「私と空道2019」
- 氏名・所属支部名 諏訪一郎・広島中央支部
② 年齢(2019年5月1日時点) 50歳
③ 職業(具体的な業務内容)
歯科医師(歯科における麻酔の専門医です。通常の治療を意識下で受ける事が困難な方に全身麻酔を活用して治療を行っています。)
④ 出身地 山口県下松市(くだまつし)
⑤ 格闘技・武道歴 柔道・日本拳法
⑥ 空道歴 5.5年
⑦ 家族構成(妻・子の年齢など) 妻:54歳、息子21歳、娘19歳
―前回以前に入賞し以前に「私と空道」アンケートに回答されている方は、設問⑬に進み、それ以降の設問をご回答ください。
⑧ 30 歳以上になって空道を始めようと思ったきっかけは何ですか
大学時代に所属していた日本拳法部でやり残したことが多く、生涯武道を追及するために空道の門を叩きました。また、格闘空手の時代から東先生と大道塾の諸先輩方を尊敬しており、いつかは一緒に学んでみたいという気持ちが強かったからです。
⑨ あなたにとっての空道の魅力とは
格闘技におけるあらゆる要素を網羅した技術体系に、無限の可能性を感じるところです。また、大道塾は東先生の気さくなお人柄を反映していて組織全体が明るく、家族の様な雰囲気で諸先輩方の面倒見もよく、とても気に入っています。
⑩ 仕事・家庭と練習を両立させるうえで工夫していること(家族の理解・評判など)
家から道場までの距離は片道が約90㎞ですが、何とか週一回、通えるように努めています。土曜の夜の練習はカプセルホテルに宿を取り、練習後の道場の方々と酒を酌み交わすことは無上の楽しみです。また、東京に行く機会があるときは総本部のビジネスマンクラスに参加させて頂き、楽しんで稽古しています。遠方の道場に所属し練習に行くことに関して、昔から妻が理解してくれており、大変感謝しています。
⑪ 空道を何歳まで続けようと思っていますか
死ぬ前日まで(往年の雑誌・格闘技通信の中で、とある拳法家のインタビューに「死ぬ前日が最強になっていることを目指しこれからも修行します」という言葉がありました。自分もできる限り続けていきたいと願っています。)
⑫ 「空道」という競技について、この先期待することや提案などあればお書きください
世界中の認知と理解を集めて、オリンピック競技となり、益々発展していってほしいと思っています。
⑬ 他の選手を見て感じることはありますか
当日試合場にあがってきた他の全ての選手に、心から尊敬の念を抱かずにはいられません。特にシニア選手は仕事や年齢、怪我や家庭の事情など、いくらでもやめる理由を作れるにも拘らず、言い訳をせずに当日参加されるだけでも、既に自分との戦いに勝っている勝者だと思量しております。そのような舞台に自分も立てる機会を与えて頂いたことに深い感謝をしております。
⑭ (※前回以前に入賞されている方への質問) 前回入賞した反響などあればお聞かせください。
家族からは「へー、そーなん」位のレスポンスですが、支部内の同じシニア世代の方にはほんの少しだけ前向きな刺激になったような気がします。
⑮ その他自由にお書きください(今回への意気込みや工夫点、空道を続けている理由、その他自由コメント)
中学校の柔道部、大学の日本拳法部を経て、空道に辿り着きました。試合において、かつては自分の弱さを隠すために、憎くもない相手をわざと恨み、対戦相手を破壊するくらいの闘争心をむき出しにして対峙していました。
しかし、毎朝出勤前にミットを持ってくれた近くの同志、大会の準備設営にあたっていただいている方の後姿、無理をしてでも試合場に立つ他の塾生の心意気に触れると同時に、自分の様な半端者が、日本の格闘技界を引っ張ってきた大道塾の大舞台に立つ機会を頂けることを心から有難く思っております。 今回の試合も会場で声をかけて頂いた他支部の方々、手合わせ頂いた御相手のことを心から尊敬しています。ありがとうございました。
仕事以外の社会活動として、現在自分の子供達は小学校・中学校を卒業して地元には居ませんが、地元「おやじの会」構成員として学校や子供達の支援活動、夏休みは近隣の児童を隣の境内に集めてラジオ体操会、民生委員として福祉活動を続けています。空道を続ければ続けるほど、先生、先輩、後輩、同志、地域への感謝の気持ちは大きくなるばかりです。道場訓にあるように、これからも益々「空道の修行を通じ….社会に寄与貢献」していきたいと願っております。
⑯ 練習中、仕事中、上記回答のイメージとなる画像(容量最大1MB 程度/枚)
山口県のゆるキャラ「ちょるる」&「下松おやじの会」の皆さんと朝の挨拶運動後の一コマ