の連撃として右→左肘打ち、右膝による金的蹴りも考えられるが、顔面への攻撃で相手が浮き足立ったならすかさず小内刈りの要領で相手の前足を刈って倒して極める。極めも紹介したようないわゆる”正拳突き〟が普通だが、実戦では相手 も簡単に伸びてはくれない。そこで足で 蹴込む方がより現実的といえるだろう。このコンビネーションは一見単純なようだが、相手が前傾して完全にガードしたり、逆に積極的に膝蹴りの連打でくるような接近戦では非常に効果的な連繋といえる。