2024北斗旗全日本空道体力別 関東予選・第6回関東地区空道交流大会 結果&レポート

主催:東京都空道協会

会場:雑司ヶ谷体育館

2024北斗旗全日本空道体力別選手権 関東予選

 

【女子220以下】

優勝:大倉萌(吉祥寺)

準優勝:宮梨江(総本部)

 

【男子230以下】

優勝:月東玲真(草加)

準優勝:龍野光海(草加)

 

【男子240以下】

優勝:寺口法秀(横浜北)

準優勝:谷井翔太(横須賀)

3位:家弓慎(誠真会館花小金井道場)

4位:林凌聖(佐久)

 

【男子250以下】

優勝:飯田諭(大宮西)

準優勝:佐藤裕太(横浜北)

3位:三鬼裕太(御茶ノ水)

4位:平田裕紀(東中野)

 

【男子260以下】

優勝:麦谷亮介(行徳)

準優勝:江刺家奨(総本部)

 

【男子260超】

優勝:宮原穣(東中野)

準優勝:遠藤誠(御茶ノ水)

 

 

第6回関東地区空道交流大会

 

【U7男子の部 新人戦】

優勝:内藤璃大(新宿西)

準優勝:氏家豪心(新宿西)

 

【U9男女軽量の部 新人戦】

優勝:矢野陽太(大田)

準優勝:田中瑠(総本部)

3位:越前利久(大田)

 

【U9男女重量・U10男子混合の部 新人戦】

優勝:根本理来(新宿西)

準優勝:新井結人(新宿西)

 

【U12男子軽量の部 新人戦】

優勝:木内桜士朗(香取)

準優勝:境竜樹(高尾)

 

【U12男女中量の部 新人戦】

優勝:阿部謙心(日立)

準優勝:後藤杏(総本部)

 

【U12男子重量・U16男子軽量混合の部 新人戦】

優勝:大谷來希(香取)

 

【U16男子重量の部 新人戦】

優勝:中田翔和(総本部)

 

【U19女子・一般女子混合の部 新人戦】

優勝:海発千洋(新潟)

 

【U19男子の部 新人戦】

優勝:塗茂幹大(新潟)

 

【U9男子軽量の部】

優勝:酒井悠翔(大田)

準優勝:木下陽雄(総本部)

 

【U9男子重量の部】

優勝:小島由路(新宿西)

準優勝:根本燎(総本部)

 

【U10男子軽量の部】

優勝:吉田真風(総本部)

準優勝:佐藤獅(総本部)

3位:長谷部敬心(吉祥寺)

 

【U10男子重量の部】

優勝:大森奏(総本部)

準優勝:早川斗騎(新宿西)

3位:高山結七朗(新宿西)

 

【U11男子軽量・U12女子混合の部】

優勝:鶴谷匠海(総本部)

準優勝:平林己知(総本部)

3位:髙塚理仁(総本部)

 

【U11男子重量の部】

優勝:酒井駿太朗(大田)

準優勝:岡田凌太朗(新宿西)

 

【U12男子軽量・U12男子重量・U13男子軽量の部】

優勝:藤原悠聖(日立)

準優勝:早川拳志朗(新宿西)

 

【U13男子重量混合の部】

優勝:内藤雄星(新宿西)

準優勝:吉田琉雅(草加)

 

【U16男子軽量の部】

優勝:金澤健吾(大田)

準優勝:藤代天(長岡)

3位:林大貴(新宿西)

 

【U16男子重量の部】

優勝:佐藤大峨(総本部)

準優勝:藤代秦(長岡)

3位:松木玄矩(新潟)

 

【U19男子軽量の部】

優勝:青木秀真(総本部)

準優勝:石川佳真(横須賀)

 

【U19男子中量の部】

優勝:佐川陽人(香取)

 

【U19男子重量の部】

優勝:小笠原悠弥(大宮西)

 

【ビジネスマンクラス軽量の部 新人戦】

優勝:椛澤正人(三鷹)

 

【ビジネスマンクラス中量の部 新人戦】

優勝:鈴木賀久(横須賀)

準優勝:上野拓也(吉祥寺)

 

【ビジネスマンクラス重量の部 新人戦】

優勝:山口聡司(栃木南)

 

【ビジネスマンクラス超重量の部 新人戦】

優勝:栗田文穂(新ゆり)

準優勝:山口聡司(栃木南)

 

【ビジネスマンクラス軽量の部】

優勝:窪田実(横浜北)

