9/12~9/17にスペイン(バルセロナ)にて行われた「バルセロナキャンプ」に高橋首席、長田賢一塾長、選手三名(佐々木、林、小野寺)と同行させていただきましたので、ご報告いたします。
今回のキャンプは基礎練習から選手向けまで幅広い練習メニューを行いました。参加国はスペインをはじめ、フランス、イタリア、キューバ、マルタ、イギリス、日本の7カ国で、約90名が参加しました。また、日本から佐々木龍希(23’世界準優勝、23’全日本無差別準優勝)、小野寺玲奈(23’世界優勝、24’全日本体力別優勝)、林洸聖(24’全日本体力別優勝)の日本のトップ選手3名が海外選手との対人経験を積むために同行しました。
【主なスケジュール】
9/12(木) 移動
9/13(金) 観光、各国集合
9/14(土) ヨーロッパキャンプ(午前、午後)
9/15(日) ヨーロッパキャンプ(午前、午後)、さよならパーティ
9/16(月) 移動
9/17(火) 帰国
【ヨーロッパキャンプ】
今回は、初めと終わりの礼から、全体の指導、号令掛けを自分が務め、首席と塾長には補佐役や初心者の指導をしていただきました。
初日の午前稽古は、基本稽古、受け身から始まり、主に基礎的な投げ技、簡単な打撃から投げまでの流れを細かく指導しました。海外ではMMA的な組みの展開が多く、道着を上手く使えていないので、基礎からきちっと指導できたのは、よかったと思います。午後は首席が新宿支部長の時に行っていた移動稽古を行いました。様々なコンビネーションを大きく強く早く反復できる打撃の基礎を作るために非常に良いトレーニングでした。
2日目は午前午後共に、選手向けの対人稽古をひたすら行いました。試合を意識した対人稽古、様々なシチュエーションを考えたスパーリング、通常のスパーリング、組み寝技に特化したスパーリング、ノーギの立ちレス、参加した皆さん燃え尽きていました。
海外の選手のフィジカル面、技術面など、指導している側の自分よりも、実際に手合わせした日本選手たちが1番よくわかったと思うので、その辺については選手の遠征レポートをご覧ください。
【最後に】
東孝初代塾長と東恵子事務局長、その当時の先輩方が大道塾、空道を海外に広めるために飛び回り、様々な方との繋がりを作ったり、支部を開いたり、大きな土台を作ってくれたからこそ、このように海外へ色々と遠征に行ける”今”があるのだと思う。選手は、ただ自分は強いから遠征メンバーに選ばれたんだという思いだけでなく、過去の様々な方達の頑張りのお陰で、こうして代表として、海外に行く貴重な経験をもらっているという感謝の気持ちを持って、今後も頑張ってほしいと思います。
最後に、首席、塾長、龍希、玲奈、洸聖、大変お世話になりました。ありがとうございました。
いつも陰ながらサポートしてくださる事務局長、由美子事務局次長ありがとうございました。
また、1週間後にベトナム、1ヶ月後にアルメニアと続きますが、大道塾、空道の発展のため、精進いたします。
今回の遠征では、撮影も同時に行い、ハイライト動画を作成してみましたので、是非ご覧ください。楽しく厳しく眠いヨーロッパキャンプでした!