2021年11月21日(日)西日本予選及び西日本交流試合が名張市武道交流館で開催されました。
コロナ禍の影響で2年ぶりの開催となり選手たちも稽古が思うようにできない中、大変な思いをしながらようやくこの日をむかえた事と思います。大会は東塾長の黙とうで始まり東事務局長の見守る中、熱戦が繰り広げられました。では選手たちの活躍を報告させて頂きます。
・ジュニア予選U11・12・13
蹴り技を中心に試合を組み立てる選手が多く、とくに上段廻し蹴りをいかに当てるかを意識している選手が目立った。やはり決勝までいく選手は上・中の蹴り分けや後ろ廻し蹴りなどの技を出すなどまた組技なども巧みに取り入れるといった工夫がみられた。
・ジュニア予選U16
今大会から寝技に締めと関節技が導入され対応できている選手とできない選手の差が大きく、中にはマウントパンチの極めから腕十字で1本をとる選手など選手間の寝技での技術の開きがみられた。
・ジュニア予選U19
激しい試合が多く打撃から投げ寝技など空道ルールにしっかりと対応している選手も多く又、戦略を立てポイントを確実に取る選手などハイレベルな戦いが多くみられた。一方、関節技に対応できない選手など危ない面もみられた。
・女子の部
ワンマッチとなったこの試合は積極的に攻めた渡邉選手が効果2を奪い勝利した。打撃、投げ、寝技の攻防もともに展開があり試合内容も組み立てがしっかりとされていた。
・体力別予選
230以下では本命の小芝選手が決勝でまさかの敗退、中川選手は初戦の勢いのまま優勝した。240以下、ここは誰が優勝してもおかしくない激戦区となった。これを制した曽山選手には大いに期待が持てる。250以下、このクラスは安定した戦いの曽山智輝選手が優勝。260以下、ワンマッチを制したのは効果2を奪った近藤選手が勝利。260超、このクラスは優勝候補の杉浦宗憲選手が見事勝利した。
来年1月22日(土)に開催される2022北斗旗全日本空道ジュニア選手権大会並びに全日本空道体力別選手権大会へ向けてしっかりと技と戦略を練り直し全力で挑んでもらいたいです。最後に会場の進行をしてくださったスタッフの方々や保護者の皆様の熱い声援とご協力をいただきありがとうございました。
西尾支部 榎並博幸