2017.9.12 サプリメント摂取によるドーピング違反の例について

サプリメント摂取によるドーピング違反の例について

 

「わが国の国体選手が海外有名メーカーのサプリメントを摂取し、

ドーピング違反となった事件について最近、スポーツ仲裁機構の判断が下されました。

同じサプリメントを継続して使用、以前の検査では陰性であったものが、

当該の大会検査で陽性という結果が出たというものです。

(詳しくは、日本スポーツ仲裁機構による本年8月18日付仲裁判断(リンク)参照。)

http://www.jsaa.jp/award/DP-2016-001.html
サプリメントは食品として扱われるため、成分は必ずしも一定でなく、詳細に明らかにすることはできません。

一方、ルールでは競技者の検体から禁止表に掲載された物質やその代謝物、マーカーが存在した場合にはドーピング違反となります。したがって、IOCなどの団体でもサプリメントの使用は推奨されていません。

あらためて、選手諸君ならびに指導者各位は、サプリメントの利用について、その選択、摂取に慎重な判断をお願いします。」

 

 

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