東孝の格闘空手 空手リアルアーツシリーズ ⑤ VOL5 2025年10月2日 by 大道無門 この対談は『月刊空手道』(福昌堂発行)1985年2月号に収録されたものです。肩書は掲載当時のものです。2 解説・指導 大道塾代表・東孝 ●協カー長田賢一、佐和田亮二、賀上賢一空手道リアル・アーツシリーズ⑤新世紀の空手!格闘空手を謳う東孝が今、超実戦空手の極意を公開 スーパーテクニック講座 第5弾! 格闘コンビネーション第三章左の蹴りからの連繋 分解 蹴りを受け、パンチで飛び込もうとする相手の出鼻をカウンターで極めるこれは左前蹴りからのオーソドックスなパターンである。さっきから述べているように、蹴りで仕掛けると相手が右ストレートのカウンターで飛び込んでくる場合が多い。そこで左前蹴りをフェイント気味に出し、相手の右パンチを流して同時に右ストレートを入れる(2)。 この場合、相手が自分より長身なら腰を落し左腕を上げて右ストレートをかわし、(写真3-A)また相手が自分より短身なら左腕で内側に払い(写真3-B)パンチを出すのが肝要である。これは相手の前進に対するカウンターになるので 大きなダメージを与えられる。次に定石通り左アッパー(または左フック)をボディに入れ、最後に体重を乗せた右肘を顔面に極める。