2019.09.10   第11回新潟県選抜空道選手権大会レポート

関連記事:大会結果

長岡支部  支部長 遠藤 英

 

新潟県選抜空道選手権大会のレポートをさせていただきます。

9月8日(日)、会場は長岡市民体育館。前回4月の長岡大会よりも選手のレベルが上がっていることが実感できた大会であった。

U9は、離れて突き蹴り、組み付いて膝蹴りと全選手バランスの取れている戦いであった。決勝は、両者一歩も譲らず休みなく突き・蹴り・膝蹴りを繰り出して引き分けから延長戦へ。延長に入ってからも本戦同様譲らず技を出し続け、すばらしい試合であった。判定4-1で藤代 天選手が優勝した。

U11男子(180未満)は、突き蹴りのパワーで勝負する柳選手と切れのあるハイキックと首相撲を武器に勝ち上がってきた藤代 秦選手が決勝を争った。スピードある力強いハイキックを駆使した柳選手が優勝した。

U11男子(40kg以上、180以上)は、重い突き蹴りで勝負する選手の中、効果的に蹴りを繰り出した高山選手が優勝した。

U11女子は、はっきりとした形で勝ち上がってきた伊関選手と辛くも勝ち上がってきた長谷川選手の間で争われた。決勝では離れては重いキック、組み付いては膝蹴りを効果的に決めた長谷川選手が優勝。

U16は、ワンマッチで同じ組み合わせを2試合した。長谷川選手は、格上の佐々木選手に挑んだが打撃の的確さと寝技に穴のない佐々木選手が効果・有効とポイントを取り2試合とも勝利した。

U19は、序盤に米山選手が鋭い打撃で圧倒するも柔道・レスリングで鍛えた腕力で思い切りのよいパンチを極め、宮沢選手が初戦勝利。2試合目は遠藤選手が打撃で優勢に試合を運ぶも寝技時間が終わったと勘違いしたところに裸締めが決まり一本。3試合目は、遠藤選手がやや優勢に試合を進めたが引き分け延長へ。本戦の警告が響きそのまま米山選手が勝利。

シニアワンマッチも同じ組み合わせを2試合した。試合は、度々清水選手のカウンターストレートが入ったがタイミングのよい投げでペースをつかみ1試合目は3-2という微差であったが2試合目は、寝技からのマウントパンチで効果を取得した蒲澤選手が勝利者となった。

先に述べたように、選手のレベルが前回大会より確実に上がっているのがはっきりと見て取れました。

最後に、スタッフ・役員様のおかげで無事大会を終えることができました。選手・ご父兄様におきましては大変お疲れ様でした。

左から松林義一教育長(おいらせ町)、木村賢一・下田タウン(株)社長、齊藤直飛人会長(県議会議員・元関脇 追風海)