【大会レポート】第4回 東京都下・神奈川県空道選手権大会

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第4回 東京都下・神奈川県空道選手権大会大会レポート

 

平成30年5月27日(日)、晴天の中、今回で4回目を数える東京都下・神奈川県空道選手権大会が、事務局長を始め、関東地区の支部長の方々にお出で頂き、日本工学院八王子専門学校柔道場にて開催されました。

数を重ねるごとに出場者が増え、今回は81名の参加、全70試合と大変盛況で、昨年進行がかなり押したことから、今回から開始時間を30分早め、10時半に開会、10時45分試合開始と致しました。

さて、肝腎の試合内容、まずは大人の試合ですが、本大会はレベル的に交流試合相当に位置付けられますが、全体的に昨年よりも技術の底上げが成され、我武者羅さよりも冷静な出入りでポイントを重ねることを重視する選手が多数見受けられ、一般部、シニアクラス共にだいぶ洗練されてきた印象を受けました。

ワンマッチではなくトーナメント形式ですので、勝ち上がりについて戦略的に考えることが重要であると思いますから、大会全体を俯瞰し決勝以外で燃え尽きないような落着きは大事です。

ただ、その冷静さがもう一つ勝ちきれない淡白さに繋がることもありますので、その点は注意が必要だと思います。

ともあれ、一般部もシニアクラスも、ベテランも新人も、今大会に入賞した方々は是非この試合をステップに、全日本予選、本戦或いは全日本シニア選抜でも頑張ってほしいと思います。

また、ジュニアについては例年佐久支部が活躍しますが、今回は総本部の選手の躍進が目立ちました。

これはジュニアでの活躍から一般部での快進撃という成功体験を持つ職員、寮生諸君の指導の賜物だと思います。

また、例年通りU13 B、Cルールについては男女混合で行いましたが、女子の選手の柔らかくも力強い組手は非常に素晴らしく、またU16の選手も含め女子選手の礼節、大きな声での挨拶、試合態度などは誠に素晴らしく、是非このままU16、U19、一般部へと継続して頂きたいものです。

毎年、全日本体力別直後の開催で、塾長、事務局長はじめ総本部の皆様、関東周辺の支部長の方々、役員、審判団、お手伝い頂いた横浜北支部をはじめとする塾生の皆様など、関係者の方々には大変ご迷惑をお掛けしておりますが、今後もこの大会を通して東京都下、神奈川県、そして関東地区の空道の発展のために尽くしてまいる所存でありますので、今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

また、最後に、医療サポートとしてご協力頂いた日本工学院八王子専門学校 柔道整復科OBの先生方に厚く御礼申し上げます。押忍

 

横浜北支部  支部長 : 青木 伊之