2017’北斗旗全日本空道体力別選手権東北地区予選 及び第52回交流試合[総 評]

2017’北斗旗全日本空道体力別選手権東北地区予選 及び第52回交流試合[総 評]

大道塾石巻支部長
三浦悦夫

  9年振りの地元開催となった2017’北斗旗全日本空道体力別選手権東北地区予選及び第52回交流試合が石巻市総合体育館 武道場において成功裡に終了したことは「ホッ」としたと共に感慨深いものになりました。9年の間で途中(6年前の)「東日本大震災」を経験(被災)して、試合会場である総合体育館も災害復旧工事への経過(ある程度の期間、館内は遺体安置所になりその後の復旧工事(現存or立て替え)では方向性が決められず)及び工事完成後、体育館利用へ調整の難易性(被災した公共施設数の多さにより利用希望が膨大になり)があった9年でしたが、東塾長及び事務局長を始め関係各位様の御指導・御鞭撻により大会開催まで漕ぎ着けることが出来改めて感謝を申し上げます。

試合の方ですが、予選各カテゴリーに出場した選手へ塾長から講評で(好)評価をいただきましたが若手の台頭とベテラン(中堅)選手の試合展開が十分、次の「本戦」での期待が持てる(持てた)ことで、東北の地域(大道塾発祥の地である宮城県の位置付けもあり)における空道のレベルアップに繋がる様、選手達には頑張ってほしいところです。 私見としては-250以上(所謂、重いクラス)の参加選手がもっとほしいところでした。海外をみれば-250~は体格(身体)差からして中量級レベルとすればかなりの「選手層」と思います。

空道母国日本としても選手層の厚さで「切磋琢磨」しなければ立ち向かうのにも刀を研げない状態(状況)になってしまいます。5月の全日本体力別からは世界大会選考試合の要素があることからも今後のエントリーをする選手の奮起に期待します。押忍

更新日 2017.04.06