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平成30年9月2日(日)、台東リバーサイドスポーツセンターにて「第66回大道塾関東地区交流試合」が開催された。
ジュニア部門ではU6からU16までの7カテゴリーに、20の支部から52名が参加。
熱戦を繰り広げた。
特に低年齢層の選手が多く、U9では全カテゴリーを通じて最多の19名がエントリー。体重により2クラスに分けての開催としたほどだった。
低年齢層のジュニア部門では、同じ年齢であっても体格差が大きく、技術の高い小さな選手がなかなか優勝できないようなケースもよく見られることを考えると、望ましいこととも言える。
北海道・東北の後を追う立場の関東地区としては、他カテゴリーも選手層が厚くなっていくことに期待したい。
試合そのものの概観としては、技術レベルの高さと、試合ルール・礼法の定着度の低さが目を引いた。
相手の蹴りをかわしてからの反撃や、つかんでの打撃など、ジュニア世代にも「空道」の闘い方が浸透していることには驚きを覚えた。
これは全支部に共通して言えることだと思うが、強いて言えば総本部の近年のレベルアップは凄まじいものがある。やはりジュニア上がりの職員・寮生の指導が成果を挙げているのだろうと思われる。
僭越だが、各支部長方には積極的に学んでいただきたい。
一方、基本的なルールや礼法が身についてない選手が散見されたことは残念である。
閉会式で渡辺慎二 浦和他支部長が仰った通り、礼儀が出来ている選手が成績を残していると思われる。
交流戦ということもあり、あまり指摘はされなかったが、ローキックの連打や顔面パンチなど、特にトーナメント序盤では多く見受けられた。
また、礼法が間違っている、所定サポーターの着用がないなど、各支部の努力で無くせる指摘もある。
やはり各支部の努力に期待したい。
しかしながら、全体を通してハイレベルと言っていい試合だったと感じた。
押忍
吉祥寺支部 小野 亮