準優勝:小林正道(長岡)

 

【ビジネスマンクラス中量の部】

優勝:今田知宏(行徳東中野)

準優勝:柿澤雄二(新宿西)

3位:中尾正勝(吉祥寺)

 

【ビジネスマンクラス軽重量の部】

優勝:矢間啓三(杉並)

準優勝:小林一也(吉祥寺)

3位:関川洋介(日立)

 

【ビジネスマンクラス重量の部】

優勝:宮﨑弘人(つくば)

準優勝:村野智之(行徳)

 

【一般男子軽量の部 新人戦】

優勝:市川浩文(総本部)

準優勝:岩渕莞人(早稲田)

 

【一般男子中量の部 新人戦】

優勝:陳友斌(小岩)

準優勝:髙橋太一(水戸)

 

【一般男子重量の部 新人戦】

優勝:牛島実(行徳東中野)

 

【一般男子の部】

優勝:新井大輝(御茶ノ水)

準優勝:瓜生敢(大田)

 

2024北斗旗全日本空道体力別選手権関東予選&第6回関東地区空道交流大会

2024年3月17日(日)、東京都豊島区・雑司ヶ谷体育館にて開催された、2024全日本体力別の関東地区予選のエントリーは43名。コロナ問題が完全には収束していないこともあってか、まだまだ、コロナ問題が起きる前よりは出場者数が少ない状況だが、一方で、同時開催された交流大会では、一般やシニアで12カテゴリーが実施され48名がエントリー、ジュニアで23カテゴリーが実施され76名がエントリーしていた。技術レベル×年齢・性別×体重(もしくは身体指数)によって合計で41に細分化されたカテゴリーにおいて、167名がエントリーしたというかたちは「ジュニアからシニアまで裾野が広がり、その上部に北斗旗全日本予選が存在するという理想的な競技人口ピラミッドが出来上がってきた」と捉えることができる。一方で、トップ(北斗旗全日本や世界選手権)を狙うカテゴリーの競技者人口が減っていくようであれば、やはり問題ではある。他のスポーツをみても「ビギナー層は人口が多いのに、それ以外では、ごく少数のトップを狙える立場の人材が競技を継続しているのみで、中間層が薄い」といった競技層のドーナツ化現象が起こったことで、競技普及・競技レベルの向上が妨げられているケースは多い。レベルに応じてカテゴリーを細分化した大会の実施回数を増やすこと、より出場しやすいエントリー方法の構築、より出場しやすい大会開催日・時間の設定、結果や試合映像をSNSで拡散し選手のモチベーションを高めること……など、運営サイドには自他共栄の慈愛に満ちた施策を求めたい。

大道塾御茶ノ水支部 支部長 朝岡秀樹

全日本体力別予選、入賞者。上列左から佐藤、飯田、江刺家、麦谷、遠藤、宮原。前列左から宮、大倉、龍野、月東、谷井、寺口

-230。決勝で、同じ道場の後輩・龍野(青)を腕十字で下した月東が労いの言葉を掛ける

 

-240決勝。後ろ回し蹴りで谷井を攻める寺口(青)。本戦は旗判定2(寺口)-1で延長に突入したが、寺口が右フックで効果を2つ奪い、勝利を決めた。

-250決勝。19歳にして3試合を勝ち抜き決勝進出を果たした佐藤(白)からマウントパンチで2度、効果を奪った飯田が完勝。スピードと打撃フォームの美しさを誇るジュニアクラス出身者を、ベテランがインサイドワークで丸め込んだ、空道ならではの面白さに満ちた試合だった。

-260決勝。江刺家(白)から、右ストレート、左フック、右フックでそれぞれ効果を奪った麦谷が、3ポイント先取によって試合をストップさせた(全日本予選においては、本戦へ向け、ダメージの蓄積を避けるため、片方の選手が3ポイントを獲得した時点で試合が終了となる)。

 

270+決勝。フルコンタクト空手において全日本を制した宮原(白)が腕十字で一本を奪取!

女子-220リーグ戦。大倉(青)が得意の上段前蹴りで宮をのけ反らせる。旗判定4-0で勝利。

 

午前中の2時間ほどを割いて実施したジュニア部門の入賞者。少年少女の付き添いのために休日に試合会場に足を運ぶ父兄の負担を考えて、ジュニアはジュニアだけで時間枠を取って大会を実施し、集合から解散までの時間を短く収めたことは、競技普及に繋がるホスピタリティーといえよう。