フランス遠征レポート
清水亮汰(総本部)
5月16日~5月23日のフランス遠征の報告を致します。
今回で海外遠征は5回目(モンゴル、ポーランド、インド、アメリカ、そしてフランス)なのですが、初めて塾長や事務局長がいらっしゃらない海外遠征で不安や緊張があったがコノネンコ先輩にすごく良くして頂いたお陰で有意義な遠征となりました。
移動時間
池袋から成田空港まで1時間半、成田空港からモスクワ空港まで10時間、モスクワ空港からパリの空港まで3時間、パリから目的地のレンヌまで電車で3時間と移動時間がすごく長く、移動だけで大変疲れました。
今回の主なスケジュール
5/16 移動、出国
5/17 移動、パリ少し観光、夜練
5/18 レンヌ少し観光、試合、夜練
5/19 昼練(一般、少年部)、夜練
5/20 午前練、午後練、さよならパーティ
5/21 観光
5/22、5/23 移動、帰国
試合
フランスの代表を決める試合に自分も参加すると初めは聞いていましたが、少し変更。
試合数が全部で3試合しかなく、自分は2試合やったので合計5試合です。
初戦…270+のイタリア人とほぼアップなしで試合でした。相手の情報がほぼなかったため、いきなりこんなでかいのとやるのかと不安になりましたが、相手があまり上手ではなかったので、普通に勝てました。
2戦目…250以下のフランス代表選手との試合。はっきり言って日本人の敵ではないといった感じでした。寝技で一本勝ちでした。
総括…他の試合も観戦しましたが、打・投・極、全て今一な感じでした。
稽古
主にコノネンコ先輩が仕切ってセミナー形式が多かったです。コノネンコ先輩は技のレパートリーが非常に多く、自分も指導しつつ、大変勉強になりました。道場に持ち帰って練習してみようと思いました。自分も少しセミナー形式で70~80名の前で教えたりできたことはすごくいい経験になりました。それと、少年部指導を任され、やりましたが、フランス語なのでうまく伝わらず、大変難しかったです。英語もしゃべれないのにいきなりフランス語はハードルが高かったです。
打撃や寝技のスパーリングではいろいろな選手と行いましたが、基本的には日本人の敵になる選手はいなかったと思います。一人、スペインの270以下の選手がかなり強く、要注意の選手でした。第四回世界大会のジュニアで岩﨑大河とワンマッチで戦った選手です。
色々な国の人とスパーリングが出来て世界大会に向けていい練習になりました。
最後に
毎回思うのですが、英語ができればな~とより実感しました。すごく疲れましたが、すごく楽しく、主催してくれたファブリースには感謝しています。食事代、宿代、交通代、車での送迎などお土産以外お金を使わなかったです。
海外遠征は色々な国に毎回行くたびにその国の事情だったり、街並みだったり、特色があって面白いです。今回の合宿でセミナーとして大人数に教えたこと、色々な国の方々とスパーリングや試合、寝技のスパーが出来たこと、会話をしたり、一緒に飲んだり、食事をしたり、交流できたこと、新しい出会いがあったこと、本当にいい経験になり、勉強になりました。また、機会があれば是非参加したいと思います。
最後にこういう機会を与えてくださった塾長、事務局長、本当に有難うございました。
そして、最初から最後までずっと気づかってくれ、面倒見て頂いたコノネンコ先輩有難うございました。この経験を活かし、世界大会に向けて日々精進いたします。