アルメニアのエレバンにて行われた「KUDO Eurasian Cup 2024」に参加してきましたので、ご報告させていただきます。
【主なスケジュール】
10/16(水) 日本出国、移動
10/17(木) 移動、アルメニア入国
10/18(金) 選手計量、ADセミナー、審判講習会、支部長会議、支部長夕食会
10/19(土) 大会(U13、U16)
10/20(日) 大会(U19、一般部)、さよならパーティ
10/21(月) 支部長審査会
10/22(火) アルメニア出国、UAE入国、セミナー
10/23(水) UAE出国、日本帰国
【レポート】
今大会は全13カ国(アルメニア、アルジェリア、オーストラリア、チェコ、フランス、ジョージア、インド、イラン、日本、カザフスタン、キルギスタン、マルタ、ロシア)から選手が集まり、アルメニアのエレバンにて開催されました。今回の醍醐味はなんといっても国際大会にロシアが久しぶりに復活するというところです。2009第3回世界大会は全階級、2014第4回、2018第5回の世界大会では8階級中7階級を制覇した強豪国です。そのロシア選手と今の日本トップ選手が対戦した時にどうなるか、今回の対戦結果が次回の世界大会への方針を示す基準になると考えていました。
大会全体を通して、感じたことは、結果を見ればロシアが1階級をのぞいて、その他の階級で優勝しました。しかし、内容は前とは違い、ロシアの選手も他の国の選手にかなり苦戦していました。完全にロシア一強という感じではなくなってきていて、空道に新しい流れがきていると感じました。
現に今回、日本から出場した曽山はカザフスタンに敗れ、中川はジョージアに敗れました。また、佐々木も準決勝でカザフスタンの選手相手に判定3-2でなんとか勝利したものの、内容はかなり厳しいものでした。また、今回特に驚いたことが、二点ありました。一点目はインドの選手がかなり強くなっていたことです。ロシアの選手が苦戦していた試合もありました。二点目はU19が一般部と遜色ない試合をしていたことです。U19は各国かなりパワフルでアグレッシブルに攻めてきますし、スピードもあります。現時点で日本のU19の選手と比べるとかなりのレベルの差を感じました。
【最後に】
総本部寮生の佐々木龍希がロシアを圧倒して優勝したことは非常に大きいことです。また、女子の小野寺玲奈もロシア選手と決勝で好勝負をして、次は勝てそうな感じもありました。曽山遼太、中川昇龍は紙一重のところでの敗退でしたが、全然負けているという感じでもありませんでした。
いつも教えてくれる先生や先輩方、練習相手をしてくれる同期や後輩、支えてくれる保護者、海外で試合ができるようになるまでに団体を大きくしてくださった東孝創始者をはじめ諸先輩方、後援会の皆様、などなど、1人で強くなったわけではなく、たくさんの方々のお陰で今の自分があるのだということを自覚し、感謝の気持ちを忘れないでほしいと思います。今回の様々な経験を次回に活かせるよう、しっかり自己分析をして、自分はもちろん、次の世代にも伝えていってほしいです。
細かい内容や海外選手については、選手のレポートをご覧ください。海外の選手と戦って、直に感じたことなど、それぞれあると思いますので、私からはこんなところでレポートを終わりたいと思います。
今回は事務局的な立場でもあったため、役割が倍で、大変でした。前のように遠征にはちゃんと事務局がいた方が良いなと思いました(^_^;)
最後に、首席、塾長、平塚さん、小川先輩、コノネンコ先輩、龍希、玲奈、曽山、昇龍、大変お世話になりました。ありがとうございました。
いつも陰ながらサポートしてくださる事務局長、由美子事務局次長ありがとうございました。
【遠征の様子を写真で】
日本チーム!
試合前の緊張感のある選手たち
おしゃれなメダル
エレバンの写真
決勝戦、ロシア選手に勝利した瞬間!
UAEのドバイでセミナー
ドバイの街並み
世界一高いビル(ブルジュハリファ828m)の前で俺が一番だとアピールするユーラシアチャンプ!!